ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2
ー???(5/29/?)ー
結「こちらです。足元にお気をつけください。」
柳「まだまだ足腰は大丈夫だ。そこまで耄碌(もうろく)しておらん」
結「こ、これは失礼いたしました。ドクター柳」
颯天「ちょっとよたついたフリして結ちゃんに抱きついたりしたらいいのに」
結「颯天…」
颯天「冗談ですって」
柳「ほっーほっほ。お若いのこの柳は人生を医学に捧げてきた。今さら女体になど興味が沸かんさ。私が人の身体に触れても感じるのは何処に異常があるかどうか、裸体を見ても中身(内蔵)しか見えんようになりましたわい。」
颯天「は、はぁ…なんかすいません。」
柳「なになに、私の恋人は医学じゃからな。なにも苦労はしてはおらんよ。妻には苦労をかけましたがなぁ。まぁ今では別居しておりますしな。ほっーほっほ。」
颯天「……(うわちゃ~このジイさん、俺の苦手なタイプだ。)」
柳「苦手な人間のひとりや二人おるもんじゃ。」
颯天「え!?」
柳「ほっーほっほ。では、入らせてもらいますぞ。」
カシュン…
颯天「……結ちゃん」
結「ちゃん付けしないで。なに?」
颯天「俺、今声に出してた?」
結「なんの話よ。」
颯天「いや…」
柳「よっこいしょ。遅れましたかのう。」
匣「いやぃやいゃ、高名でお忙しい名医柳翁を呼び立てたんだからねぇ。多少の遅刻くらい僕は一切気にしないさぁ。この数分の間に風前の灯火に近い僕の寿命が尽きたとしてもそれは仕方ないことだからねぇ」
ミハイル「ガツガツガツ…ゲフッ!くたばるなら通帳は僕が預かっていてやるぞ」
匣「おぇ、なんとやさしいのだろぉ。けど、安心してくれたまへ、親友のミハイル。僕が死んだらすべての資産は寄付する手はずだからね。くひひひ。」
ミハイル「なんてバカな…」
柳「ほっーほっほ。若者が死の話や金の話しなどなんと生臭いことか。」
ミハイル「じゃかぁーしい!僕はお金が大好きなんだ!」
柳「それで、今日の議題はなんだ?」
匣「あぁ、神経シナプスの異常が脳神経を介入して痴呆になりやすい新説が出ているのをご存じかな?」
柳「もちろんじゃ。その研究はわしの教え子も加わっとるからの。」
匣「きひひ。なるほど流石は高名な…」
ミハイル「なら、話は速い。僕はこの記事を見てすぐにある薬を作った。それがこれだ。」
柳「ふむ、薬だけを見せられてもなんともいえませんがのう。」
ミハイル「わーとるわい。これはテルトローパとコルクラの成分を合わせた物だ。つまり、これを飲めばシナプスの異常を緩和させることができるんだ」
柳「ふむ……で、それを作ろうとしてどんな薬になったんじゃ?」
ミハイル「何故だかわからんがしょーもないギャグをいうようになる薬になった。」
匣「君は天才すぎるから効能が359度まで回ってしまってるのだろうね」
柳「なるほど、あと1度進まないのが残念な部分なんじゃな」
ミハイル「おのれら~」
結「こちらです。足元にお気をつけください。」
柳「まだまだ足腰は大丈夫だ。そこまで耄碌(もうろく)しておらん」
結「こ、これは失礼いたしました。ドクター柳」
颯天「ちょっとよたついたフリして結ちゃんに抱きついたりしたらいいのに」
結「颯天…」
颯天「冗談ですって」
柳「ほっーほっほ。お若いのこの柳は人生を医学に捧げてきた。今さら女体になど興味が沸かんさ。私が人の身体に触れても感じるのは何処に異常があるかどうか、裸体を見ても中身(内蔵)しか見えんようになりましたわい。」
颯天「は、はぁ…なんかすいません。」
柳「なになに、私の恋人は医学じゃからな。なにも苦労はしてはおらんよ。妻には苦労をかけましたがなぁ。まぁ今では別居しておりますしな。ほっーほっほ。」
颯天「……(うわちゃ~このジイさん、俺の苦手なタイプだ。)」
柳「苦手な人間のひとりや二人おるもんじゃ。」
颯天「え!?」
柳「ほっーほっほ。では、入らせてもらいますぞ。」
カシュン…
颯天「……結ちゃん」
結「ちゃん付けしないで。なに?」
颯天「俺、今声に出してた?」
結「なんの話よ。」
颯天「いや…」
柳「よっこいしょ。遅れましたかのう。」
匣「いやぃやいゃ、高名でお忙しい名医柳翁を呼び立てたんだからねぇ。多少の遅刻くらい僕は一切気にしないさぁ。この数分の間に風前の灯火に近い僕の寿命が尽きたとしてもそれは仕方ないことだからねぇ」
ミハイル「ガツガツガツ…ゲフッ!くたばるなら通帳は僕が預かっていてやるぞ」
匣「おぇ、なんとやさしいのだろぉ。けど、安心してくれたまへ、親友のミハイル。僕が死んだらすべての資産は寄付する手はずだからね。くひひひ。」
ミハイル「なんてバカな…」
柳「ほっーほっほ。若者が死の話や金の話しなどなんと生臭いことか。」
ミハイル「じゃかぁーしい!僕はお金が大好きなんだ!」
柳「それで、今日の議題はなんだ?」
匣「あぁ、神経シナプスの異常が脳神経を介入して痴呆になりやすい新説が出ているのをご存じかな?」
柳「もちろんじゃ。その研究はわしの教え子も加わっとるからの。」
匣「きひひ。なるほど流石は高名な…」
ミハイル「なら、話は速い。僕はこの記事を見てすぐにある薬を作った。それがこれだ。」
柳「ふむ、薬だけを見せられてもなんともいえませんがのう。」
ミハイル「わーとるわい。これはテルトローパとコルクラの成分を合わせた物だ。つまり、これを飲めばシナプスの異常を緩和させることができるんだ」
柳「ふむ……で、それを作ろうとしてどんな薬になったんじゃ?」
ミハイル「何故だかわからんがしょーもないギャグをいうようになる薬になった。」
匣「君は天才すぎるから効能が359度まで回ってしまってるのだろうね」
柳「なるほど、あと1度進まないのが残念な部分なんじゃな」
ミハイル「おのれら~」