ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ー小鳥遊邸(5/26/夜)ー

悠「ただいま…。」

真桜「おかえ……背中のはなんだなの」

悠「酔っぱらい」

柚「にゃはははは~。よってらいにょ~」

悠「酔っぱらてるやつは総じてそういうんだよ…」

真桜「どこで拾ってきたなの。というか、幼子に酒を飲ませるななの」

柚「おにゃーしゃんはおしにゃごにゃありまーせーん」

真桜「何をほざいてるなの?」

悠「話がややこしくなるから静かにしててください…。この人はこのナリでおれより歳上だ」

真桜「合法ロリか…なの」

悠「リアル幼女がロリとかいいなさんな…」

真桜「で、それはどうする気なの」

悠「今晩はうちに泊まってもらう方向で」

柚「ゆー君のえっち」

悠「なんでそれだけハッキリ言えるかな!!」

真桜「仲がよろしいことでなの。外で寝袋でいっしょに寝たらどうだなの」

悠「なにその罰は…。はぁ、デコ」

楓子「はいやよ。」

悠「柚さん頼む。駒狸さんは水のませてやってくれ。」

駒狸「わかりました」

柚「うな~」

真桜「なんで面倒見てるなの?」

悠「酔ってるのに店に放置する訳にもいかないだろ。」

真桜「酔い潰したのはお前だろなの」

悠「ちゃう、ちゃう。あのひと、かなり酒強いんだもん。カパカパ飲んでたのに普通にしてたのに急にああなっておれも驚いた次第だ」

真桜「なんにしてもいっしょには飲んでいたわけなの。」

悠「それには…反論できません。」

真桜「毎日、毎日、毎日、毎日、毎日飲み歩いてどうするなの?なんなの?バカなの?死ぬのなの?」

悠「……」

灼羅「オヌシはいつも説教されておるな」

悠「助けて灼羅たん。」

モフモフ、モフモフ、モフモフ

灼羅「まず、耳をモフるでない!そもそもそれがひとに物を頼むときの態度か!」

真桜「まったくなの。」

モフモフ
灼羅「右と左で耳をモフモフすなー!」

柚「なにこれー!かあいいにゃー!」

灼羅「わっ!?なんじゃ!」

柚「猫娘だにゃ~」

灼羅「誰が猫じゃ!わっちは狐じゃ!」

悠「よかったら、今日は灼羅たんを抱き枕に寝てください」

灼羅「うぉい!なにを勝手に」

柚「そーするー」

灼羅「こっちもこっちで…そもそも誰じゃ!」

柚「にゃはははは。ねーこーねーこー。」

灼羅「狐じゃというとろうが!」

悠「デコ、二人を客室に案内してあげてくれ。」

楓子「合点承知やよ!」

灼羅「待てゐ!」

柚「てゐは兎。」

灼羅「なんでそこは冷静なんじゃ!こら、デコも連れていくな、誰かわっちの話を聞かぬかーー!」

悠「いいなぁ、女の子がキャッキャうふふしてるのは」

真桜「阿鼻叫喚の間違いじゃないかなの?」

悠「さて…じゃ、おれはもっかい出掛けてくるかな」

真桜「この鉄砲玉が…なの」
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