ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(5/15/夜)ー

千世子「あんちん、あんちん。」

悠「あー?」

要「なにかな?」

悠「いや、要ちんじゃないよ」

要「なんだと…」

千世子「このひと誰なのだ?」

悠「神崎要。魔法使い。ロリコン。」

要「よろしい戦争だ」

悠「あと、今週末一周年する」

要「そうやって宣伝をおりまぜるところは悪くない。」

千世子「なんの話なのだ?」

ともき「大人の話かな。」

悠「まぁ、いちおう自己紹介しとけ」

千世子「大葉千世子なのだ」

要「神崎要だよ。よろしくね」

千世子「よろしくなのだ」

悠「はい、じゃああたま拭くぞ。」

ワシャワシャ、ワシャワシャ

千世子「あ~う~」

要「やっぱり戦争だ」

ともき「なんでだよ」

真桜「小娘を膝のうえから引きずりおろすのなら真桜も手伝ってやるなの」

ともき「こっちはこっちで別の私怨だし…」

要「千世子ちゃん、千世子ちゃん俺の膝も空いてるよ」

千世子「千世子はここがいいのだ」

要「ちっ…貞子髪が」

悠「おれに当たるなよ…あ、じゃあ真桜膝に乗せればよくね」

澪「あい変わらず事態を悪化させる発言するよな」

ともき「不治の病みたいなもんだよ」

要「真桜ちゃん!」

真桜「下心丸出しのヤツは嫌なの」

要「ないよ!?ただ小さい子を座らせたいだけだよ!」

真桜「というわけで…」

要「無視られた」

真桜「小娘が退いて、真桜が悠の膝に座るなの」

千世子「意味がわからないのだ!千世子が先に座ってるのだ!」

真桜「そこは真桜の指定席なの」

悠「いや、マリオの指定席だぞ」

ともき「それはそれで間違ってるだろ」

要「お兄さんの膝空いてるよ」

真桜「ブリッジしたら座ってやる(かもしれない)なの」

要「よしきたー!さ、バッチコーイ!」

真桜「小娘あっちにいけなの」

千世子「嫌なのだ。それに小娘、小娘って千世子は千世子なのだ」

真桜「興味ないなの」

ともき「……あのさ、もうふたりとも膝に座ったらいいんじゃないか?右と左で」

悠「ふむ。それがいいな」

千世子「千世子はそれでもいいのだ」

真桜「しかたねぇから納得してやるなの」

悠「じゃあ、任せた」

千世子「え?」

ともき「ん?」

真桜「は?」

悠「よいしょ」

要「ぐぉ…お、重いっ!?」

ともき「はて…なんで俺の膝に二人が座ってるんだ?」

真桜「真桜も予定と違ってて驚いてるなの」

ともき「…髪拭こうか?」

千世子「おねがいしますなのだ」

悠「ふぅ、なかなかいい座り心地だな」

要「くおぉ…重い重い…ぜんぜんなっとくできねぇ~」
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