ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(5/15/夜)ー

真桜「邪魔するなの」

要「ども。神崎要です」

美喜「いらっしゃい。……なんで今さら自己紹介?」

要「さぁ…なんでだろうか」

澪「買い物の帰りみたいだけど、雨にあわなかったのか?まだ降ってるだろ」

要「俺がそばに居て真桜ちゃんに雨粒のひとつも当てさせる訳がない」

澪「はい?」

美喜「そういえば二人で買い物してたの?」

真桜「いや、真桜が帰ってたらあったなの」

美喜「え…?」

要「いやいや、待ち伏せとかじゃないぞ。たまたま、たまたま会ったんだよ。偶然的にバッタリと」

澪「そこまで否定したら逆に怪しいって…」

真桜「変なこともされてないし、荷物も持って、雨にも濡れなかったから真桜的には問題なしなの」

要「イエス!真桜ちゃんが好感触!」

澪「確かに濡れなくてよかったな。」

美喜「真桜ちゃんが濡れたら透け透けレベルが違うものね」

要「ピクッ」

澪「白のノースリーブワンピだし。しかも、かなり薄い」

真桜「下着も白だから濡れたらほぼ肌色なの」

要「……」

澪「出会うタイミング間違えたとか思ってないよな?」

要「……まさか。」

真桜「妙な間があったのは忘れてやるなの」

要「おすっ!」

悠「ちぇき~いやぁ~雨だな雨」

ともき「雨だな雨じゃねぇよ…」

千世子「びちゃびちゃなのだ…」

美喜「あーあ、ずぶ濡れじゃない。澪、タオル」

澪「はいはい。」

ともき「傘ぐらいもっとけよな。お前はともかく大葉ちゃんが風邪ひくだろ。」

悠「いや、だって…」

千世子「フフフ、千世子が呪術に必要な暗黒魔術の書物を魔導図書で閲覧検索をしていたら、運命に引かれた千世子の半身たるあんちんが召喚されて手伝いをしたのだ」

ともき「つまり、訳すと本屋で悠とばったり会って本を探してたでいいのかな?」

悠「ああ。いつもながらともきの理解力と解読力には頭がさがるわ」

千世子「クシュン…」

悠「っか、バカいってると、風邪ひくぞ。ほら、白衣脱いで膝座れ。あたま拭いてやるから」

千世子「うん♪」

要「おい、コノヤロウ」

悠「あー?あ、要ちんじゃん。」

要「次から次へと小さいこと知り合いやがって…」

悠「えぇ…久々に顔会わせての初っぱながこんな絡みってどうよ…」

真桜「ちっ…」

ともき「真桜ちゃん…舌打ちしないの」

美喜「貧乳から巨乳まで揃えるのが趣味なのよね」

悠「いや、むしろハーレムにはすべてを揃える義務がある」

要「まて、真桜ちゃんは貧乳ではなくつるぺただ!」

ともき「いいのか?」

真桜「まぁ、事実だからいいなの。悠はあとで押し入れのドアで挟むけどななの」

ともき「どーゆーこと!?」
51/100ページ
スキ