ｰラスタ･ラヴ(5/12/夕)ｰ

悠「立ち聞きって趣味が悪いよな」

鈴猫「反省してます」

優日「立ち聞きじゃないよ座ってたし」

悠「落語の落ちみたいなこというな」

優日「まぁ、気にしなくていいよ」

悠「気にはしないが、気になるっーの」

美喜「どっちよ…」

悠「イタズラするのはいいけど、されるのはいやみたいな感じだよ」

優日「わがままだなぁ」

悠「あれ、なんかいつの間にかおれが悪いみたくなってない？ねぇ？」

優日「悠は黒！」

悠「なんでジャッジメントされた！？っか、それ久しぶりだな…」

優日「鈴猫さんは白！もう真っ白！純白！」

鈴猫「あ、ありがと？」

悠「その純白は…下着のカラーの話ですか？」

鈴猫「違います！」

優日「えっと…たしか、ピンむぎゅ」

鈴猫「優日ちゃんもなに発表しようとしてるの！？」

悠「あれ、そういやなんで優日が鈴猫の下着のカラーを知ってるんだ？」

優日「鈴猫さん、昨日うちに泊まってたから。いっしょにお風呂入った時に確認を…」

鈴猫「なんの確認されてたの！？」

悠「なんだよ。そんな百合百合展開、お兄さんは認めませんよ。混ぜてください。」

優日「えっちいのはダメ～。」

鈴猫「そもそも百合百合展開って…」

悠「手を繋いでゴロゴロしたり、ごはん食べさせあったり、いっしょに風呂入ったり、いっしょにトイレ、ベッドで濃厚に絡み合ったり…」

優日「後半がなければ良かったのに」

悠「じゃあ、後半はおれも混ざるというのでいかがでしょうか」

優日「どうします？」

鈴猫「な、無い！そんなこと無しです！ぜったいに！」

優日「提案は却下です」

悠「残念だ。」

鈴猫「(ざ、残念って……じゃあ、悠は私と優日ちゃんをい、いっぺんに…いっしょにあんなことや、こんなことを……)」

悠「まぁ、冗談は置いといて。」

鈴猫「冗談！？」

悠「ビックリした…。いつもの冗談だよ。そんな怒るなよ。」

優日「鈴猫さん、首トントンします？」

鈴猫「だ、大丈夫…」

悠「え、たか、二人ってそんな仲良かったか？」

優日「仲良いよ。ね？」

鈴猫「うん。優日ちゃんよくウチのお店にも来てくれるし。」

悠「ほむ…いや、ふむ。いつのまにか百合百合してたんだな」

鈴猫「だから百合百合はしてません。」

優日「悠こそ稲葉ちゃんと密談してたじゃん」

悠「あれは密談じゃなく……なんだろう、世間話？」

鈴猫「遠巻きに聞いててそんな感じには思えなかったけど…」

悠「うーん、難しいところだな。正直、なにも考えずに話してただけな気もするし……やっぱり世間話のカテゴリーかな」