ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(5/10/夜)ー

拳二「ん…?おっ?」

澪「どうかしました?」

拳二「ヤニ切れだ。悪りぃが、買ってきてくれねぇか?」

澪「いいっすよ。シンセンですよね?」

拳二「おう。釣りは駄賃にしてくれ」

澪「どうも。じゃあいってきます。」

崇「お前も悪癖が直らないな。」

拳二「煙草は悪癖じゃなく、ニコチン補給剤だ。クスリなんかよりよっぽどマシだぜ」

美喜「どっちにしても身体に良いものじゃないでしょ…」

悠(女)「ちぇき~。ユウチャンダヨ~」

拳二「おぅ。チャイニーズパブのねぇちゃんみてえなしゃべり方だな。」

悠(女)「お前が普段いってる店とディティールがよくわかる発言だわさ。」

拳二「かっかっか。悠がいってたぞ。中国娘はチャームングだってよう」

ムギュムギュ

悠(女)「チャーミングだよ。チャームンクて…叫びの絵画かよ。っか、ひとの乳もみしだいてんじゃねぇぞ!」

拳二「かっかっか。気にすんな。気にすんな。」

ムギュムギュ

悠(女)「気になるわ!触んな!ったく、金とるぞ」

拳二「いくらだ?」

悠(女)「黙れ、財布出すな。」


拳二「かっかっか。お前ってB…いや、Cか?」

悠(女)「C~Dをいったりきたりだよ。」

拳二「なるほど……ゆう。」

悠(女)「あー?」

拳二「守備範囲だ」

悠(女)「うるせぇよ。お前の守備範囲なんか知らねぇし知りたくねぇよ。もう口開くなよ。」

拳二「そうツンケンすんなよ。なぁ、崇。」

崇「……」

悠(女)「めっさ興味なさげだな…」

崇「……あぁ。漫才なら気にせず続けろ。」

悠(女)「漫才やしとらんわい!」

崇「……」

悠(女)「はい。無視いただきました。」

拳二「崇は女に興味ねぇからなぁ。人生の八割いや、九割は損してるよなぁ」

悠(女)「確かにそれは損してるな」

崇「興味がないわけじゃない。たが、いちいち騒ぐほどの事でも無いだけだ。」

拳二「まぁたコレだよ」

悠(女)「仕方ないさ。拳二とは人種が違うんだから。いや、基準が違いすぎるか。月とすっぽんくらい」

拳二「よくわからねぇが。バカにされてることはよぉーくわかった。」

モニュモニュ

悠(女)「だから、揉むんじゃねぇ!!」
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