ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(5/6/昼)ー

真桜「はぁ…暑いなの…」

鈴猫「仕方ないわね…はい、アイススプレー貸したげるわ。肌に直接やると凍傷起こすから注意してね」

真桜「わかったなの」
プシャー!!

鈴猫「腹ぁに向けて吹くな!!」

ともき「鈴猫さん、腹ぁいってます。」

真桜「凍傷にのたうつ姿をみたかったなの。」

ともき「あの、暑いのをどうにかする話だったよな。」

真桜「大丈夫、気分がよくなって暑さも一時はどうにかなるなの」

鈴猫「アンタさぁ…いつか友達無くすわよ」

真桜「無くさないなの」

鈴猫「本当に?親友のデイジーちゃんにも酷いこといったりしてるじゃない」

真桜「デイジーが親友?冗談はその腹とはな血だけにしろなの」

鈴猫「どーゆー意味よ!」

真桜「……」

鈴猫「シカトだし…」

ともき「けど、冗談って…」

悠「ちぇき。って、真桜いるじゃん」

真桜「なんだなの?」

悠「いや、別に…」

真桜「お前にいったんじゃなく、ともきにいったなの。」

ともき「あ、いや……デイジーちゃんとは親友じゃないのか?」

真桜「アレはデイジーが勝手にいってるだけなの。そもそも真桜に友達はいないなの」

鈴猫「え?」
ともき「は?」

真桜「そんなに目を見開いて見つめるななの」

悠「友達居ないって…おいおぃ、神姫と同じタイプが身内にいたよ。あ、澪。芋焼酎ロックで」

澪「今の流れでいっぱい引っ掻けるって軽いな…」

鈴猫「待って待って…。デイジーちゃんは?」

真桜「同期生なの。表現するならクラスメートなの。話はしても友人ではなく知り合いなの」

ともき「友達にクラスアップしたげてくれ。」

鈴猫「海ちゃんは?」

真桜「だから冗談はそのエロイ身体とはな血だけにしろなの」

鈴猫「はな血を推すな!あと、エロイとかいうな!」

ともき「海ちゃん達はなんなんだ?」

真桜「四季家の親類なの。どちらかといえば天地殿、琥珀殿、夜見殿のが親密性は高いなの」

悠「その他は知り合いとかか?」

真桜「まぁ、そういうことになるななの」

ともき「悠もか?」

真桜「悠は旦那なの」

悠「はいはい…。」

鈴猫「ちょっと…私は真桜のこと……その…友達と思ってるわよ。」

真桜「結構ですなの。」

鈴猫「なんで丁寧に断るのよ!」

悠「落ち着けよ。真桜はちょっと素直じゃないだけだ。口ではなんやかんやいうけど友達と思ってるって……たぶん。」

ともき「そこは自信もっていえよ…」

悠「いやぁ、神姫にしても真桜にしても本気の度合いがわからんし。」

真桜「お前のぼっち気質が移ったなの」

悠「ひとのせいは良くないな。」

真桜「否定できるのかなの」

悠「さぁて、男爵にバイトいってこよ」

ともき「逃げたな」

真桜「得意技なの」
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