ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(5/6/昼)ー

真桜「四季って……二季しかいらねぇよななの」

ともき「……」

鈴猫「……」

澪「……」

美喜「……」

真桜「暑いと虫がわく…草木が蔓延る…電気代をくう…汗をかく…まるでいいことがないなの。春と夏なんか消えてなくなればいいなの。太陽氏ね…いや、もう死ねなの」

ともき「荒れてるなぁ…」

鈴猫「もともと口悪いけどさらに悪いわね…」

真桜「うるせーなの。発情猫はその辺の野良猫に孕まされろなの」

鈴猫「……」

ともき「鈴猫さん、鈴猫さん、気持ちはわかりますけど拳を握るのはやめましょう」

鈴猫「すっ…………はああぁ…」

真桜「はぁ…あついなの…」

美喜「ハーゲンダッツのバニラ味でよかったらアイスクリームあるわよ?」

真桜「くれるなら、撫でる事を許可してやるなの」

鈴猫「この娘はなんで超上から目線なのよ…」

美喜「いいじゃないの」

真桜「こまけぇことを気にするななの」


鈴猫「はぁ…」

ともき「悠とは揉めないのか?」

真桜「揉まれたことはないなの。くにくにされたことはあるけどななの」

ともき「いや、なんのはなし?」

真桜「胸の話じゃないのかなの?」

ともき「違うよ…」

鈴猫「ちょ、ちょっと待って」

真桜「なんだなの」

鈴猫「え、えと…悠は…真桜の胸をく、くにくにしてるの?」

真桜「毎晩されてるなの。」

鈴猫「なっ!?」

真桜「寝ているとベッドに潜り込んできて、抱き締めるように包み込んで、服の中にゆっくりと手をいれてきて、割れ物でも扱うように…けど、とても艶かしく…」

鈴猫「なっ…なっ……」

真桜「突起の周りを指先でなぞって…」

ともき「っで、それはなんの本だ?それともゲームか?」

真桜「悠の愛読書、エッチなお姉さんは好きですか?シリーズの一文を抜粋なの」

鈴猫「しばくわよ!」

真桜「お前が勝手に勘違いしただけなの。あと、暑苦しいから騒ぐななの。」

鈴猫「フカッー!」

美喜「落ち着きなさいよ」

真桜「それで、なにが揉めるなの?」

ともき「あ、いや…悠は暑い派だろ?寒い派の真桜ちゃんと揉めたりしないのかなと」

真桜「滅多にはないなの。寒い派といっても冬場に冷房をかけたりしないし、悠だって夏場に暖房をかけたりしないしなの。」

ともき「まぁ、そりゃそうか…」

真桜「ただ、なぜか真桜の服装に文句をつけてくるなの。」

鈴猫「そんな紙みたいにぺらっぺらなワンピースでいたら注意もするでしょ」

真桜「お前の腹だしも似たようなもんだろなの」

鈴猫「違うし!?」

ともき「仲いいっすね」

鈴猫「無いから」

真桜「冗談は女装癖だけにしてくれなの」

ともき「女装癖なんかねぇよ!?」
35/100ページ
スキ