ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(5/5/夜)ー

悠「あー…………だぁるぅいぃ…」

澪「怖いからカウンターに突っ伏すなよ…」

美喜「髪の毛がこっち側にまで垂れ下がってきてるし」

悠「あー…」

ともき「ちわ……うわ、貞子…」

悠「サダコジャネェヨ…」

ともき「どしたんだこれ?」

澪「さぁ…」

美喜「五月病かなんかじゃない?」

悠「だぁるぅいぃ~」

ともき「とりあえず頭あげないか?見てて若干怖いのと暑苦しいのがあるんだけど」

美喜「怖いのと暑苦しいのを足して見苦しいね」

悠「こうやって床に突っ伏してると……」

ともき「?」

悠「なにも見えん」

ともき「当たり前だ」

悠「ですよね~」

ともき「ダメだな、まるで覇気がない」

美喜「こ喧しいのは喧しいのでめんどくさいけど、この状態もうっとうしいわね」

ともき「まぁけど害は無いから…」

澪「虫かなにかみたいな言い方だな」

ともき「……もののけかな」

悠「誰が妖怪やねん~」

ともき「今の見た目はどうみても妖怪だよ」

しんご「ちぃーす…うわ、貞子!?」

悠「どいつもこいつもサダコジャネェヨ…」

しんご「なんだ、悠か…どしたんだこれ?」

ともき「さぁ…」

悠「オレサマオマエマルカジリ…」

しんご「本当にどしたんだこれ?」

ともき「だから、知らないって…」

亮「うぃーす…って、うわ、貞…」

悠「貞子貞子貞子うるせーよ!貞子じゃねぇーよ!」

ともき「あ、起きた。」

亮「それでもまだ貞子だな」

悠「なに?貞子3Dで映画化するから貞子推してるの?始球式で投げたから貞子推してるの?ねぇ?」

しんご「そんなつもりは一切なんだが」

亮「元気なのか元気じゃ無いのかわかんないやつだな。」

悠「元気はあるが、肉体的に疲労困憊なだけだ」

ともき「なんだ、またオールナイトでゲームしてたのか?」

悠「ちゃいますがな…。学校いって、訓練して、街をぶらぶらして、茶屋して、ぶらぶらして、學校いってぶらぶらして……身が持たんよ。」

ともき「どんだけ、ぶらぶらしてんだよ!」

悠「ライフワークなんだから仕方ないだろ」

しんご「そのぶらぶらするのを控えたらいいだけにも思うぞ」

悠「街を徘徊しないとコラムのネタを拾えないし」

ともき「今月は書くのか?」

悠「いや、書かないけどな。」

ともき「あぁそう。」

亮「そうだ。悠、千草がまたバイト頼みたいっていってたぞ」

悠「やれるかい!」

亮「頼むよ。」

しんご「なんで、亮が頼むんだ?」

悠「千草とデートする気満々なんだろ。」

亮「はは……すまん、そのとおりだ。」
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