ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(5/3/夜)ー

悠「雨、雨、雨~。」

ともき「テンション高いな…」

悠「寒くない日の雨ほどテンションあがるものはないだろ。こんな日はムンクの叫びが96億円にもなるぜ。」

ともき「意味がわからない」

澪「あぁ、そういえばニュースでしてたな。ムンクの叫びの絵が96億円で落札されたって」

悠「ちなみに、あのムンクの叫びって恐怖であの顔になってるんじゃなくて、聞こえてくる叫び声にあの顔になってるんだぞ」

ともき「へぇ、そうなんだ。」

鈴猫「こんばんわ……。」

美喜「いらっしゃい。って、ずぶ濡れじゃない…。」

鈴猫「傘壊れちゃって…」

美喜「災難ね…。澪、タオルだしたけて」

澪「はい、鈴猫さん。どうぞ。」

鈴猫「ありがとう……クシュン」

美喜「そのままだと風邪引くわね…。シャワー浴びてきたら?仮眠室に予備のジャージがあるから使っていいわよ。」

鈴猫「ごめんね、ありがとう。」

悠「はい、いまエロイと思った人、正直に挙手」

ともき「いやいや、どこにエロイ要素があった!?」

悠「雨に濡れてた部分と雨に濡れて服が透けてた部分と雨に濡れて髪が艶っぽい部分と…」

澪「要は雨に濡れてたところを押したいんだな」

悠「Exactly(そのとおりでございます)」

ともき「雨でテンションがおかしくなってるなコイツ。」

悠「Exactly(そのとおりでございます)」

ともき「連呼すんな」

悠「おかしいといえばな」

澪「切り替えはや!?」

悠「全裸GOGOGOというネタを思い付いたんだけど、ググってみたらすでにそういうタイトルの写真集があったんだ。おれがいうのもなんだけど…頭わりーよな」

ともき「えーと、なんの話だ?」

悠「おかしな話」

鈴猫「はぁ、さっぱりした。」

美喜「……」

鈴猫「ん、なに?」

美喜「アンタって腹出さないと死んじゃう人種かなんかなの?」

鈴猫「え、いや…これは癖っていうか…あはは」

悠「鈴猫は腹キャラだからな」

鈴猫「なんかそのニュアンスは嫌だな…」

悠「鼻血キャラかの二択なら?」

鈴猫「それならお腹キャラだけど…」

ともき「なんで、腹か鼻血の二択なんだよ…もっとあるだろ。」

悠「エロイ身体キャラ」

鈴猫「ちょ!?」

ともき「なんか、すいません」

鈴猫「い、いや、ともきくんが謝ることじゃないし。」

悠「反省しろよ」

ともき「澪、それ取ってくれるか。」

澪「これか?」

【睡眠誘導装置】

ともき「あぁ、ありがと」
ガスッ!!

悠「うぎゅ…」

鈴猫「ともきくん…最近容赦ないね」

ともき「容赦してたら喉と胃が持ちませんから」
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