ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(4/27/夜)ー

拳二「すっ……はあぁ~。」

悠「真横でその臭いタバコ吸うの止めてくれないか?」

拳二「それは息をするなってデベルの話だな。」

悠「デベルじゃなくレベルだよ。」

ミハイル「ハゲ」

拳二「ハゲてねぇよ。」

ミハイル「そうだ。このキモロンゲ」

悠「なんだっと?」

ミハイル「なんだとこの脳ミソ筋肉ゴリラが!」

拳二「あぁん!?」

ミハイル「血尿垂れ流すまで殴るぞわりゃあ!!」

悠「んだと?」
拳二「んだぁ?」

ミハイル「やれやれ、大人げない争いは醜いな。」

ともき「なにもかもの原因はお前だよ!」

ミハイル「え?なんのことだか僕にはわからないな。」

鈴猫「聞きしにまさる性格の悪さだね…」

ミハイル「性格が悪いとは自分では思ったことがない。」

ともき「その時点で歪んでるからな。」

チコ「いってもその下膨れのひしゃげ肉まんには効果無いですよ」

ミハイル「いわれてるぞ」

鈴猫「わ、私!?」

チコ「違います!」

ともき「お前だよ!」

ミハイル「御前田世さんか?」

ともき「誰だよ…」

ミハイル「知らんがな。」

ともき「腹立つなぁ…」

チコ「でしょ…。本気で胃が破裂しそうになりますから」

鈴猫「下膨れのひしゃげ肉まん…」

ともき「だらか、鈴猫さんの事じゃないですって。っていうか、普通に解るでしょ…どんだけ気にしてるんすか。」

ミハイル「あははは。」

ともき「コイツはコイツで爆笑かよ」

チコ「殿下、あんまり鈴猫さんに失礼なこというと怒りますよ!」

ミハイル「僕はなにもいっとらんぞ。」

チコ「くっ…」

ともき「もう相手にするな。」

チコ「それはそれで悔しいじゃないですか…。」

ミハイル「バカはすぐに熱が入るからな。」

チコ「なんだとー!」

ともき「いったそばから釣られてるし…」

鈴猫「私、あの子苦手。」

ともき「得意なひとのが少ないと思いますよ…」

ミハイル「これだから最近の若いやつはダメなんだ。もっと社交性を持て。」

ともき「この中で最年少のヤツにいわれたぞ…」

チコ「殿下は社交性があるんじゃなく、面の皮がぶ厚くて図々しいんですよ!」

ミハイル「図々しいくらいじゃないと国王なんぞやってられんわい。」

悠「そうか。」

拳二「だけどよぉ……おちょくる相手は考えたほうがよかったなぁ。」

ミハイル「……」

ガシッ

悠「逃がさねぇぞ。」

ミハイル「子供のかわいい冗談じゃないか!」

拳二「その冗談で殴り合いに発展しかけたぞゴラァ。」

ミハイル「それはお前らが単細胞なだけだろ。」

悠「よぉし、永久歯全部へし折ったる」

拳二「悠は右側な、俺ぁ左側やるから」

ミハイル「焼き肉のタレ!僕を助けろ」

チコ「鈴猫さんて六花先輩の先輩になるんですよね」

鈴猫「そうよ。」

ともき「じゃあ、チコの先輩の先輩だな」

チコ「ですね~」

ミハイル「をぃ!」

拳二「じゃ、ちょっと表いくぞ」

悠「美喜、ペンチ借りてくぞ」

美喜「はい、はい。」

ミハイル「いやだ~!」
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