ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】2
ーラスタ・ラヴー
悠『……(くっ…三連続引き分け…?偶然じゃない意図的だ。くぼちゃんが意図的にやってる……怪物め。)』
三連続…三回ってことは1/9×1/8×1/7の計算…つまり、9×8×7で504
1/504の確立…
連続引き分け…
悠『……(もうこの時点で想像を絶する神業…)』
久保田『タバコ…』
悠『え?』
久保田『吸っていい?』
悠『どうぞ…』
久保田『ん、ありがと。ふっー…』
悠『変わらずアークなんだ』
久保田『まーね。はい』
悠『……(牌を置いた…ここまでは4・2・6と全部偶数…となるともうありえないか…?偶数は…)』
久保田『……』
悠『……(いや、そんな時こそ逆に偶数…くぼちゃんならやりかねない…あり得る四連続偶数も…つまり…次も偶数残った8……8か?)』
久保田『…ふー』
悠『(いや、待てっ俺。…ダメだ。この8は光過ぎ際立ちすぎる。奇数…ここは素直に奇数。これならくぼちゃんでも同じ牌をまた出す事は難しい…勝ち負けもさることながら、まずこの引き分け地獄から抜け出さないと話にならない……くぼちゃんはもう牌を打ってる…なら、この辺りか)』
四牌目…
3:3…引き分け…
悠『っ…(どうして…どうしてこんなことが?どうして無造作に切ってるこっちの牌がくぼちゃんには解る…!?次は1だ)』
久保田『ん。』
悠が牌を持ちあげたと同時に久保田先に牌を置いた
悠『ぐっ…(ダメだ先に手にしてた1はダメ別のところだ……別の何でもいい…7これだ)』
7:7のまた…同じ
五連続引き分け…
悠『……(これで五連続…五連続引き分けって…あり得ないなんで…こんなバカな…サマ?いや…先に打ってるのはくぼちゃん…それこそあり得ない)』
久保田『……』
悠『は、はは…まるで悪い夢だな』
久保田『ん?』
悠『どうなってんだよ。化け物っうか…悪魔的っうか…けど、そんなくぼちゃんだからかな、巡り合えてラッキー…あのクソだまりみたいな場所で…幸せだった。』
久保田『ふふ』
悠『なぁ、くぼちゃん。』
久保田『幸せってさ辛いってのと似てるよな字が…きっと悠はその一本を持ってるんだよ。』
悠『はは…違うよ。くぼちゃんがその一本になってくれたんだ。』
久保田『……人生ってのは人それぞれ。悠が幸せっていうならそれでもいい。けど、俺は勝負が人生の全て。』
悠『……』
久保田『さ、ゲーム続けようか』
久保田先うち…
悠『……(勝負が人生の全て?…偏っている…俺も確かに偏った人間だけど…くぼちゃんは異質……だから…ここまで超人的な能力…直感を持ち得てるのか…?)』
久保田『……』
悠『……(勝てる気がしない……しないが……ぶっ倒すしかねぇよな。)』
六牌目…
悠の牌は最強の9…が
9:9…六連続引き分け
なすすべなく引き分けが続く…
悠『…(止められない連鎖…気がついたら…残る牌は三つ…1、5、8。次に引き分けたら終わり。次に引き分けたら残る二牌どの二牌が残っても、勝ち負けは無い…くぼちゃんとの勝負引き分けが決定)』
互いが持ってる牌が同じ二牌であることは8、9戦はさらに二回引き分けるか…
一勝一敗しかない
同じ牌なんだから形がどうあれ必ず同得点になる
つまり……事実上この七戦が最終戦
久保田『はい。』
久保田例のごとく先うち
悠『(どれだ…8か5か1か…解らない…解るはずもない…クソ……8だ。頼む…)』
七牌目…
8:8……引き分け
七連続引き分け…
悠『……終わった。』
久保田『んっ。次。』
悠『え…くぼちゃん?』
久保田『勝負は最後までしないと。』
悠『……そ、だな』
八牌目
5:5の引き分け
九牌目
1:1の引き分け…
久保田『これで決着。』
悠『くぼちゃん…見てみろよ。九戦全部引き分け万一にもできない出来事だよ。こんなことほかのだれにも理解できないよ』
久保田『ん。じゃ…約束どおり。』
悠『ああ。全部無しだ。…次は絶対勝つから。』
久保田『楽…みに…きろ…悠…お…き』
悠『くぼちゃん?』
悠「んっん~…はへ?」
澪「やっと起きた」
悠「……澪…?くぼちゃんは?」
美喜「まだ、寝ぼけてるの大丈夫?」
悠「寝ぼけ?」
澪「寝てると思ったら、急にうなったり泣き出したから起こしたんだよ。大丈夫か?」
悠「夢……夢か…。」
美喜「悪夢でも見たわけ?」
悠「……いい夢だったかな。負けたけど……いや、引き分けかな…。はは、あー……悔しいな…」
澪「?」
美喜「?」
悠『……(くっ…三連続引き分け…?偶然じゃない意図的だ。くぼちゃんが意図的にやってる……怪物め。)』
三連続…三回ってことは1/9×1/8×1/7の計算…つまり、9×8×7で504
1/504の確立…
連続引き分け…
悠『……(もうこの時点で想像を絶する神業…)』
久保田『タバコ…』
悠『え?』
久保田『吸っていい?』
悠『どうぞ…』
久保田『ん、ありがと。ふっー…』
悠『変わらずアークなんだ』
久保田『まーね。はい』
悠『……(牌を置いた…ここまでは4・2・6と全部偶数…となるともうありえないか…?偶数は…)』
久保田『……』
悠『……(いや、そんな時こそ逆に偶数…くぼちゃんならやりかねない…あり得る四連続偶数も…つまり…次も偶数残った8……8か?)』
久保田『…ふー』
悠『(いや、待てっ俺。…ダメだ。この8は光過ぎ際立ちすぎる。奇数…ここは素直に奇数。これならくぼちゃんでも同じ牌をまた出す事は難しい…勝ち負けもさることながら、まずこの引き分け地獄から抜け出さないと話にならない……くぼちゃんはもう牌を打ってる…なら、この辺りか)』
四牌目…
3:3…引き分け…
悠『っ…(どうして…どうしてこんなことが?どうして無造作に切ってるこっちの牌がくぼちゃんには解る…!?次は1だ)』
久保田『ん。』
悠が牌を持ちあげたと同時に久保田先に牌を置いた
悠『ぐっ…(ダメだ先に手にしてた1はダメ別のところだ……別の何でもいい…7これだ)』
7:7のまた…同じ
五連続引き分け…
悠『……(これで五連続…五連続引き分けって…あり得ないなんで…こんなバカな…サマ?いや…先に打ってるのはくぼちゃん…それこそあり得ない)』
久保田『……』
悠『は、はは…まるで悪い夢だな』
久保田『ん?』
悠『どうなってんだよ。化け物っうか…悪魔的っうか…けど、そんなくぼちゃんだからかな、巡り合えてラッキー…あのクソだまりみたいな場所で…幸せだった。』
久保田『ふふ』
悠『なぁ、くぼちゃん。』
久保田『幸せってさ辛いってのと似てるよな字が…きっと悠はその一本を持ってるんだよ。』
悠『はは…違うよ。くぼちゃんがその一本になってくれたんだ。』
久保田『……人生ってのは人それぞれ。悠が幸せっていうならそれでもいい。けど、俺は勝負が人生の全て。』
悠『……』
久保田『さ、ゲーム続けようか』
久保田先うち…
悠『……(勝負が人生の全て?…偏っている…俺も確かに偏った人間だけど…くぼちゃんは異質……だから…ここまで超人的な能力…直感を持ち得てるのか…?)』
久保田『……』
悠『……(勝てる気がしない……しないが……ぶっ倒すしかねぇよな。)』
六牌目…
悠の牌は最強の9…が
9:9…六連続引き分け
なすすべなく引き分けが続く…
悠『…(止められない連鎖…気がついたら…残る牌は三つ…1、5、8。次に引き分けたら終わり。次に引き分けたら残る二牌どの二牌が残っても、勝ち負けは無い…くぼちゃんとの勝負引き分けが決定)』
互いが持ってる牌が同じ二牌であることは8、9戦はさらに二回引き分けるか…
一勝一敗しかない
同じ牌なんだから形がどうあれ必ず同得点になる
つまり……事実上この七戦が最終戦
久保田『はい。』
久保田例のごとく先うち
悠『(どれだ…8か5か1か…解らない…解るはずもない…クソ……8だ。頼む…)』
七牌目…
8:8……引き分け
七連続引き分け…
悠『……終わった。』
久保田『んっ。次。』
悠『え…くぼちゃん?』
久保田『勝負は最後までしないと。』
悠『……そ、だな』
八牌目
5:5の引き分け
九牌目
1:1の引き分け…
久保田『これで決着。』
悠『くぼちゃん…見てみろよ。九戦全部引き分け万一にもできない出来事だよ。こんなことほかのだれにも理解できないよ』
久保田『ん。じゃ…約束どおり。』
悠『ああ。全部無しだ。…次は絶対勝つから。』
久保田『楽…みに…きろ…悠…お…き』
悠『くぼちゃん?』
悠「んっん~…はへ?」
澪「やっと起きた」
悠「……澪…?くぼちゃんは?」
美喜「まだ、寝ぼけてるの大丈夫?」
悠「寝ぼけ?」
澪「寝てると思ったら、急にうなったり泣き出したから起こしたんだよ。大丈夫か?」
悠「夢……夢か…。」
美喜「悪夢でも見たわけ?」
悠「……いい夢だったかな。負けたけど……いや、引き分けかな…。はは、あー……悔しいな…」
澪「?」
美喜「?」