ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(4/22/夜)ー

崇「ふぅ……」

美喜「珍しいわね。崇が昼からずっと飲み続けるなんて」

崇「最近は暇だからな。まぁ…こうして羽を伸ばせるのはいいことだが」

澪「崇さんはもう少し休まれてもいいんじゃないですか?」

崇「休むか……」

澪「どうかしました?」

崇「いや、何でもない。」

鈴猫「こんばんは~…って、崇まだいたの?」

崇「まぁな。お前こそなんだ?」

鈴猫「私は……友達と会ったから連れて来たのよ」

崇「……ツレ?」

はな「崇さん、こんばんわです」

崇「夏目はなか。こうしてちゃんと話すのはいつ以来だったかな。」

クド「わふぅ…大人なお店です」

崇「……どこのガキだ?」

クド「こ、子供じゃないです!」

鈴猫「この子のクドリャフカちゃん。まえチラッと会ったでしょ」

崇「そうだったか?」

クド「私も覚えてませんです」

鈴猫「あ、あれ?」

はな「まぁまぁ、初対面でももう知り合いです」

崇「ふふ、そうだな。虎狗琥崇だ」

クド「わ、わふっ、よろしくお願いしますです!」

崇「しかし、お前のツレは年下ばかりだな」

鈴猫「い、いいでしょ別に…」

崇「まぁ、ツレは数じゃない質だ。悠みたいなのと付き合うよりは十二分にいいだろ」

鈴猫「まるで悠が悪いみたいないいかたね」

崇「餅は餅屋といいたいだけだ。」

クド「どういう意味です?」

はな「…さぁ」

鈴猫「それより悠知らない?最近見ない気がするんだけど」

崇「さぁな、今は用事もないし奴の動向には興味がない。」

鈴猫「本当に冷たいわね…」

崇「そんなに気になるなら禅にでも金を払って調べさせたらどうだ?まぁ…ストーカーじみた真似は薦めはしないがな」

鈴猫「そんな真似しないわよ!」

崇「くくっ。」

美喜「いくの?」

崇「暇はつぶれたからな。」

鈴猫「はあぁ……崇と話すと疲れるわ…」

はな「けど、鈴猫さんと話してる時の崇さんはどこか気が楽そうです」

鈴猫「楽じゃなくて、私をからかって愉快なだけよ」

クド「けど、迫力のあるカッコいい人ですね」

鈴猫「まぁ…迫力はあるわね。人間兵器みたいな物だし…。」

はな「鈴猫さん的にはカッコいいでは無いです?」

鈴猫「それは…カッコいいとは思うわよ。けど、崇はほら、誰かを愛するタイプじゃないし。女性に興味があるかもわからんないような奴だからね。」

クド「そうなんですか?」

鈴猫「誰かと付き合ってたって話も聞かないし、見たことないのよ。けど、歩くだけで人を魅了するからファンはけた違いにいると思うわ。」

はな「悠さんとは真逆ですね」

鈴猫「悠は誤解されるタイプだしね…。(そういう誤解さえ無くなったらスゴく魅力あるんだけど……)」
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