ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(3/16/夜)ー

悠「ちぇき…うー寒い。寒い。」

美喜「今日は冷たい雨だものね」

悠「雨は好きだが寒いのはダミだわ。」

澪「なににする?」

悠「なんか暖かいの飲みたいな……。そこらのはなにのんでる?」

ともき「焼酎の湯割りレモン」

優日「ソルティドック」

紅「ソルティドック」

悠「ふむ、じゃあ間をとって……熱いブラックコーヒーかな」

ともき「どことどこの間だよ。」

悠「こまけぇこたぁいいんだよ」

優日「小鳥遊節だね」

ともき「細かいとかいう問題でもないし」

澪「コーヒーでいいのか?」

悠「それにブランデーいれてくれ。」

優日「あ、それ美味しそう」

紅「アダルティだな」

悠「かなり暖まるぞ。」

ともき「微妙に身体に悪そうなんだが」

悠「身体に悪そうなものほど美味いだろ。駄菓子屋にある真緑のゼリーとかまっかなゼリーとか」

ともき「そういう言い方されたら、食えなくなるだろ」

優日「駄菓子ってあのキワモノ感にそそられるから不思議だよね」

紅「チョコバットとか美味いしな」

悠「チョコがついたじてんでアウト~」

紅「駄菓子でチョコ拒否ったらダメじゃね?」

悠「スルメとかあるだろ」

ともき「悠がいうとおっさんくさいな」

悠「おいおい、おれは拳二と違うぞ。ぜんぜんナウなヤングだぜ」

ともき「その発言がもうおっさんだよ」

悠「えーマジーチョベリバー」

紅「なんか頭悪そうだぞ」

悠「ギャルをイメージしてみました」

優日「ギャルでもかなり古いイメージだよね。今さら感バリバリあるし」

悠「オールブランなもんで」

ともき「ドーナツなのか?」

優日「あ、ドーナツ食べたいかも」

紅「確かに食いたいかも」

ともき「こっちはこっちで自由だし」

悠「テレビでしてた料理を食べたくなるのと同じさね」

ともき「まぁ、確かによくあるけど」

悠「ちなみにおれはドーナツよりピザが食べたい気分だ」

紅「あ、ピザか……うん、食いたい。」

ともき「…紅はお腹空いてるだけじゃないか?」

紅「あはは。ともき、大正解だ。」

悠「じゃあ飯食いにいかね?」

優日「奢りですか!」

悠「なんでやねん。」

優日「ちぇ」

ともき「ピザってことはイタリヤ料理屋か?」

悠「いや、ほら近くの駅ビルにピザ屋出来たの知らないか?ドリンクバー、サラダバー、デザート食べ放題の」

ともき「いや、そんなの出来たのか。」

悠「あぁ、最初にピザかパスタかピザ&パスタのコースを選んで九十分食べ放題の」

紅「いいな。それ、行こうぜ。」

悠「だろ。おれもいってみたかったんだけど食べ放題をひとりで行くのは気が引けてさ。」

ともき「新しい店開拓も大変だな」

悠「ま、趣味みたいなもんだから」

優日「ほら、皆いくよ?」

ともき「準備はや!?」
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