ｰラスタ･ラヴ(3/15/昼)ｰ

悠「スマイルプリキュア…」

ともき「まだいってる」

紅「プリ…なに？」

摩耶「プリキュア～」

楓子「失礼しますやよ」

澪「いらっしゃい。コーラか？」

楓子「澪さん、こんにちわやよ。いえ、こちらに師匠がうかがってると思いましてやよ」

美喜「あっちよ。」

悠「おーう、デコ。」

楓子「烏哭さんのところに行ってきましたやよ」

悠「どうだったよ。」

楓子「はい、プリキュア録画してあるそうですやよ。」

悠「おー、さすがは禅だ。」

ともき「確認のためにデコちゃんをパシらせるなよ」

楓子「ご心配無くですやよ。わたし、足には結構自信がありますやよ」

ともき「いや、そういう問題じゃないんだけど」

楓子「はて？」

悠「あぁ、そういう事か。ほれ、お駄賃にガムをあげよう」

ともき「そうじゃねぇよ！」

楓子「ありがとうございますやよ！」

ともき「受け取ったうえにお礼いっちゃったよ…」

悠「なんだ、妬いてるのか？かわいいな」

ともき「妬いてるように見えるなら眼科行け。眼科へ」

楓子「師匠は視力は問題ないですやよ。ただ髪型があれで前が見えにくいだけですやよ」

悠「ときどき、明日も見えないけどな」

ともき「微妙に重いな。」

摩耶「前が見えてないから回避運動に支障がでるんだよね」

紅「切るか、まとめるかしろよ」

悠「この髪型じゃないと力が出ないんだよ」

楓子「本当ですかやよ！？」

悠「いや、適当だ」

楓子「びっくりしましたやよ」

紅「デコの子猫ちゃんは純粋だな。」

楓子「そんな照れますやよ」

悠「誉められてないからな。」

楓子「なんと……やよ」

ともき「反応の仕方が悠に似てるな…」

楓子「それは光栄ですやよ」

ともき「光栄なんだ…」

楓子「そうですやよ。師匠のように日々明朗快活に生きるのが目標ですやよ」

摩耶「あはは。それだとギリギリでダメ人間になっちゃうよ」

悠「摩耶くん、かるく酷くないかな？」

摩耶「気のせいだよ」

悠「なぁんだ気のせいか」

ともき「お前はもっと全体的に色んなことを気にしろ。」

悠「…………世界情勢とか？」

ともき「なぜ、いきなりワールドクラスに飛び込む…。」

楓子「ついに師匠が世界を股にかけますかやよ！」

摩耶「明日からは円高になるね」

紅「未来の総理大臣だな」

悠「お前らはおれにどれだけ過剰な期待を持ってるんだよ」

摩耶「世界を変えるくらいに期待してる」

悠「地域密着型トラブルシューターに世界を任せられても荷が重すぎる」

楓子「じゃあ、手始めに市長か都知事あたりに立候補しますかやよ」

悠「しねぇよ。」