ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(3/15/昼)ー


悠「あ、やっちまったよ。」

ともき「なんだ、また携帯ぶち壊したのか?」

悠「違う。」

ともき「洗濯したのか?」

悠「ちゃうわ。今日は何曜日だ?」

ともき「日曜日だな。」

悠「そう…大きいお兄さんの大好きプリキュアがあるのに見逃した…」

ともき「大きいお兄さんじゃなく、小さい女の子だろ」

悠「真桜はプリキュアより、仮面ライダー派らしい。」

ともき「真桜ちゃんはそっちか…」

悠「題名の無い音楽家も好きだけどな」

ともき「あっちこっち幅が広すぎる」

悠「ひゃーひゃひゃひゃ」

ともき「その笑い方は不気味すぎるぞ…」

悠「真島の兄さんディスってんじゃねぇぞ!」

ともき「別にディスってないから…」

摩耶「こんちゃー。」

紅「ちゃーす。」

美喜「いらっしゃい。」

紅「なんか冷たいのくれ。」

美喜「アルコール?」

紅「いや、普通にジュースかなんか。喉がからからなんだ」

ともき「どうかしたのか?」

紅「いや、今日暑いじゃん、もう普通に喉乾いてさ」

摩耶「僕はウーロン茶で」

澪「普通のと黒ウーロンどっちがいい?」

摩耶「じゃあ黒ウーロンで」

悠「おれは黒霧島ロックで」

摩耶「昼間から飲んじゃうね」

悠「おう。昼間から飲んじゃうぜ」

ともき「少しは控えろよ。」

悠「控えはないが、原本ならある」

摩耶「領収書かなにか?」

悠「酒代のが溜まりに溜まってて…」

ともき「なまじ、冗談に聞こえないぞ」

悠「冗談だよ。冗談だってるだろ、冗談だっーの!!」

ともき「聞こえとるわい!」

紅「今日も絶好調だな」

悠「安定してるだろ。」


ともき「安定してぶっ壊れてるよ。」

悠「世の中、まともな人間なんて一握りしか居ないって」

紅「それはそうかもな」

ともき「いや、それに納得されても困るんだけど」

摩耶「壊れてるくらいの悠くんじゃないとつまらないよね。」

悠「摩耶はわかってるなぁ。」

ともき「壊れてる事はもういいんだな。認めるんだな。」

悠「さぁ…どうかな?」

ともき「このヤロウ……」

悠「いっひっひ。」

紅「……」

悠「…なんだ?」

紅「悠、口のなか切れてるのか?微妙にしゃべりにくそうだぞ。」

悠「あぁ…ちょっと数日前に殴られてな」

紅「まったく、今度はどこの女になにしたんだ?」

悠「つい、出来心で…って、ちゃうわい!よくわからんうちにリンチにされかけたり、ボクサーに何発も殴られただけだ。」

ともき「いや、それもどんな状況だよ…」

悠「わからん。」

摩耶「体験した本人が解らないなら僕たちにはもっと理解できないね」

悠「ですよねー」
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