ｰラスタ･ラヴ(4/6/夜)ｰ

拳二「お前最近たるんでねぇか？」

悠(女)「……あー？」

拳二「なんだろうな…。覇気がねぇっーのか、やる気がねぇっーのか」

美喜「デジャヴかしら…」

澪「いや、違うと思いますよ」

悠(女)「あーしのどこがたるんでんだよ」

ｶﾞｼｯ!

拳二「ほれ、簡単に掴めた。」

ﾓﾆﾓﾆ…

悠(女)「簡単に掴めた。じゃねーよ！なにひとの乳揉んでんだ！？」

拳二「いや、胸ぐら掴んでるんだよ」

ﾓﾆﾓﾆ…ﾓﾆﾓﾆ…

悠(女)「胸ぐらじゃなく胸を掴んでますから！」

拳二「かっかっか。」

悠(女)「なに笑ってんだ…」

拳二「いやぁ、なまってるなぁこりゃ。なまってる。」

ﾓﾆﾓﾆ…ﾓﾆﾓﾆ…

悠(女)「手を退けろ！」

ｶﾞｽｯ!

拳二「痛っ…」

悠(女)「ったく、ふざけやがって。金取るぞ」
拳二「お前がマジにいってんなら、ひと晩分払うぞ？」

悠(女)「それ、本気でいってるなら軽蔑するし、冗談なら最低と思うぜ」

拳二「かっかっか。そこいらの頭のわりぃ女よか。お前はしっかりしてるからいいぜ」

悠(女)「お前より頭の悪いやつはいねぇよ」

悠「ちぇき。」

ともき「ちぃっす」

拳二「お、もうひとりのバカが来たぞ」

悠「てめぇより、バカなやつはいねぇよ」

澪「わぁ…同じこといってるよ」

悠「あー？」

ともき「なんだ、ゆうも居たのか。」

悠(女)「このゴリラに乳を揉みしだかれてたよ」

悠「おぃおぃ、お前の恋愛には口出しするつもりはないけど……拳二かよ…。」

悠(女)「張り倒すぞ。誰がこんな脳筋ゴリラに抱かれるか！」

拳二「お前ら、ちょっと言い過ぎじゃねぇか？」

悠「うるせぇぞ、バカ！」
悠(女)「うるせぇぞ、バカ！」

拳二「よぉし、適度に汗で湿ったおれが肩を組んでやるよ」

悠「やめろ！腋臭！」

悠(女)「あーしの射程圏内に入ってみろ！悠もろとも龍剄気孔弾針勁(ゆうちゃんバージョン)をぶちこむからな！」

悠「おれもろともかい！っか、ゆうちゃんバージョンとか勝手に名付けんな！おれが九頭竜のおっさんと神姫にぐちゃぐちゃにされるだろ！」

ともき「……」

澪「騒がしいよな…」

ともき「けど、拳二さんは悠のこと結構あれで認めてるんだよな」

美喜「頭の中が同レベルなだけじゃない？」

ともき「まぁそうでしょうね」