ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(4/3/夜)ー

悠「成功した男と成功した女とはどんなものか知ってるか?成功した男は妻の浪費額以上に稼ぐ男で、成功した女はそんなに稼ぐ男を見つけた女だ。」

紅「~~!」

ともき「本調子になってきたな。」

悠「よし、ともき。ショートコントやろうずぇ。」

ともき「いきなり巻き込まれた」

優日「なになに?漫才するの?」

鈴猫「わぁ、いいタイミングで来たかも。」

澪「あ、ふたり、いらっしゃい。」

悠「では、悠&ともきのショートコント!「患者と医者」」

ともき「先生、俺初めての手術で、とても心細くて心配なんです」

悠「お気持ちはよく分かります。実はおれも初めての手術なんです。」

ともき「やめてくれ!!」
紅「~~」

優日「あははは。」

鈴猫「ところでなんで二人は漫才しはじめたの?」

美喜「なんか悠がさっきまで不調だったのよ」

澪「たいくつだからって鯛に靴をはかせたフィギュアとか出してきたし。」

鈴猫「それは……」

優日「末期だね。」

悠「悠&ともきのショートコント!社長と社員」

ともき「君はまた一時間遅刻したね?いったい何時に仕事が始まるのか知ってるのかね?」

悠「いいえ、社長。おれがここに着くと、いつもみんな仕事してるので」

ともき「クビだ!」

悠「よっしゃ、じゃあ、調子に乗って小噺やっちゃうぞ。」

優日「よ、待ってました。

美喜「うちはいつから寄席になったのかしら…」

悠「シャーロック・ホームズ。皆さんも知ってのとおり、名探偵。そのシャーロックホームズがワトソン博士とキャンプに出かけたんだ。2人は星空の下、テントを張って眠りについた。真夜中近く、ホームズがワトソンを起こした。「ワトソン君、上を見て君の推理を聞かせてくれたまえ」ワトソンはちょっと考えてから答えた。「無数の星が見える」「そのことから何が分かるね、ワトソン君?」っとホームズがまた尋ねましてね。ワトソンは答えたんですよ「天文学的に言えば、宇宙には何百万もの銀河と、おそらくは何十億もの惑星がある。占星学的に言えば、土星は獅子座にある。測時法で言えば、今はだいたい三時十五分だ。神学的には、神は全能で、ぼくたちは小さく取るに足らない存在だ。気象学的には、たぶん、明日はよい天気だろう。……他に何かわかるのかい?」ホームズはこういった「ああ。僕たちは寝ている間にテントを盗まれたということがわかる」…お後がよろしいようで。」

パチパチパチパチパチパチ

優日「よ、チンピラのよた話!」

ともき「それは誉めてないだろ。」

悠「よし、おれ完全復活!」
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