ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~
ー小鳥遊邸:庭(4/1/昼)ー
摩耶「はーい、いくよぉ~。」
スパン!スパパン!スパパパ!
亮「っと…っ…くっ…」
摩耶「はい、脇閉める。」
パン!
亮「とっ…」
摩耶「拳を線で捉えない!」
ドッ!
亮「ぐっ…」
摩耶「点で読んで急所は晒さない!ガード下げない!!」
スパン!スパン!スパン!スパパパン!
亮「ちょ…まっ…」
ともき「はぁ~、速いなぁ。」
卯天「摩耶さんは間合いが狭い分、どうしてもインファイターになるんです。ですが、パワーは低い。だから俊敏を最大限活かす。手数を最大限に増やす。弱点を最大限に突く。それが摩耶さんのスタイルです」
ともき「なるほど。出してるのが手なのか、足なのか亮に当たってからしかわからない。」
卯天「摩耶さんの打撃を点で読むのは至難の技ですよ。線で捉えないと防御出来ないです。」
ともき「じゃあ、亮は捉えれてるのか…?」
卯天「摩耶さんがギリギリで捉えれる程度に抑えてます。鍛練ですからね。いきなり本気のスピードではやりませんよ」
ともき「そうか。しかし……お前はさっきから、なにを唸ってるんだ?」
悠「うむむ…。葱の育ちが悪い」
ともき「……野菜のことかよ」
悠「あぁ…。やっぱりトンネルかけた方がよかったかな。なんやかんやでここ二、三日は寒かったし…」
ともき「野菜もいいけど、亮を見てやれよ」
悠「摩耶先生が見ててくれてるから大丈夫だ。おれより人に教えるのは上手だし。」
ともき「……」
悠「うーむ……肥を少しやっとくか。おーい、カゲコ」
パッ…
影子「なに?っーか、あたいはカゲコじゃなくエイコだっーの!」
悠「みんなカゲコって呼んでるだろ」
影子「お前のせいだろ!」
悠「まぁ、そんなつまらない事は良いとして倉庫からオール14取ってきてくれ。」
影子「やだよ。自分で行きなよ」
悠「暇なんだろ?」
影子「お前も暇そうじゃん」
悠「どうみても忙しいだろ。」
影子「畑とにらめっこしてるだけじゃん」
悠「バカをいうな。草を抜いたり、病気や虫がついてないか見てるんだよ。バカゲコ。」
影子「バカとカゲコを繋げんなー!!ていうか、カゲコじゃねー!」
卯天「なんか微笑ましいですね」
ともき「確かにな。」
駒狸「どうぞ、冷たいお茶です。」
卯天「ありがとうございます」
ともき「ありがとう。」
駒狸「悠くんとカゲコちゃんさんもどうぞ」
悠「あー、さんきゅ。そこ置いといてくれ。」
影子「なんか茶菓子は?」
悠「ほれ、ブロッコリー」
影子「菓子じゃねーし!」
悠「ともき、卯天、ブロッコリーもって帰るか?」
ともき「もらう。もらう。」
卯天「ありがとうございます」
悠「おう。ただもう果擂に締まりが無くなってきたから味はだいぶ落ちてるから。不味かったら捨ててくれ。」
ともき「スーパーで売ってるのよりキレイじゃないか。」
卯天「十分美味しそうですよ」
摩耶「はーい、いくよぉ~。」
スパン!スパパン!スパパパ!
亮「っと…っ…くっ…」
摩耶「はい、脇閉める。」
パン!
亮「とっ…」
摩耶「拳を線で捉えない!」
ドッ!
亮「ぐっ…」
摩耶「点で読んで急所は晒さない!ガード下げない!!」
スパン!スパン!スパン!スパパパン!
亮「ちょ…まっ…」
ともき「はぁ~、速いなぁ。」
卯天「摩耶さんは間合いが狭い分、どうしてもインファイターになるんです。ですが、パワーは低い。だから俊敏を最大限活かす。手数を最大限に増やす。弱点を最大限に突く。それが摩耶さんのスタイルです」
ともき「なるほど。出してるのが手なのか、足なのか亮に当たってからしかわからない。」
卯天「摩耶さんの打撃を点で読むのは至難の技ですよ。線で捉えないと防御出来ないです。」
ともき「じゃあ、亮は捉えれてるのか…?」
卯天「摩耶さんがギリギリで捉えれる程度に抑えてます。鍛練ですからね。いきなり本気のスピードではやりませんよ」
ともき「そうか。しかし……お前はさっきから、なにを唸ってるんだ?」
悠「うむむ…。葱の育ちが悪い」
ともき「……野菜のことかよ」
悠「あぁ…。やっぱりトンネルかけた方がよかったかな。なんやかんやでここ二、三日は寒かったし…」
ともき「野菜もいいけど、亮を見てやれよ」
悠「摩耶先生が見ててくれてるから大丈夫だ。おれより人に教えるのは上手だし。」
ともき「……」
悠「うーむ……肥を少しやっとくか。おーい、カゲコ」
パッ…
影子「なに?っーか、あたいはカゲコじゃなくエイコだっーの!」
悠「みんなカゲコって呼んでるだろ」
影子「お前のせいだろ!」
悠「まぁ、そんなつまらない事は良いとして倉庫からオール14取ってきてくれ。」
影子「やだよ。自分で行きなよ」
悠「暇なんだろ?」
影子「お前も暇そうじゃん」
悠「どうみても忙しいだろ。」
影子「畑とにらめっこしてるだけじゃん」
悠「バカをいうな。草を抜いたり、病気や虫がついてないか見てるんだよ。バカゲコ。」
影子「バカとカゲコを繋げんなー!!ていうか、カゲコじゃねー!」
卯天「なんか微笑ましいですね」
ともき「確かにな。」
駒狸「どうぞ、冷たいお茶です。」
卯天「ありがとうございます」
ともき「ありがとう。」
駒狸「悠くんとカゲコちゃんさんもどうぞ」
悠「あー、さんきゅ。そこ置いといてくれ。」
影子「なんか茶菓子は?」
悠「ほれ、ブロッコリー」
影子「菓子じゃねーし!」
悠「ともき、卯天、ブロッコリーもって帰るか?」
ともき「もらう。もらう。」
卯天「ありがとうございます」
悠「おう。ただもう果擂に締まりが無くなってきたから味はだいぶ落ちてるから。不味かったら捨ててくれ。」
ともき「スーパーで売ってるのよりキレイじゃないか。」
卯天「十分美味しそうですよ」