ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ー小鳥遊邸庭(3/29/昼)ー

悠「いっひっひ」

ともき「……」

悠(女)「にっひっひ」

ともき「俺を挟んで妙な声で笑い続けるな!」

悠(女)「それで、あーしの席はどこだ?」

悠「女子禁制だと…」

悠(女)「うるせぇ黙れ!」

悠「あー?」

ともき「だから俺を挟んで喧嘩するな」

金剛「……ジッ」

悠(女)「あー?」

金剛「……あぁ、ゆうか。そんな格好してるから誰か解らなかった。顔に包帯巻いてるし怪我でもしたのか?」

悠(女)「いや、この包帯は包帯にあらず。封印帯なのさ」

金剛「封……なに?」

悠(女)「封印帯だ。あーしの片眼には鬼を…」
金剛「おい、ゆうがなんかおかしなこと言い出したぞ」

悠「昨日は魔王を封印してるだったな」

ともき「一昨日は邪眼の力を制御してて、解放したら邪王炎殺黒龍波を撃てるようになるっていってたぞ」

悠(女)「……プイッ」

悠「お前さ……せめて設定を固定しろ!」

悠(女)「せ、せってーやないしー!」

紅「どんどんボロがでてるな。しかし……ゆうのスカート姿は新鮮だな。」

悠(女)「下にホットパンツ穿いてるけどな」

メクリ…

ともき「自分で捲るな」

悠(女)「いやぁ、スカートとか穿きなれないからさ……最初のときなんかどきどきしたんだわさ」

摩耶「あ、それ女の子な気持ち?」

悠(女)「いや、はじめて女装をした男の気持ち」

亮「発言がいろいろ残念だな」

卯天「ですけど…ゆうさん、全体的に筋肉落ちてませんか?」

悠「あぁ、こいつ、戦闘能力だだ下がりだぞ」

悠(女)「くくく、あーしが本気を出せば……その…スゴいんだぞ!ものスゴいんだぞ!がおー!」

紅「あぁ、これが悠が前にいってたバカワイイってやつか?」

悠「コイツはただの馬鹿だ。」

悠(女)「あーしが馬鹿なら、お前も馬鹿だからな!」

悠「んだと!!」

ともき「だ・か・ら!俺を挟んで喧嘩すんな!!」

摩耶「それにしても…血気盛んなゴスロリってありなのかな?」

卯天「俺はおしとやかな、ゆうさんのが想像できないですけどね」

亮「まぁ、アレだからな。」

悠(女)「とりあえず、あーしにも肉をくわせろぃ!」

ともき「おま、服汚れるぞ…」

悠(女)「じゃあ、食べさせて」

悠「おら、食え。」

悠(女)「お前かよ!」

ともき「だらか…だらか…なんで俺を挟むんだ…」
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