ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】
ーラスタ・ラヴー
美喜「七月七日…今日は七夕ね。」
澪「あぁ、そうですね。」
美喜「今日くらい彼女にでもあってきたら?」
澪「いきなり、何言い出す」
美喜「七夕だし。カップルってこーゆーときは一緒に居るもんじゃないの?」
澪「ほっといてください。だいたいオーナーはどうなんですか。」
美喜「それでアンタは?」
悠「そうだな。短冊に「世界中の笹に掲げられた願いが叶いませんように」って書いて祈ろうかな。」
澪「人の話は無視の上…悠、酷い。」
悠「じゃあ…「七夕に浮かれてホテルでいちゃいちゃするカップル。ゴムが破れてしまえ」にするかな。」
澪「もうなんか発言が黒い…」
六花「言ってることサイテーだしねー」
悠「へいへい、スイマセンね。」
澪「ムクれるなよ。いや、ムクれる理由もわかんないけど…ほら、キングストンだ。」
キングストン
23度中口シェーク
ジャマイカラム30ml
ホワイトキュラソー15ml
レモンジュース15ml
グレナデンシロップ1dash
材料をシェークして、カクテルグラスに注ぐ。
六花「綺麗なオレンジ色だね」
悠「キングストンはジャマイカの首都。ヘビータイプのラムが多いジャマイカラムを使用してるから香り豊かな一杯だな。六花もやるか?」
六花「お酒はパス」
悠「そういや、お前願いとか書いた?」
六花「書いたよー。「友達と仲良くしていけますように」って」
悠「腹立つくらい清々しいな。」
美喜「悠が汚れてるだけでしょ。」
澪「確かに。」
悠「うるさいですよ。どーせ薄汚く穢れきったどうしょうもないクズ人間っすよ」
六花「そこまでいってないよねー。」
澪「卑屈になりすぎだし。」
美喜「人間ちっちゃいわよ」
悠「お前らなぁ…ま、いいか。願いは「この店の客足が止まりますように」だな。」
美喜「私は「小鳥遊悠が不幸になるように」って書くわ。」
六花「祝いの行事が呪いの行事に早変わりしてるねー」
澪「うまいな。」
悠「あながち間違いじゃないかもなそれ。」
澪「というと?」
悠「いや、だってさ、一年に一度この日に有象無象がおのれの欲望を笹に吊るして願うんだぞ。108の煩悩レベルの話じゃないだろ。」
澪「悠のそのひねくれた考えが凄いな。」
悠「いっその事最後に燃やすのはどうだろう。どうせ終わったら大量のゴミになるんだし。なら盛大に焼いた方が美しくないか?」
六花「願い事が黒煙と化していくけどね。」
悠「まあ、いわゆる、お焚きあげってやつだな。炎の揺らめきは心が安らぐし。さて、じゃあ準備してくるかな。」
澪「焼くのはやる方向かい」
六花「あ、待って。あたしも燃やしたい!てゆーか花火やろ、花火。」
美喜「火遊びが好きなのは将来が心配だわ…」
澪「アンタは母親かい」
閉店
六花「ところでさぁ…さっき悠くんのポケットから短冊が一枚見えてて抜いたんだけど…これ。」
悠「おまっ…返せ!」
六花「えーと…なになに~?」
悠「ブッ飛ばすぞ!」
六花「にひひー。」
[皆の叶いそうな願いが叶いますように]
美喜「七月七日…今日は七夕ね。」
澪「あぁ、そうですね。」
美喜「今日くらい彼女にでもあってきたら?」
澪「いきなり、何言い出す」
美喜「七夕だし。カップルってこーゆーときは一緒に居るもんじゃないの?」
澪「ほっといてください。だいたいオーナーはどうなんですか。」
美喜「それでアンタは?」
悠「そうだな。短冊に「世界中の笹に掲げられた願いが叶いませんように」って書いて祈ろうかな。」
澪「人の話は無視の上…悠、酷い。」
悠「じゃあ…「七夕に浮かれてホテルでいちゃいちゃするカップル。ゴムが破れてしまえ」にするかな。」
澪「もうなんか発言が黒い…」
六花「言ってることサイテーだしねー」
悠「へいへい、スイマセンね。」
澪「ムクれるなよ。いや、ムクれる理由もわかんないけど…ほら、キングストンだ。」
キングストン
23度中口シェーク
ジャマイカラム30ml
ホワイトキュラソー15ml
レモンジュース15ml
グレナデンシロップ1dash
材料をシェークして、カクテルグラスに注ぐ。
六花「綺麗なオレンジ色だね」
悠「キングストンはジャマイカの首都。ヘビータイプのラムが多いジャマイカラムを使用してるから香り豊かな一杯だな。六花もやるか?」
六花「お酒はパス」
悠「そういや、お前願いとか書いた?」
六花「書いたよー。「友達と仲良くしていけますように」って」
悠「腹立つくらい清々しいな。」
美喜「悠が汚れてるだけでしょ。」
澪「確かに。」
悠「うるさいですよ。どーせ薄汚く穢れきったどうしょうもないクズ人間っすよ」
六花「そこまでいってないよねー。」
澪「卑屈になりすぎだし。」
美喜「人間ちっちゃいわよ」
悠「お前らなぁ…ま、いいか。願いは「この店の客足が止まりますように」だな。」
美喜「私は「小鳥遊悠が不幸になるように」って書くわ。」
六花「祝いの行事が呪いの行事に早変わりしてるねー」
澪「うまいな。」
悠「あながち間違いじゃないかもなそれ。」
澪「というと?」
悠「いや、だってさ、一年に一度この日に有象無象がおのれの欲望を笹に吊るして願うんだぞ。108の煩悩レベルの話じゃないだろ。」
澪「悠のそのひねくれた考えが凄いな。」
悠「いっその事最後に燃やすのはどうだろう。どうせ終わったら大量のゴミになるんだし。なら盛大に焼いた方が美しくないか?」
六花「願い事が黒煙と化していくけどね。」
悠「まあ、いわゆる、お焚きあげってやつだな。炎の揺らめきは心が安らぐし。さて、じゃあ準備してくるかな。」
澪「焼くのはやる方向かい」
六花「あ、待って。あたしも燃やしたい!てゆーか花火やろ、花火。」
美喜「火遊びが好きなのは将来が心配だわ…」
澪「アンタは母親かい」
閉店
六花「ところでさぁ…さっき悠くんのポケットから短冊が一枚見えてて抜いたんだけど…これ。」
悠「おまっ…返せ!」
六花「えーと…なになに~?」
悠「ブッ飛ばすぞ!」
六花「にひひー。」
[皆の叶いそうな願いが叶いますように]