ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(3/21/夜)ー


亮「まだ、胸が痛い…」

ともき「大丈夫か。」

亮「大丈夫だけど痛い。」

拳二「うっーす。お、ツンツン頭とともき」

亮「岡崎亮だから!なんども会ってますよね!」

拳二「だったなぁ。まぁこまけぇこたぁいいじゃねぇか。」

亮「はぁ…」

拳二「なんだぁ。辛気くせぇ面しやがって。女にでもフラれたか。」

亮「そっちは十分潤っています。」

拳二「あ、今のは俺ぁが腹立った。これだから女がいるガキはよぉ…なぁ、ともきいぃ……って、こいつも女がいやがったぁ~~しかも鴛鴦夫婦(おしどりふうふ)のド有名じゃねぇかあぁ…」

ともき「ちょ、どこで有名なんすか…」

拳二「俺の部下たちの間だな。あとオジキにも話した。」

ともき「ちょ、えぇ!?」

拳二「っうか、悠はいねぇのか。」

澪「今日はまだ見えてないですよ。」

亮「ラジオ行くっていってたな。」

美喜「あぁ、そういえばさっき千夜と話してたわ」

ともき「っーか、俺の噂が有らぬところでたってるのはスルーかい…」

拳二「なぁに、でぇーじょうぶだ。変なことは話してねぇよ。」

ともき「なら、いいですけど…」

拳二「かっかっか。まぁ、おごってやるから一杯やれよ。ツンツン頭もな」

亮「わざといってるだろ。」

拳二「かっかっか。」

ともき「俺は烏龍茶で」

亮「コーラ」

拳二「なんでぇ、酒やんねぇのかよ。」

美喜「そういう貴方は?」

拳二「こんあと仕事あっから……ビールにしとっかな」

悠「仕事あるやつが飲むんじゃねぇよ!」

拳二「お、出やがったな。」

悠「あー?」

拳二「ちょっと今から仕事あんだよ」

悠「いまさっき聞いた。」

拳二「ちょっと付き合え。」

悠「嫌だ。」

拳二「即答かよ」

悠「なぁにが悲しゅうてヤクザの仕事に付き合わないかんのや。」

ともき「何弁だよ。」

拳二「そういうなよぉ。」

悠「他にどういえっていうんだよ…」

亮「あのさぁ、全然空気読めない発言していいか?」

悠「どうぞ。」

ともき「ミスターKYからお墨付きだ。」

悠「いひひ。」

ともき「照れるな…」

亮「あのさ、良かったらで良いんだけど月美と遊んでやってくれないか。」

悠「おれ?ともき?拳二?」

拳二「俺ぁがいうのもなんだけどよぉ。お前は本気で空気が読めねぇなぁ。」

悠「あー?」

ともき「続けてくれ。」

亮「なんか、最近ムクれてなぁ。悠と遊んだら機嫌よくなると思うんだ」

悠「なんで?」

ともき「喋るなお前は。とりあえずイエス、はい、うんのどれかだけいっとけ!」

悠「……」

ともき「そこは喋れ!」

拳二「ちょっと仕事に付き合ってくれ。」

悠「うん。……あっ。」

拳二「かっかっか。決定だな。いくぞ。」

悠「ぐぬぬっ…。」

拳二「あぁ?まさか小鳥遊悠が約束をはき違えるってぇのかぁ?」

悠「っ……この小鳥遊悠、逃げも隠れもするし嘘もつくが約束だけは守る男だ。」

拳二「よっしゃ。」

亮「アイツ、変なところで義理がたいよな。」

ともき「本当にな…」
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