ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(3/19/夜)ー

悠「ちぇき。」

澪「あ、やっときたか。」

悠「あー?」

澪「翡翠ちゃん来てるぞ」

悠「なんだ、また来てたのか。」

ともき「翡翠ちゃんは見かけによらずアクティブだな。」

悠「まぁ、子供は基本アクティブだけどな。おれだって子供のころはバロンといっしょに走り回っていたもんさ」

ともき「微笑ましいな。」

悠「まぁ、実際は追い回されていたというのが真実なんだが」

ともき「バロンになにした…」

悠「なんもしてないさ。ただ…ただ、ご存じのとおりバロンはおれに超なついてるよな?」

ともき「そうだな。」

悠「それは子供のころからでな、っか、昔のほうがかなりベッタリだったんだ。」

ともき「へぇ、初耳だな。」

悠「それはいいんだけど。まぁ幼少期なわけですからこの小鳥遊悠さんもショタってたわけですよ」

ともき「ショタいうなよ…。」

悠「ショタってて、まぁ、身体もちみっちゃいし、体力も無いわけですよ。ですが、我が家の忠犬にして猛犬なバロン君は昔からあのくらいのサイズだった訳です。」

ともき「……」

悠「後ろから追いかけられたら、本気で恐怖を覚えるわけですねぇ。なにせ自分より強大で巨大な獣が大きな口を開いて近づいてくるんですから。」

ともき「……」

悠「っで、ぶつかられたら洒落にならないとおれも全力で走り出すわけですが、バロン君は遊んでるとテンションあげあげになって…さらにアクセルをきかします」

ともき「……」

悠「こうなったら、助かるには逃げ切るか、捕まるかの二択。ただ、バロン君の速さは桁が違います。あわれショタ悠さんはすぐに捕まりました」

ともき「……」

悠「舐めたおされるわ。あまがみされるわ。軽いレイプだからな。ショタ獣姦ってどんなマニアック本だよって思うよな」

ともき「所々にネタをはさまなけりゃ微笑ましい話だったのにな。」

悠「大丈夫。身体は舐めたおされても心までは奪われてないから」

ともき「うっせぇよ」

翡翠「…じゅーかん?…」

悠「……」

ともき「……」

翡翠「…?…」

悠「翡翠、なんでもしてあげるから今の言葉は記憶から抹消してください」

翡翠「…なんでも?…」

悠「あぁ。だからお願いだから今の言葉は忘れて…」

ともき「なんかの拍子でバレたら悠は明日の朝日が拝めなくなるな。」

悠「ガクガクブルブル…」
ともき「口でガクガクブルブルいうな」

翡翠「…じゃあ…」

悠「おう。なんだ、なにしてほしい?」

翡翠「………だっこ…」

悠「なんだ、そんなことかそらおいで」

翡翠「……ぎゅっして…」

悠「こうか?」

ギュッ…

翡翠「…はふっ///…」

ともき「付き合えばどうだ?」

悠「なんの話!?」
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