ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(3/17/夜)ー

悠「ちぇきっ。」

美喜「いらっしゃい。」

悠「はーあちぃ。」

澪「汗だくだな。」

悠「秋葉からここまでだと結構な運動量だからなぁ。」

澪「もしかして、チャリで動いてるのか?」

悠「あぁ。翡翠は駅で降ろしてきたけど。」

美喜「アンタも電車つかえばいいじゃない。」

悠「電車代も節制中だ。それより、冷たいビールくれないか」

ともき「交通費より酒代を節制したほうがいいんじゃないか?」

悠「あら、ともき。」

拳二「かっかっか。悠が酒をやめれるわけねぇぜ」

悠「まぁ、至極当然だな」

ともき「やめなくても量は減らせれるだろ。」

悠「ちょっと、わたし、わからない」

ともき「急にJapanese理解できなくなるな!」

悠「英語で言われた…。っか、ともき勘違いしてるぞ。」

ともき「なにが?」

悠「おれだって家だとビールじゃなく発泡酒だ」

ともき「アルコールはとってるじゃねぇか!」

拳二「かっかっか。俺ぁも家だと発泡酒だぜ。」

悠「拳二は酒も煙草もやるから消費量二倍だしな。いや、常人より吸いまくりだから二倍じゃきかないか。」

拳二「特にタバコがなぁ。シンセンのはたけぇし。って、ピースじゃ味気ないし」

ともき「禁煙は?」

拳二「ともき、そりゃあ息するなってのと同じだぜ。」

ともき「喫煙と呼吸が同列って…」

悠「バカなんだよ。」

拳二「一本吸うか?」

悠「いらねぇよ。っか、吸うな。ヤニ臭い」

拳二「ヤニ臭いって、てめぇからプンプンヤニの匂いがしてっぞ」

悠「ゲーセンにいたからな。服に匂いがついたんだろ」

ともき「あんまり、環境の悪いところに翡翠ちゃん連れ込むなよ。」

悠「連れ込むんじゃなく、なぜか翡翠がついてきてるんだよ。」

澪「そういえば最近翡翠ちゃんべったりだな。」

悠「春休みで暇なんじゃないか?」

拳二「他のガキは?」

悠「さぁ、各々春休みを謳歌してるんじゃないのか?」

ともき「真桜ちゃんもたまには羽伸ばさせてやれよ。どうせ家のこと任せっきりなんだろ」

悠「最近はデコに駒狸さんがいるから大丈夫だろ。それに最悪悠(女)がいる」

拳二「お前んち女ばっかりだな」

悠「灼羅たんとカゲコも居るぞ」

拳二「かぁ~うらやましいぜ。」

悠「だろ。……っても、おれ最近うち帰ってないしな。」

拳二「どこにいるんだ?」

悠「ともきとこ泊まったり、紅とこ泊まったりかな。今日は千夜ちゃんちか氷室さんとこに世話になろうかと思ってる」

ともき「なんで帰らない…」

悠「春休みだし、誰かの家にとまって親睦を深める青春を謳歌中」

拳二「コイツこんなんだから女できねぇーんだぜ」

ともき「もはや病状ですね」

悠「意味がわからん。」
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