ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(3/13/昼)ー

悠「ちぇき」

翡翠「…ちぇき…」

澪「よっす。今日は翡翠ちゃん乗せてるのか。」

悠「常になんか乗せてるみたいな事をいいなさんな。さっき近くで拾ったんだ。」

澪「もの扱いだな…。」

翡翠「……」

ワシャワシャ

悠「翡翠さん、翡翠さん。もの扱いしたのは謝りますから、髪の毛をわしゃわしゃするのは止めてくれませんか?」

翡翠「…ゆるす…」

悠「ありがと。椅子に座るか?それとも膝か?」

翡翠「…おひざ…」

悠「はい、どうぞ」

翡翠「…ちょこん…」

悠「何のみたい?」

翡翠「…こぉら…」

悠「じゃあ、甲羅と日本酒」

澪「コーラと日本酒だな」

美喜「翡翠ちゃん炭酸好きなの?」

翡翠「…コク…」

悠「甲羅とかよく飲めるなぁ…」

澪「コーラな。」

悠「マリオカートでぶつけるやつだろ。」

澪「確かにそれは甲羅だよ。いま、話してるのはコーラだよ」

悠「言葉って難しいな」

美喜「アンタが難解にしてるんでしょ」

悠「にゃーん」

翡翠「…にゃーん…」

美喜「あら、かわいい。」

悠「照れるなぁ。」

美喜「アンタじゃないわよ。」

悠「わかっとるわ。」

美喜「イラッ…」

鈴猫「こんにちわ。」

美喜「いらっしゃい」

悠「ちぇき」

鈴猫「悠と翡翠ちゃん。こんにちわ。」

悠「翡翠、鈴猫お姉さんにちぇきは?」

翡翠「…ちぇき…」

鈴猫「あはは…。それでいいのかな」

翡翠「…こんにちわ…」

鈴猫「はい、こんにちわ。なにしてるの?」

悠「いや、特になにも。ちょっと休憩」

翡翠「…きゅーけー…」

鈴猫「そうなんだ」

悠「そっちはなにしてんだ?」

鈴猫「お店休みだからブラブラしてたとこ。」

悠「ふぅん。じゃあ昼飯でも一緒に食いにいかね?」

鈴猫「えっ…?」

悠「なんだよ。」

鈴猫「私と悠が一緒にお昼ご飯?いいの?」

悠「なにがいけないんだ。っか、おれと翡翠と鈴猫とでだがな。嫌か?」

鈴猫「ぜ、全然。よろしくお願いします!」

悠「落ち着けなにを興奮してる」

鈴猫「い、いや…なんでもないです。(や、やったー!悠とお昼)」

悠「翡翠、なんかたべたいものあるか?馬肉とか」

鈴猫「なんで馬肉…」

悠「馬肉のユッケうまくないか?」

鈴猫「まず、小学生が好んで食べるものじゃないよね」

悠「ふむ…ならばレバ刺…」

鈴猫「なに、鉄分不足なの?」

悠「いや、毎日青虫レベルでホウレン草食ってるよ。」

翡翠「………おむらいす…」

悠「なら洋食屋いって、遊びにいくか。」

翡翠「…コクコク…」

鈴猫「どこいくの?」

悠「そうだな……上野動物園でもいくか」

翡翠「…♪…」

鈴猫「(これって…デート!?)」
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