ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(3/9/夜)ー

悠「zzz…」
紅「zzz…」

美喜「騒ぐだけ騒いで寝るから困るのよね。」

澪「まだ宵の口だから良いじゃないですか」

ともき「ちゃんと起こして連れて帰りますから」

千夜「邪魔するぞ」

悠「やぁ、千夜ちゃん。いらっしゃい」

ともき「なっ…」

美喜「っ……お、起きてたの?」

悠「いや、千夜ちゃんの匂いで目が覚めた。」

千夜「あぁん…?匂いだ?」

悠「ラーメンのスープのいい匂い。」

千夜「テメェは犬か!」

悠「うー…にゃあぁー!」

千夜「炭酸水くれ」

悠「華麗にスルー!」

ともき「店は?」

千夜「ぼちぼちだ。」

美喜「今の時期はお客多いんじゃないの?」

千夜「昼間はやっぱ多いな春休みで普段よりガキの数が増えてる」

悠「だよな。休みになるとなぁ。まだ寒いからラーメンは昼飯にはもってこいだし。お茶とかもけっこう売れるんだよな。」

ともき「なんで悠が店側で話しに加わるんだ?」

悠「え、あー…まー…気にするな。」

ともき「明らかに今、なにか説明するのがめんどくさくなって省いたよな。」

悠「ソンナコトナイデスヨ」

紅「zzz…」

千夜「はぁ…」

悠「お疲れぎみか?」

千夜「別に…」

悠「このツンデレめ。」

千夜「よくわからねぇが、俺はバカにされたんだよな?」

悠「してねぇよ。むしろ誉めたよ!」

ともき「誉めては無いだろ…」

悠「ばんなそかな」

紅「zzz…」

千夜「……」

悠「そういやさ、千夜ちゃんてさ…」

千夜「なんだ?」

悠「どんなAVが好き?」

千夜「……」

スッパン!!

悠「ぐぇっ…もろ腹に…蹴りが…」

ともき「今のは悠が悪い」

悠「いや……ふぅ。千夜ちゃんの好みとかを春休みだし聞いてみたいなと」

ともき「春休み関係ないし、好みを聞くとしてもなんでAVなんだよ」

悠「好きなAVさえわかれば、どんな女性が好きなのかなにフェチなのかもわかるだろ?一挙三得」

千夜「意味がわからねぇし。とりあえず……もっかい蹴っとくか」

悠「やめれや~。マーライオンしたり、口からモツ的なものがコンニチワしたらどうしてくれるんだ。」

千夜「知るか。」

ともき「リアルにマーライオンするかもしれない奴だから蹴るなら腹以外にしといてくれ。」

美喜「店の中でマーライオンしたら殺すわよ」

千夜「マーライオン、マーライオンうるせぇな。マーライオンってなんだよ!」

悠「マーライオン知らないか?」

千夜「マーライオンは知ってるよ」

悠「口から出てるだろ。つまりゲロが的な…」

千夜「もういい喋んな」

悠「そんな冷たい千夜ちゃんも好き」

千夜「ウゼッ…」

紅「zzz…」

ともき「よく寝てるなぁ」
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