ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(2/28/夜)ー

悠「はぁ~あったけぇ」

翡翠「……」

ともき「はは、暖かそうだな」

紅「すっぽり悠の腕の収まってるな」

悠「ベストサイズだ。あー、子供は体温が高いから本当に温いや。あ、翡翠いやになったらいえよ?」

翡翠「…フルフル…ぬっくぬく…」

悠「あぁ、ぬっくぬくだ」

宮塚「……チッ」

紅「ミヤどうかしたか?」
宮塚「…なんでもない。」

悠「あー、本当にアリだわ。離したくない」

ともき「なんか、その格好でいったら犯罪者くさいな」

悠「酷くない!?」

紅「見た目は柄の悪いのが子供を抱き締めてる感じだしな」

悠「柄の悪いとかいうな。」

美喜「じゃあ、ロリータ?」

悠「コンプレックス!じゃねぇよ!」

ともき「ノリノリだな」

悠「身体が暖かいからボケの滑りもいいんだ。」

ともき「ボケが滑ったらダメだろ」

悠「目から…」

ともき「眼はいいからな」

悠「まな……コンタクト落ちた」

紅「お、見事にボケが滑ったな」

悠「うるせぃやい!」

ともき「悠は最近ボケがマンネリだな。しかも半端なツッコミになってるし」

悠「バカな息をするようにボケるおれのボケがマンネリだと!」

紅「むしろ、息をするようにボケてたらネタもマンネリになるんじゃないか?」

悠「いや、マグロと同じでボケてないと呼吸出来ないんだ」

ともき「マグロ関係ねぇな。」

悠「バレたか。まぁ、おれはマグロでもイケる口だけどな、こう騎乗位で乱れるのを眺めるのを……」

翡翠「…きじょうい?…」

ともき「翡翠ちゃん、今聞いたことは忘れることお兄さんとの約束だ。」

翡翠「…?…」

紅「悠、今のはダメだろ」

悠「すまん、ミスだ。」

紅「なんのミスだよ。」

悠「膝のうえに居るのは翡翠じゃなく猫だと無意識に意識していた」

ともき「無意識なのか意識してるのかどっちだよ」

悠「無意意識だな」

ともき「やかましいわ。」

翡翠「…むいいしき?…」

ともき「それも忘れていいから」

紅「まぁ、翡翠の子猫ちゃんは猫っぽいからな。悠がいったこともわからない気もしないな」

翡翠「…みゃあ…」

悠「やだ、可愛い。ペロペロしたいわ。」

ともき「やるなよ」

悠「焼きもちか?」

ともき「友人を警察に通報したくないだけだ。」

悠「そんなペロペロで通報はやめてくれ。」

紅「ペロペロする場所によるだろ」

悠「そりゃ…腋かな」

宮塚「…ブッ」

紅「ミヤどした?」

宮塚「…なんでもない」

悠「冬場で厚着して蒸れた腋とかペロペロしがいがあるだろ」

ともき「変態が!」

悠「腋の魅力を舐めんじゃねぇ。舐める話だけど」

ともき「ドヤ顔やめろ」

翡翠「…わきぺろぺろ?…」

紅「悠、そろそろ黙った方がよくないか?」

悠「うん、おれもそんな気がしてきた。」
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