ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(2/27/夜)ー

悠(女)「髪の毛は偉大だと思うんだよ」

優日「こくっこくっ……ぷはっ。すいません、おかわりください」

悠(女)「一心不乱に飲むな!」

優日「うん?」

炎銃「うるせぇなぁ。女みたいなこといってねぇで黙って飲めよ」

悠(女)「女だよ!」
炎銃「あ?」

悠(女)「あーしは女だっーの」

鈴猫「ま、まぁまぁ…それで、なんの話だっけ?」

悠(女)「髪の毛が偉大って話し。」

優日「こういうときはちゃんと覚えてるよね」

悠(女)「はっきりいえば、お下げの機能美だ!」

炎銃「お下げって…あれだろ。紅みてぇなの」

鈴猫「皇くんは前お下げだけどね。」

悠(女)「アレはアレでいいんだが、普通に長いおさげ。三つ編みとかだな。いいよなスポーティから大人しい雰囲気まで衣装にとかで幾つものに可能性を秘めている。」

炎銃「知るか。てゆーかよぉ、あんな面倒臭ぇことすんなら短くすりゃあいいだろ」

悠(女)「髪は女の命だぞ!」

炎銃「んなわけあるか。ボケ。命は心臓に決まってるだろ。」

悠(女)「……えーと」

鈴猫「はは、祭ちゃんは髪型変えないよね。ウェーブとかかけたらいいのに」

炎銃「やるなよ。俺は今でも床屋だぜ?」

美喜「年頃なんだから美容院くらい行きなさいよ」

悠(女)「美容院より、病院送りにするのが似合ってるよな」

炎銃「小鳥遊……」

悠(女)「ヤベ」

炎銃「わかってんじゃん。お前男の方より話せるかもな。」

悠(女)「え、あーはぁーども…」

優日「ゆうは髪型変えないの?」

悠(女)「自分の弄っても面白くないもん。」

優日「じゃあ、私たちがゆうの髪っていうかゆうをいじっていい?」

悠(女)「あー?」

優日「ゴスロリドレスとか」

悠(女)「止めろ」

鈴猫「チャイナドレス?」

悠(女)「摩耶に着せろ」

炎銃「包帯」

悠(女)「なんかエロイなをい!」

優日「じゃあ、こうしよう。私のニット帽に着いているドクロのミニピンバッジを外します。これをゆうのツイテを結わえてる紐に着けます。さらに取りい出したる包帯で右眼を隠すように巻きます。はい、完成。」

悠(女)「……」

鈴猫「かわいいけど…なんか…」

優日「ゴス娘じゃなく、邪気眼娘になったね。」

悠(女)「中2病全開になってやろうか…っか、あーし今どんなかんじ?」

炎銃「怪我人」

悠(女)「聞いた相手が悪かったな。」
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