ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(2/26/夜)ー

悠「髪の毛って偉大だよな。」

千夜「ゴッゴッ……ゲフッ。すまん、いくらだ?」

悠「待て、一気に炭酸水飲み干してなにそそくさと退散しようとしてる」

千夜「お前がなんかそういう話をし始めるとめんどくさい。あとウザい」

悠「おっとっとう。めんどくさいは俺の専売特許なんだけど?」

千夜「じゃあウザい」

悠「知ってるか小鳥遊悠でも心は傷つくんだぞ」

ともき「少し相手したらすぐに満足するから聞いてやってくれ。」

悠「その子供の相手をするみたいないいかたやめろや~」

ともき「なら、聞かなくていいのか?」

悠「いや。」

千夜「はぁ」

紅「っで、なんの話だっけ?」

悠「髪の毛って偉大って話。」

ともき「こういうときはちゃんと話覚えてるんだよな…」

悠「はっきりいえばな、ポニテの可能性だ」

紅「ポニテってあれだろ。後ろ髪縛ってるの」

悠「うむ。あれは可愛いよな。美しいよな。」

千夜「知るか。っか、縛るくらいなら切ればいい話だろ」

悠「髪は女の命だぞ!」

千夜「じゃあ、お前いますぐ髪の毛切れ。」

悠「それでだ…」

ともき「完全に無視したな。」

千夜「うぜっ…」

悠「縛る位置も重要だよな。こお…うなじがはっきり見える様にちょっと高めの位置で大和撫子な雰囲気かつ大人っぽいイメージになる。着物なんかだとさらに高ポイント」

千夜「知らねぇよ。」

紅「けど、今のは解るな。」

悠「おれとしては後ろ髪の毛先より少し前できつく縛るポニテが好きだ。」

ともき「けど…それポニテじゃ無くないか?」

悠「かもな。」

紅「え、どゆ髪型?」

悠「口で説明するより実物見た方がはやいな。美喜」

美喜「……」

悠「慣れてるけど無視されたよ。」

紅「自分の髪でしたらよくね?」

悠「それもそうだな。まず後ろ髪をあつめて……先だけを縛る……こんな感じだ。」

紅「あーはいはい。祭りとかで見かけるな」

悠「あと、サイドテールとかもありだよな。」

千夜「あの金髪触角のことか?」

悠「千夜ちゃんがいってるのは多分デイジーのツインテールだな。」

ともき「ツインテールはダメなのか?」

悠「毎日、毎日、ゆうのを見てたら飽きた。それにあいつのツインテールは一切萌えない。」

紅「それは悠の感覚の問題じゃね?俺普通にゆう(女)は良いと思うし。な?」

ともき「言動には多々問題が有るけどな。」

紅「千夜ちゃん的には?」

千夜「あっちとはそんな話してねぇから知らねぇ。っか、結局は悠だろ」

ともき「そうだな。」

悠「えぇ…あれとおれが同じかよ。」

ともき「いや、同じだろ。同じ小鳥遊悠だし」

悠「……」

紅「黙っちゃったよ」

悠「よし、帰るか。」

千夜「なんだそりゃ…」
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