ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】

ーラスタ・ラヴー

悠「暑いなぁ。」

六花「本当にねー」

澪「ゴールデンキャデラックと牛乳お待たせ。」

ゴールデンキャデラック

16度甘口シェーク

ガリアーノ20ml
カカオリキュールホワイト20ml
生クリーム20ml

材料を十分にシェークして、カクテルグラスに注ぐ。

悠「おう。さんきゅうー」

六花「そのカクテル真っ白だね」

悠「一口飲むか?甘い香りを漂わせるハーブ系リキュールのガリアーノと、チョコ風味のカカオリキュールをミックスした、とろけるような甘い口当たりのカクテルだぞ。」

六花「うーん…。酒は止めとく。」

澪「はは、フラれたな。」

悠「なれてるから気にしねぇよ。美喜付き合わないか?」

美喜「人をついでみたく誘わないでくれない?」

悠「最近美喜に冷たく責められるとゾクゾクしてくるよ。」

美喜「ひ…」

悠「とまあこの様な事をいっとけば大抵の女は引いて何も言わなくなる。」

澪「悠、オーナーがめっちゃ睨んでる」

六花「悠くんは女の子の相手の仕方が色々と間違ってるねー。」

悠「ベッドの上だとやさし~ぜ。今度試してみるか?」

六花「やらし~の間違いじゃない?」

悠「否定はしない。」

美喜「ド変態が」

悠「そういうなよ。これでもフェミニスト気取ることもあるんだぞ。」

六花「ストリートファイトだと顔は殴らないとか?」

澪「なんで、喧嘩すること前提なんだ。」

悠「いや、喧嘩ときはぶん殴るよ。」

澪「お前も殴るのかよ。」

悠「手加減したら相手に失礼だろ。ガキだろうが女だろうとやるときはやらないと。」

六花「そう言いながらついつい手を抜いちゃうんだよね。優しいから。」

悠「ブッ!」

澪「うわっ?!おま…吹き出すな。」

悠「ゴホゴホ…わ、わりぃ…って、口から白いの吹き出したらなんかエロイ?」

美喜「頭わいてんじゃない?」

悠「じゃあ、六花がやったら?」

澪「……」

美喜「……」

悠「やらしいな。」

美喜「やらしいわね」

澪「二人とも…」

六花「なんか複雑だなー」

悠「エロイってのは魅力があることだぞ。美喜を見てみろちゃんとしたらモテモテだぞ。」

美喜「うっさい」

六花「美喜さんは普通に美人だよ?」

美喜「私、六花を嫁にするわ」

澪「オーナー自重してください。」

悠「暑いのによく抱きつけるな。」

美喜「可愛い物には平気よ。」

悠「ここにも可愛い物なら居ますよ。」

美喜「……」

悠「冗談だ。そんなマジ睨みするな。」

美喜「冷房が直って無かったら殺ってたわよ。」

悠「怖…」

六花「あははー。」

澪「いや、笑い事じゃないから。」
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