ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(2/22/夜)ー

ともき「ちわ」

炎銃「お?」

ともき「あ、炎銃…さん」

炎銃「なんだ、人の顔見て固まりやがって」

ともき「いや、そんなつもりは…」

悠「おいおい、意味のわからん絡み方するなよ」

ともき「二人がいっしょに飲んでるなんて珍しいな」

悠「たまたまな」

炎銃「たまたまだ」

ともき「……(なんか息あってるとかいったら撃たれるんだろうな。)」

炎銃「んだよ。」

ともき「いや、なんでもないですよ」

美喜「けど、祭がひとりって珍しいわよね。」

炎銃「あ?」

美喜「宮塚か誰かと大抵一緒じゃない」

炎銃「宮は別件。紅は今日は姉と食事にいくとかなんとか…」

悠「あ、おれも誘われた。」

ともき「なんで?」

悠「えへへへ。紅のお姉さま方に少し人気あったりするんだよおれ。」

炎銃「ほぉ、紅の姉達は目が悪いのか」

悠「どーいう意味だよ!」

炎銃「お前は見た目も悪い」

ともき「はっきりいったな…」

悠「っか、見た目「が」じゃなく見た目「も」ったよな?」

炎銃「性格もくそ悪いだろ。」

悠「そうか?」

ともき「ノーコメントで」
炎銃「いやいや、こいつみたいなド嘘つき見たことねぇし」

悠「嘘も方便」

炎銃「もげろ。」

悠「なにが!?」

炎銃「まずは鼻とか」

悠「嫌だっ。っか、まずはなのがおかしいから」

炎銃「ちっ」

悠「ともき。この人、めっさこわいんだけど」

ともき「けど、普通に隣に座って飲んでるんだな。」

悠「隣でいると、けっこういい匂いするぞ」

炎銃「……」

バスッ!バスッ!バスッ!

悠「あ、あぶねぇ…今のは本気であぶなかった…」

ともき「よく避けた……って、より一瞬に床に倒れ込んだのか」

炎銃「次…キモいこといったら本気で殺すぞ」

悠「イエス・マイロード」

ともき「なんだかなぁ。」

悠「よいしょ。けどさ、祭は男とか興味ないのか?」

炎銃「は?」

悠「恋人的なの」

炎銃「死ぬか?」

悠「なぁ、おれの発言てそんな間違った発言してるか?」

ともき「いや、なんというか。聞く相手が悪い。」

炎銃「どいつも、こいつもそういうのめんどくせぇんだよ。」

悠「じゃあどういうのがめんどくさくないんだ?」

炎銃「とりあえず…お前みたいなのをつるし上げることだな」

悠「暴力反対」

炎銃「賛成だよ」

ともき「なんだろこの会話。」

美喜「あのさぁ、何度も何度も何度もいうけど店で暴れないで」

炎銃「コイツが原因だ。」

悠「酷くない?」

炎銃「お前の面か?」

悠「さすがに泣きそうだ。」

炎銃「勝手に泣けや。」

悠「にゃぉーん」

バスッン!

炎銃「ちっ、逃げたか」

ともき「こわっ…」

美喜「だから、暴れるな!」
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