ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~
ーラスタ・ラヴ(2/16/夕)ー
悠「……ネム」
ともき「何日寝てない?」
悠「二日…三日…ゴクッ…はぁ。」
美喜「飲むのやめて帰りなさいよ…」
悠「今飲むの止めたら0.5秒で寝るぞ」
澪「酒で無理矢理起きてるのも身体にめっちゃ悪そうだな」
駒狸「生薬作りまししょうか?」
悠「なんか元気になるの作れるか?」
ともき「前から気になってたんだけど生薬って?」
駒狸「生薬は天然に存在する薬効を持つ物から有効成分を精製することなく体質の改善を目的としてる薬の総称ですよ。」
悠「生薬は、薬事法によって医薬品として扱われるのと、食品として扱われのの2種類に分かれて。日本の薬事法だと、生薬も医薬品として扱ってるけどな」
駒狸「ヨーロッパでもドイツだと医薬品なんですよ。ただ、アメリカでは『薬局方』に生薬が収載されてますけど、生薬から精製した有効成分は医薬品として認めるけど、原料である生薬自体は医薬品として認めてないんです。なので生薬を指して未精製薬 と呼んだり、民間伝承で用いられる場合だと薬用ハーブと呼ばれる事も多いですよ」
澪「薬なのに個人で作ったりしていいのか?」
駒狸「物によってはダメですけど基本は民間伝承だから大丈夫です。ほら、しゃっくりの時、柿のヘタを煎じちゃ…煎じたお茶が効くとかのです」
悠「煎じちゃ」
駒狸「コホン///」
澪「やめたげろよ。
ともき「漢方みたいなもんか」
悠「いや、生薬は、漢方処方や民間伝承の和薬みたいに東洋医療で用いられる天然由来の医薬品だけど、漢方医学の影響が大きいから生薬と漢方薬とが同一視される場合も多いし、混乱を招いているんだ。」
駒狸「生薬は漢方医学以外にも、民間薬として単独で使用する機会もありますけど、漢方薬とは複数の生薬を漢方医学の理論に基づいて組み合わせた処方ですから、決して同一ではないんですよ。」
ともき「へぇ。」
駒狸「生薬になる天然産物には、植物由来のもの植物)、動物由来のもの、菌類由来のもの、そして鉱物由来のものが含まれるんです。そして多くの場合は煎じ薬やエキス剤、チンキ剤など、加工してから薬品として用います。まれに、貼薬の様に原体をそのまま使う場合もありますが西洋医学のように注射剤として用いるものは無いんです。経口剤か貼薬として服用するのがメインです。」
ともき「効果はあるのか?」
悠「有るが…生薬は天然物だから、含有されている薬効成分は一定じゃないんだ、同じ植物でも、産地や栽培方法、あるいは作柄によっても成分は変わる場合も多い。」
ともき「つまり?」
駒狸「たとえばですね。薬用人参を例に取ると、朝鮮半島産のものは「朝鮮人参」や「高麗人参」と銘打たれて重宝されます。けど朝鮮半島より導入した国産のものは「御種人参(オタネニンジン)」と呼ばれて、格が下がるんです。」
悠「最近は天然物資源への注目もあいまって、生薬から得られた成分を元に医薬品が作られる場合も多い。植物資源(薬用植物)がその対象となることが多く、最も古い例としてはアヘンとかな。」
悠「……ネム」
ともき「何日寝てない?」
悠「二日…三日…ゴクッ…はぁ。」
美喜「飲むのやめて帰りなさいよ…」
悠「今飲むの止めたら0.5秒で寝るぞ」
澪「酒で無理矢理起きてるのも身体にめっちゃ悪そうだな」
駒狸「生薬作りまししょうか?」
悠「なんか元気になるの作れるか?」
ともき「前から気になってたんだけど生薬って?」
駒狸「生薬は天然に存在する薬効を持つ物から有効成分を精製することなく体質の改善を目的としてる薬の総称ですよ。」
悠「生薬は、薬事法によって医薬品として扱われるのと、食品として扱われのの2種類に分かれて。日本の薬事法だと、生薬も医薬品として扱ってるけどな」
駒狸「ヨーロッパでもドイツだと医薬品なんですよ。ただ、アメリカでは『薬局方』に生薬が収載されてますけど、生薬から精製した有効成分は医薬品として認めるけど、原料である生薬自体は医薬品として認めてないんです。なので生薬を指して未精製薬 と呼んだり、民間伝承で用いられる場合だと薬用ハーブと呼ばれる事も多いですよ」
澪「薬なのに個人で作ったりしていいのか?」
駒狸「物によってはダメですけど基本は民間伝承だから大丈夫です。ほら、しゃっくりの時、柿のヘタを煎じちゃ…煎じたお茶が効くとかのです」
悠「煎じちゃ」
駒狸「コホン///」
澪「やめたげろよ。
ともき「漢方みたいなもんか」
悠「いや、生薬は、漢方処方や民間伝承の和薬みたいに東洋医療で用いられる天然由来の医薬品だけど、漢方医学の影響が大きいから生薬と漢方薬とが同一視される場合も多いし、混乱を招いているんだ。」
駒狸「生薬は漢方医学以外にも、民間薬として単独で使用する機会もありますけど、漢方薬とは複数の生薬を漢方医学の理論に基づいて組み合わせた処方ですから、決して同一ではないんですよ。」
ともき「へぇ。」
駒狸「生薬になる天然産物には、植物由来のもの植物)、動物由来のもの、菌類由来のもの、そして鉱物由来のものが含まれるんです。そして多くの場合は煎じ薬やエキス剤、チンキ剤など、加工してから薬品として用います。まれに、貼薬の様に原体をそのまま使う場合もありますが西洋医学のように注射剤として用いるものは無いんです。経口剤か貼薬として服用するのがメインです。」
ともき「効果はあるのか?」
悠「有るが…生薬は天然物だから、含有されている薬効成分は一定じゃないんだ、同じ植物でも、産地や栽培方法、あるいは作柄によっても成分は変わる場合も多い。」
ともき「つまり?」
駒狸「たとえばですね。薬用人参を例に取ると、朝鮮半島産のものは「朝鮮人参」や「高麗人参」と銘打たれて重宝されます。けど朝鮮半島より導入した国産のものは「御種人参(オタネニンジン)」と呼ばれて、格が下がるんです。」
悠「最近は天然物資源への注目もあいまって、生薬から得られた成分を元に医薬品が作られる場合も多い。植物資源(薬用植物)がその対象となることが多く、最も古い例としてはアヘンとかな。」