ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~

ーラスタ・ラヴ(2/10/深夜)ー

稲葉「さて、皆様。宴も闌となりました。最後は悠と優日によるデュエットで絞めたいと思います。」

優希「それでは…小鳥遊悠さんと月見里優日さんで」

紅菜「僕のこの手 君のその手です」



悠「ねぇどうして…」

優日「みんな…」

悠「出会ったかなんてわからないけど」

優日「言葉ではわからなくてだけどただ伝えたくて」

悠「触れなれない物ばかりみんな探していただけみたい」

優日「風に願う」

悠「優しい日々続くようにと…」

優日「星に願う」

悠「悲しい日々終わるようにと…僕のこの手」

優日「君のその手」

「「つなげるために出会ったはず」」

悠「ほら聞こえているよみんなの声が離れるほどに力強く」

優日「移り変わる季節の中でさえも変わらないのは君の笑顔」

悠「まだ聞こえているかなあの日の歌は口ずさんでは笑いあった」

優日「ここにいてもいいよ信じていいよ揺れる記憶が音を立てた」

悠「不思議だね」

優日「みんな…」

悠「出会ってお互い笑いあうなんて」

優日「言葉なんていらなくて」

悠「だからこそ伝えたくて」

優日「縛られない事ばかり」

悠「みんな求めていただけみたい」

優日「風に願う優しい日々続くようにと」

悠「星に願う悲しい日々終わるようにと」

優日「何もかもがもう望むようにいかないとわかっていたよ」

悠「僕のこの手」

優日「君のその手」

「「つないだたびに不安だった」」

悠「でも信じているよみんなの声をだからこそ巡り会えたんだ」

優日「移り変わる夜空の星の影で輝いたのは君の笑顔」

悠「まだ聴こえているかなあの日の歌は口ずさんでは笑いあった」

優日「ここに僕はいるよ信じていいよ揺れる心が音を立てた」

悠「この手で…」

優日「なにをつかめた?」

悠「この手で…」

優日「何が救えた?」

悠「まだ聴こえているよ」

優日「みんなの声が」

悠「だからこそ強くなれたんだ」

優日「移り変わるこの世界の狭間で」

悠「願い涙した遠い声」

優日「まだ聴こえているかなあの日の歌は口ずさんでは笑いあった」

悠「みんなここにいるよ信じていいるよ揺れる記憶が音を立てた」

優日「淡く揺れる世界の中また会う日まで」

悠「届かぬ声遠い時間また会う日まで」

優日「暗く揺れる世界の中また会う日まで」

悠「僕らが笑ったあの場所で」

「「また会う日まで…」」


稲葉「では皆様、お疲れさまでした。」

「「「お疲れさまっした!!」」」


悠「おれ…結局呑めてねぇよ…」
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