ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(2/7/夜)ー

ともき「ちわ。」

亮「うーす」

紅「よっす」

千夜「……」

澪「いらっしゃい。なんか大荷物だな」

ともき「あぁ。ちょっとみんなで服見にいってたんだ。」

澪「へぇ、いいな。」

紅「千夜ちゃんは靴しか買わなかったけどな」

千夜「…いいだろ。」

亮「紅は色々買ってたな」

紅「おう、赤のパーカに赤のインナー、赤のキャップ」

美喜「赤ばっかりね」

紅「各種濃淡が違うけどな」

ともき「ラッパーみたいな格好だよな。」

紅「そかな?」

澪「ともきはなに買ったんだ?」

ともき「ジーパンとアウター。まだまだ寒いからな。ちなみに、亮はなが~いマフラー」

澪「長いマフラー?」

亮「……」

紅「千草の子猫ちゃんと一緒に巻くらしいぞ」

澪「おぉ~」

亮「くそ、ともきが言うなよ…」

ともき「たまにはこっち側に回らないとな。」

澪「あれ、そういや、それ系発言担当の悠は?」

紅「電話したけど例のごとく出なかったんだよ。」

ともき「携帯不携帯は健在だ。」

悠「ちぇき。」

摩耶「こんにちわぁ。」

卯天「失礼します」

金剛「ようす」

澪「ようっす。」

悠「なんだ、野郎ばっかり雁首揃えてるな。」

千夜「そっちはなんの集まりだ?」

悠「いや、普通に金剛とこで焼き肉食ってた。」

摩耶「昨日のエキシビジョンの打ち上げなんだよね。」

金剛「亮にも連絡をいれたんだけどな」

亮「え、気が付かなかった…」

悠「そっちは?」

ともき「みんなで買い物だよ。服みにいったりしてた。こっちも悠に連絡いれたんだけどな。」

悠「携帯持ってないからしらん。」

ともき「お前は…」

金剛「連絡とれないと不便だろ。」

悠「……………………そうかも」

ともき「長っ…間長いな。」

悠「おれも崇みたいに電話係つけようかな。」

摩耶「悠くんは無理だよ。」

悠「ん?なんでだ?」

摩耶「最終的に一人歩きするでしょ?よっぽどの人じゃないとずっと着いとくなんて真似できないよ」

悠「そんな事は……あるか?」

紅「っか、崇さんだって普通に携帯は携帯してるからな?」

悠「じゃあ、電話番か」

千夜「既に携帯として役してねぇな」

悠「こまけぇこたぁいいんだよ!」

千夜「無茶苦茶だな…」

ともき「いっそのことカゲコ…じゃなかった影子ちゃんにでも張り付いててもらったらどうだ?」

悠「ヤだよ。カゲコ着けたら、デコもオマケに着いてくるんだぞ」

紅「いいじゃん。」

卯天「悠さんなら女性を侍らせるのは最高の待遇なんじゃないんですか?」

悠「誰だ、卯天に変なこと教えたのは」

ともき「教えなくてもみんなそう思ってるよ。」
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