ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/28/昼)ー

ともき「ちわっ」

亮「よっす」

月美「こんにちあ」

美喜「いらっしゃい。今日は月美ちゃんもいるのね。」

月美「はぁい」

亮「悠に会うと思って、勝手に着いてきただけだろ…」

月美「ち、ちがうもん!」

ともき「はは。ん?」

千夜「はぁ…」

紅「あはは」

ともき「千夜、なんか疲れてるな」

千夜「くそかん高い笑い声が頭に響いてる…」

ともき「?」

紅「デイジーの子猫ちゃんがさっきまで居たんだよ」

ともき「あぁ…なるほど」

紅「いやぁ、暇潰しにはデイジーの子猫ちゃんが居たら最高だな。ノンストップトーカーだから。」

千夜「なんでアレだけくっちゃべれるのかわからねぇ。理解できねぇ…」

亮「疲労困憊だな」

千夜「しばらく口を開きたくない……」

月美「どおしたのー?」

紅「おー、月美の子猫ちゃん。あのな、千夜ちゃんが女にモテるアドバイスを約一時間あまり話続けられたんだ」

千夜「やっぱ……途中で蹴ればよかったかな」

ともき「怖い怖い怖い」

千夜「俺はあの女の止まらない喋りのがこえぇよ…しかも、こっちが無視してんのに、紅の野郎が返事しやがるから調子のってドンドンヒートアップしやがるし…」

紅「あはは」

ともき「お疲れさん…。」
月美「……千夜おにいちゃんは女の人嫌いなの?」

千夜「あぁ」

ともき「こらこら。躊躇いなく即答しない。」

紅「あははは。」

亮「爆笑かよ」

紅「けど、千夜おにいちゃんはかっこいいだろ?」

月美「うん!」

千夜「くだらねぇことぬかすな…」

紅「あはは。」

ともき「今日はいつにも増して笑ってるな」

紅「最近、笑いのもとの悠と絡んでないからな。笑いが解消されてなかったんだ」

亮「笑いの解消ってなんだ?」

紅「ジオブロックの敵超強化三倍みたいなもんかな」

千夜「ジオ…なんだそれ?」

紅「わからん。悠がいってた」

亮「解らないのを使うなよ」

紅「俺もたまにはボケたかったんだよ」

千夜「てめぇは素でボケナスだろ」

紅「あはは。ひでぇなぁ。」

亮「堪えないな…」

紅「話しはかわるけど、亮はモテる派だよな」

亮「な、なんだよ。急に」

紅「いや、なんとなく」

ともき「確かに悠と並んでると中々絵になるよな…」
亮「ともきには言われたくない」

ともき「俺は…」

紅「なぁにいってんだ。ともきはつかさの子猫ちゃんって嫁が居るじゃん」

ともき「ブッ」

月美「それなら、亮にぃには千草おねーちゃんがいるよ!」

亮「張り合うな…バカ」

紅「ちなみにこまれまで何回告白された?」

亮「……中学の時に二回、高校で三回の計五回くらい…」

「「「おぉ~」」」

ともき「(悠が居たら何いってたかな)」











~新宿:茶屋小鳥遊堂~

悠「むっ…」

新「?」

悠「ぶあっくちゅん!」

新「わ、変なくしゃみ」

悠「この感じ…ともきが噂してるかな」

新「わかるんだ…」
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