ー特別編ー黄色のCurrency
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
いつものファミレスに向かっている途中、尻のポケットに入れている携帯が震えた。
「はい?」
『悠。俺、星崎将也だけど。』
「ああ。どうした?」
『いや、今日も調査してるの?』
「してるよ。今日は朝から動いてる。」
『そうか。何か手伝えることはあるかな?』
将也の声は真剣だった。
根がまじめなんだろう。偽札の件が気になって仕方ないって感じだ。
俺はホリイとアサノの事を思い出した。
「聞きたい事がある。池袋駅近くにあるファミレス解るか?」
『ああ。』
「なら、そこに来てくれ。」
将也はわかったと言って電話をきった。
俺はポケットの中からイヤホンを伸ばして耳につけた。
流れる曲は『亡き王女のためのセプテット』
アレンジボーカルじゃなく本家。
おしゃれな洋楽もいいけど、やっぱり俺にはこっの方があっている。
ちよっとだけBGMに肩をゆらしながら俺はファミレスへと向かった。
…………
将也は先についていて入り口近くで待っていた。俺は声をかけて店の中にはいった。
‐ファミレス‐
「よっ。待たせたな。」
奥の指定席に顔を出す。
クリーム色をした分厚いゴムのソファーに三人が座っていた。
一番奥の隅には禅、一心不乱にノートパソコンを操作している。
その真正面に紅がいて、隣に澪が座っていた。
「どう…も。おや…そち…らは?」
禅は一瞬だけ顔をあげて、将也を見た後すぐにパソコンに視線を戻した。
「こいつは星崎将也。後輩だ。面倒だからいっぺんに紹介をすますぞ。」
俺は簡単に全員の自己紹介をして、とっとと本題に入ることにした。
「そっちで何か解ったことは?」
「昨日…から…最近…羽振りの…いいチーム…を調べましたが…成果はゼロ。」
禅が報告を終わると矢次に紅が報告する。
「一応、近いところを調べたけどなんも解らずじまい。ep専門のかつあげ野郎なら2・3組みつぶしたけど偽札云々はまーったくだ。」
紅は両手をあげて首を横に振った。
どうでもいいがこいつ、毎日そんなことしかしてないんじゃないだろうな。
「あの…そもそも、偽札つくってるならかつあげ何かしないとおもいますけど。」
将也が手を挙げてつっこんだ。
まさに正論だった。
「俺もそう思うよ。」
「じゃあなんで無駄なことしてる…」
俺は誰のかは知らないけど置いてあったコップの水を一気飲みした。
朝からしゃべりっぱなしで喉がカラカラだった。
紅はなぜか何も言わずに笑っていた。
「紅さんの名誉のために言うけど、炎銃さんのお目付役に一緒に行動してるだけだからな。」
澪が代わりに説明してくれた。
つまり、暴れまわり出さないように紅がみはっているのだ。
「……うん、お前はいいや。次澪は?」
「こっちも似たようなもんだ。ただ、聞いた話じゃオーディネールとネイチャーキッチンにはほとんどNPO関係者は顔を出さないらしい。…あやしくないか?」
俺はわからないといった。
どうやって調べたかは知らないけどいい動きだと思った。
「はい?」
『悠。俺、星崎将也だけど。』
「ああ。どうした?」
『いや、今日も調査してるの?』
「してるよ。今日は朝から動いてる。」
『そうか。何か手伝えることはあるかな?』
将也の声は真剣だった。
根がまじめなんだろう。偽札の件が気になって仕方ないって感じだ。
俺はホリイとアサノの事を思い出した。
「聞きたい事がある。池袋駅近くにあるファミレス解るか?」
『ああ。』
「なら、そこに来てくれ。」
将也はわかったと言って電話をきった。
俺はポケットの中からイヤホンを伸ばして耳につけた。
流れる曲は『亡き王女のためのセプテット』
アレンジボーカルじゃなく本家。
おしゃれな洋楽もいいけど、やっぱり俺にはこっの方があっている。
ちよっとだけBGMに肩をゆらしながら俺はファミレスへと向かった。
…………
将也は先についていて入り口近くで待っていた。俺は声をかけて店の中にはいった。
‐ファミレス‐
「よっ。待たせたな。」
奥の指定席に顔を出す。
クリーム色をした分厚いゴムのソファーに三人が座っていた。
一番奥の隅には禅、一心不乱にノートパソコンを操作している。
その真正面に紅がいて、隣に澪が座っていた。
「どう…も。おや…そち…らは?」
禅は一瞬だけ顔をあげて、将也を見た後すぐにパソコンに視線を戻した。
「こいつは星崎将也。後輩だ。面倒だからいっぺんに紹介をすますぞ。」
俺は簡単に全員の自己紹介をして、とっとと本題に入ることにした。
「そっちで何か解ったことは?」
「昨日…から…最近…羽振りの…いいチーム…を調べましたが…成果はゼロ。」
禅が報告を終わると矢次に紅が報告する。
「一応、近いところを調べたけどなんも解らずじまい。ep専門のかつあげ野郎なら2・3組みつぶしたけど偽札云々はまーったくだ。」
紅は両手をあげて首を横に振った。
どうでもいいがこいつ、毎日そんなことしかしてないんじゃないだろうな。
「あの…そもそも、偽札つくってるならかつあげ何かしないとおもいますけど。」
将也が手を挙げてつっこんだ。
まさに正論だった。
「俺もそう思うよ。」
「じゃあなんで無駄なことしてる…」
俺は誰のかは知らないけど置いてあったコップの水を一気飲みした。
朝からしゃべりっぱなしで喉がカラカラだった。
紅はなぜか何も言わずに笑っていた。
「紅さんの名誉のために言うけど、炎銃さんのお目付役に一緒に行動してるだけだからな。」
澪が代わりに説明してくれた。
つまり、暴れまわり出さないように紅がみはっているのだ。
「……うん、お前はいいや。次澪は?」
「こっちも似たようなもんだ。ただ、聞いた話じゃオーディネールとネイチャーキッチンにはほとんどNPO関係者は顔を出さないらしい。…あやしくないか?」
俺はわからないといった。
どうやって調べたかは知らないけどいい動きだと思った。