ー特別編ー黄色のCurrency
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「よぉ~く知ってるよ…」
何しろそのNPO代表から直々の依頼で調査中だ。
一応俺だって守秘義務くらいは守るから言わないけどな。
俺は半笑いで冊子をパラパラとめくる。
「そうか。君もあの団体に興味があるなんて、真面目になっているな。ボクもいずれは人のために……」
まゆは何か真面目な話を始めたが俺はあるページに気になる物が目に入った。
「なぁ、この関係者名簿ってなんだ?」
「あぁ、それは既にボランティアに関わっている生徒の名前だ。」
記入されてる名前は一年生で星崎将也の一名だけだった。
「星崎君は時期生徒会役員候補だ。成績優秀で真面目な生徒で何度か話した事がある。」
「ふぅん。ボランティア歴は長いのか?」
「聞いた話では、タウン誌づくりやデザインとかの中心的な本来仕事になる事をボランティアとしてやっているらしいよ。」
こんな近くに内部事情をしる生徒がいるとは…
これはもしかしたら何かの情報をもらえるかも知れない。
「そう言えば悠は、さっきおしゃれなカフェを調べていたらしいけど…誰かと行く予定でも…」
「ちょっとこの星崎に会ってくる。」
俺は冊子を尻のポケットに突っ込んで生徒会議室を出て一年の教室に向かった。
………
ー一年生教室ー
「えーと、ここか…」
中を覗くと休み時間だけあって人の数はまばらだった。
「居るかな…」
「悠先輩…何か用事ですか?」
静かな声が後ろから聞こえて振り向くと岩崎みなみが立っていて小さく会釈した。
「ナイタイ(ナイスタイミング)。みなみ。星崎将也っていたら呼んでくれないか?」
「星崎君ですか?…少し待ってください。」
みなみが教室に入って1人の男に話しかけた。
彼が星崎君の様だ。
いきなりな呼び出しに不思議な表情をしてこっちにくる。
「あの、星崎将也は俺ですけど何か用事ですか?」
まゆが言ってた通り礼儀正しく真面目そうな男だ。
「いきなり悪いね。NPOセンターの話を聞かせて欲しいんだ。あ、俺は三年の小鳥遊悠だ。」
「知ってますよ。色々とかなり有名ですから。」
多分良い意味の有名ではないだろう。
「そう、かしこまらなくていいよ。悠でいいから。かわりに俺も将也ってよばしてもらうな。」
「わかりました。それで、NPOの何を?」
「あぁ。最近何か噂を聞かないか?良いじゃなく悪い方で…」
俺は少し声を潜めつつも単刀直入にきいた。
「悪い噂…?いや、特には無いけど。」
「そうか。将也は主にどんな事をしてる?」
「デザイン部門って部署の手伝いかな。ホームページの更新とかもしたりするけど。」
「成る程。」
俺はポケットから手帳を取り出して今の事を書き留めた。
「…あの、さっきから何を?」
「ん?あぁ…口は堅いか?」
「秘密は守る主義だ。」
なかなか誠実な人間だと思った。
俺は今回の依頼のあらましを話した。
何しろそのNPO代表から直々の依頼で調査中だ。
一応俺だって守秘義務くらいは守るから言わないけどな。
俺は半笑いで冊子をパラパラとめくる。
「そうか。君もあの団体に興味があるなんて、真面目になっているな。ボクもいずれは人のために……」
まゆは何か真面目な話を始めたが俺はあるページに気になる物が目に入った。
「なぁ、この関係者名簿ってなんだ?」
「あぁ、それは既にボランティアに関わっている生徒の名前だ。」
記入されてる名前は一年生で星崎将也の一名だけだった。
「星崎君は時期生徒会役員候補だ。成績優秀で真面目な生徒で何度か話した事がある。」
「ふぅん。ボランティア歴は長いのか?」
「聞いた話では、タウン誌づくりやデザインとかの中心的な本来仕事になる事をボランティアとしてやっているらしいよ。」
こんな近くに内部事情をしる生徒がいるとは…
これはもしかしたら何かの情報をもらえるかも知れない。
「そう言えば悠は、さっきおしゃれなカフェを調べていたらしいけど…誰かと行く予定でも…」
「ちょっとこの星崎に会ってくる。」
俺は冊子を尻のポケットに突っ込んで生徒会議室を出て一年の教室に向かった。
………
ー一年生教室ー
「えーと、ここか…」
中を覗くと休み時間だけあって人の数はまばらだった。
「居るかな…」
「悠先輩…何か用事ですか?」
静かな声が後ろから聞こえて振り向くと岩崎みなみが立っていて小さく会釈した。
「ナイタイ(ナイスタイミング)。みなみ。星崎将也っていたら呼んでくれないか?」
「星崎君ですか?…少し待ってください。」
みなみが教室に入って1人の男に話しかけた。
彼が星崎君の様だ。
いきなりな呼び出しに不思議な表情をしてこっちにくる。
「あの、星崎将也は俺ですけど何か用事ですか?」
まゆが言ってた通り礼儀正しく真面目そうな男だ。
「いきなり悪いね。NPOセンターの話を聞かせて欲しいんだ。あ、俺は三年の小鳥遊悠だ。」
「知ってますよ。色々とかなり有名ですから。」
多分良い意味の有名ではないだろう。
「そう、かしこまらなくていいよ。悠でいいから。かわりに俺も将也ってよばしてもらうな。」
「わかりました。それで、NPOの何を?」
「あぁ。最近何か噂を聞かないか?良いじゃなく悪い方で…」
俺は少し声を潜めつつも単刀直入にきいた。
「悪い噂…?いや、特には無いけど。」
「そうか。将也は主にどんな事をしてる?」
「デザイン部門って部署の手伝いかな。ホームページの更新とかもしたりするけど。」
「成る程。」
俺はポケットから手帳を取り出して今の事を書き留めた。
「…あの、さっきから何を?」
「ん?あぁ…口は堅いか?」
「秘密は守る主義だ。」
なかなか誠実な人間だと思った。
俺は今回の依頼のあらましを話した。