ー特別編ーWORLD・THE・Link【前】
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俺はソファの上から起き上がった。
「お前ミドリをくったのか」
『うん、レイヴで手に入ったから。ウロボロスって売人のくせにみんなカッコいいんだよね。』
俺の声は必死だったかもしれない。
「身体のほうはなんともないのか」
『大丈夫ー。スネークバイトくってから、もう三時間たってる。トワコのCDをヘッドフォンでききながらずっと踊ってた。したの階のやつから苦情がきたくらいで全然平気だよ。でもきがついてみるとなぜか壁がケチャップで真っ赤なんだよね。あー、壁がまわってきもちいやあぁ。悠ささん、なんでえ携帯から手だしてえんの』
まるで意味がわからなかった。ろれつもおかしい。
俺は焦った。
「なに言ってるんだ、エディ」
『こんなちいさな送話口から手をだすなんてすごいまじっくだな。てのこうでみどりのへびがぐるぐるまわったる。おもしろいなあ。だんだんさめてきたから、あしたはやすみだしもういっぱつくっちゃおうかな』
思わず叫んでいた。
「エディ、やめろ!今日そいつで死んだやつが一人いるゎだ。新型のミドリはヤバイぞ!」
「しってるよー。しぬのがこわくちゃ、くすりはくえない。どっちにしてもみんな、ゆっくりしぬか、はやくしぬかのちがいじゃない」
通話は突然切れて耳に痛いほどの静けさが戻った。
俺はエディの部屋がどこにあるのかさえ知らない。
こちらからかけてみたが繋がらない。
なにもできずにソファで固まっているとまた携帯が鳴った。
俺は叫んだ。
「エディ、本当にもうやめろ!」
不思議そうな女の声がした。
『誰、エディって。悠くん、なにいってるの』
トワコだった。
全身の力が抜ける。
「なんのようだよ」
『ヘヴンからの連絡。あさっての夜は開けといて。』
トワコは楽しそうにいった。
『私たちのシークレットレイヴ。きっとあさってにはやると思うんだけど』
自分たちでオーガナイズしておいて、日時もはっきりしないのだろうか。
おかしな話だ。
「なんだそれ。やるか、やらないかもわからないのか」
トワコは平然という。
『そう、まだ場所も決まってない。商売じゃないんだから、元々レイヴってそういうもんだよ。今度のは幕張の慰労も兼ねたうちのやつだし、お金もとらない極秘のだから、予定の一時間まえに中止なんてことになるかもしれない。会場が地元の役所や警察にばれてダメ出しされたりしてさ』
あきれて俺はいった。
「それでもみんな予定の時間にその場所に集合するんだ。」
『そう、シークレットレイヴは、それくらい特別なもの。私のステージをみたんだからちょっとはわかるでしょ』
携帯にうなずいてみせる
「まあな」
「幕張の病院で意識不明になっていた男の子は、今夜の十時すぎに目をさましたよ。もう大丈夫だって。」
「そうか。…シークレットレイヴは誰か別の奴を行かせるからソイツに話を聞かせてくれ。」
トワコは叫んだ。
『ダメ!ソウメイさんとの打ち合わせもあるから、あさっては絶対あけておいて!』
俺はとことん年上の女には弱いらしい。
わかったといって電話を切った。こんな調子ではあと一週間もすれば、俺はレイヴとドラッグの専門家になってしまう。
明日は一応学校に顔を出さねばならなかった。
ゆっくり眠れるのはあと三時間だ。
「お前ミドリをくったのか」
『うん、レイヴで手に入ったから。ウロボロスって売人のくせにみんなカッコいいんだよね。』
俺の声は必死だったかもしれない。
「身体のほうはなんともないのか」
『大丈夫ー。スネークバイトくってから、もう三時間たってる。トワコのCDをヘッドフォンでききながらずっと踊ってた。したの階のやつから苦情がきたくらいで全然平気だよ。でもきがついてみるとなぜか壁がケチャップで真っ赤なんだよね。あー、壁がまわってきもちいやあぁ。悠ささん、なんでえ携帯から手だしてえんの』
まるで意味がわからなかった。ろれつもおかしい。
俺は焦った。
「なに言ってるんだ、エディ」
『こんなちいさな送話口から手をだすなんてすごいまじっくだな。てのこうでみどりのへびがぐるぐるまわったる。おもしろいなあ。だんだんさめてきたから、あしたはやすみだしもういっぱつくっちゃおうかな』
思わず叫んでいた。
「エディ、やめろ!今日そいつで死んだやつが一人いるゎだ。新型のミドリはヤバイぞ!」
「しってるよー。しぬのがこわくちゃ、くすりはくえない。どっちにしてもみんな、ゆっくりしぬか、はやくしぬかのちがいじゃない」
通話は突然切れて耳に痛いほどの静けさが戻った。
俺はエディの部屋がどこにあるのかさえ知らない。
こちらからかけてみたが繋がらない。
なにもできずにソファで固まっているとまた携帯が鳴った。
俺は叫んだ。
「エディ、本当にもうやめろ!」
不思議そうな女の声がした。
『誰、エディって。悠くん、なにいってるの』
トワコだった。
全身の力が抜ける。
「なんのようだよ」
『ヘヴンからの連絡。あさっての夜は開けといて。』
トワコは楽しそうにいった。
『私たちのシークレットレイヴ。きっとあさってにはやると思うんだけど』
自分たちでオーガナイズしておいて、日時もはっきりしないのだろうか。
おかしな話だ。
「なんだそれ。やるか、やらないかもわからないのか」
トワコは平然という。
『そう、まだ場所も決まってない。商売じゃないんだから、元々レイヴってそういうもんだよ。今度のは幕張の慰労も兼ねたうちのやつだし、お金もとらない極秘のだから、予定の一時間まえに中止なんてことになるかもしれない。会場が地元の役所や警察にばれてダメ出しされたりしてさ』
あきれて俺はいった。
「それでもみんな予定の時間にその場所に集合するんだ。」
『そう、シークレットレイヴは、それくらい特別なもの。私のステージをみたんだからちょっとはわかるでしょ』
携帯にうなずいてみせる
「まあな」
「幕張の病院で意識不明になっていた男の子は、今夜の十時すぎに目をさましたよ。もう大丈夫だって。」
「そうか。…シークレットレイヴは誰か別の奴を行かせるからソイツに話を聞かせてくれ。」
トワコは叫んだ。
『ダメ!ソウメイさんとの打ち合わせもあるから、あさっては絶対あけておいて!』
俺はとことん年上の女には弱いらしい。
わかったといって電話を切った。こんな調子ではあと一週間もすれば、俺はレイヴとドラッグの専門家になってしまう。
明日は一応学校に顔を出さねばならなかった。
ゆっくり眠れるのはあと三時間だ。