ー特別編ーWORLD・THE・Link【前】
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「では、次の報告で最近行動が目立っている。生徒が二名…。」
そこで、視線が俺に集まった。
「なんだよ。」
まゆがいった。
「悠。君はたしか二年生にも面識があったね?」
「いや…確かに数人とは顔見知りだけど、基本的に初顔ばかりだぞ。」
周防の隣に座っている男が笑いながらいった。
「ま、逆をいえば悠を知らない生徒のが少ないけどな~」
「どーゆー意味だ。琢磨」
辻広琢磨。
周防の友人で真面目なのかどうか、腹の中がいまいちつかめないやつ。
一応コイツも風紀委員だ。
「いや。けなしてるわけじゃないさ。悠が有名人過ぎるって話だ。」
スオウがタクマをさえぎりいった。
「問題がないなら、悠からある二名を注意して欲しい。風紀を乱してる訳じゃないが少し行動が問題視され始めてる。名前は土原春彦と夙川秀二。」
「あー、つーまーりーだ。…大事になるまえに絞めてこいってことだな。」
俺は椅子から立ち上がり。ゆっくり歩いていきドアに手をかける。
「わかってると思うけど君が問題を大きくしたら…反省文一枚ではすまないからね。」
「平和的に話し合いで解決してまいります。」
街ではトラブルシューターなんて言われてても、実際はこんなもんなんだ。
昼休みが終わる前に話をつけようと、俺はとっとと二年の教室に向かった。
ただ、肝心の事を聞いてなかった。
クラスがわからないのとどっちの顔も知らない。
しらみつぶしに教室をあたっていこうかと考えてると後ろから肩を叩かれた。
「タカさん先輩。」
こんな呼び方をするあては一人しかいない。
「コウ。」
アニ研の部長、八坂こうがいる。
「やほ。珍しいじゃん。タカさん先輩が二年の教室前にいるなんて。」
「おぅ。ちょっとな。そうだ、コウ。お前土原春彦か夙川秀二ってやつのクラス知らないか。」
「その二人ならさっき奥の教室でみかけたよ。多分行けば目立ってるからわかるよ。」
俺は礼をいって奥の教室に向かった。
中を覗いて見ると、言われてたとおりいっぱつでわかった。
金髪頭に茶色い長ズボン。夏なのにピンクの肩掛けセーターの男と白髪に紫のニット帽を着けた男がいた。
どうやら、女子生徒に何か話しているみたいだが俺は二人を呼んだ。
「おーい。夙川秀二と土原春彦だよな。ちょっと来てくれ。」
二人は一度互いの顔を見合わせてから、こっちにくる。
ニット帽の男がいった。
「なんですぜぃ?」
コイツ、何時代の人間だ?
「えーと、オタクはどちらさん?」
「あぁ、自己紹介が遅れたな俺は三年の小鳥遊悠だ。」
「あー、ハイハイ。小鳥遊さん。小鳥遊さんね。こちらは夙川秀二っていいます。シクヨロ。」
「オイラは土原春彦でさぁ。」
「敬語は使わなくていい。今、何してたんだ?」
俺が聞くと、シュウジが答えた。
「カウスト。」
「カウスト?」
カウンターストップのことだろうか?
そこで、視線が俺に集まった。
「なんだよ。」
まゆがいった。
「悠。君はたしか二年生にも面識があったね?」
「いや…確かに数人とは顔見知りだけど、基本的に初顔ばかりだぞ。」
周防の隣に座っている男が笑いながらいった。
「ま、逆をいえば悠を知らない生徒のが少ないけどな~」
「どーゆー意味だ。琢磨」
辻広琢磨。
周防の友人で真面目なのかどうか、腹の中がいまいちつかめないやつ。
一応コイツも風紀委員だ。
「いや。けなしてるわけじゃないさ。悠が有名人過ぎるって話だ。」
スオウがタクマをさえぎりいった。
「問題がないなら、悠からある二名を注意して欲しい。風紀を乱してる訳じゃないが少し行動が問題視され始めてる。名前は土原春彦と夙川秀二。」
「あー、つーまーりーだ。…大事になるまえに絞めてこいってことだな。」
俺は椅子から立ち上がり。ゆっくり歩いていきドアに手をかける。
「わかってると思うけど君が問題を大きくしたら…反省文一枚ではすまないからね。」
「平和的に話し合いで解決してまいります。」
街ではトラブルシューターなんて言われてても、実際はこんなもんなんだ。
昼休みが終わる前に話をつけようと、俺はとっとと二年の教室に向かった。
ただ、肝心の事を聞いてなかった。
クラスがわからないのとどっちの顔も知らない。
しらみつぶしに教室をあたっていこうかと考えてると後ろから肩を叩かれた。
「タカさん先輩。」
こんな呼び方をするあては一人しかいない。
「コウ。」
アニ研の部長、八坂こうがいる。
「やほ。珍しいじゃん。タカさん先輩が二年の教室前にいるなんて。」
「おぅ。ちょっとな。そうだ、コウ。お前土原春彦か夙川秀二ってやつのクラス知らないか。」
「その二人ならさっき奥の教室でみかけたよ。多分行けば目立ってるからわかるよ。」
俺は礼をいって奥の教室に向かった。
中を覗いて見ると、言われてたとおりいっぱつでわかった。
金髪頭に茶色い長ズボン。夏なのにピンクの肩掛けセーターの男と白髪に紫のニット帽を着けた男がいた。
どうやら、女子生徒に何か話しているみたいだが俺は二人を呼んだ。
「おーい。夙川秀二と土原春彦だよな。ちょっと来てくれ。」
二人は一度互いの顔を見合わせてから、こっちにくる。
ニット帽の男がいった。
「なんですぜぃ?」
コイツ、何時代の人間だ?
「えーと、オタクはどちらさん?」
「あぁ、自己紹介が遅れたな俺は三年の小鳥遊悠だ。」
「あー、ハイハイ。小鳥遊さん。小鳥遊さんね。こちらは夙川秀二っていいます。シクヨロ。」
「オイラは土原春彦でさぁ。」
「敬語は使わなくていい。今、何してたんだ?」
俺が聞くと、シュウジが答えた。
「カウスト。」
「カウスト?」
カウンターストップのことだろうか?