ー特別編ーWORLD・THE・Link【前】
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休み時間になるたびに色々行ってみたが、結局放課後になっても悠には会えなかった。
しかも、携帯の電源をきっているのか一切かからないし。
「ったく、悠はほんとになにしてんだ。」
繋がらない携帯とにらめっこしているとつかさが声をかけてきた。
「ともきくん帰らない?」
「あ…ごめん。これからバイトなんだ。」
今回の件で一番つらいのはつかさとの時間がさかれることだった。
「ともき、あんまりバイトばっかりに力入れてると、つかさに愛想つかされるぞ。」
亮がケラケラと笑いながら俺の肩を叩く。
手の甲を軽くつねってやろうか。
「確かにそうじゃな。ともき、女心はかわりやすいものじゃぞ。」
どっから出てきたのかかえでがうなずきながら話しに参加する。
「つばさ、かえでを構ってやれよ。寂しいからって人に絡んでくるんだから。」
俺はこなたと談笑してるつばさにいうとかえではワー!ワー!と騒いで遮断した。
「っと、ヤバ時間に送れる。俺もういくな。みんなまた。」
俺はみんなに手を振って和龍軒に向かった。
ー和龍軒ー
昨日と同様着替えてちょこちょこと作業をする。
今の時間たいの客層はやや学生が多かった。
「いらっしゃいませ。こちらの席にどうぞ。」
あずみが引き連れてきた団体に俺は気がついた。
カウンター席に並んだ顔は亮、こなた、かがみ、つかさ、つばさ、かえで…どうやらあの後ゲーセンにでもいったんだろう。
UFOキャッチャーの景品らしきぬいぐるみをもっている。
「千夜。和龍すぺしゃる6つ頼む。」
亮が注文すると、千夜は特に何も言わずいつもの調子であぁとだけ小さく返事をした。
「前、失礼します。」
俺が皆の前にお冷やを置いてくと驚いた顔で見てくる。
説明するのは面倒だったのでバイトだとだけいった。
「へぇ~ともき、ここでバイトしてたんだ。」
こなたがラーメンをすすりながら俺を見る。
俺はテキパキと空いたテーブルの上を片付けながらいった。
「あぁ、ちょっとな…。黙ってるつもりはなかったけど短期のバイトだし。」
集めた食器をあずみに渡して客を呼び込みに扉を開けるとこれまた見知った顔が入ってきた。
「よっす。千夜、やってるかだぞと」
「ちわっ。あれ、ともき。ここでバイトしてるんだ。」
鼻の頭とこめかみにバンソーコーをつけた戌塚君と屋上で話した風樹だ。
カウンター席に二人を通すと千夜はいった。
「微妙だ。なんか用事か。」
「もちろんラーメン食いにきたんだぞと。和龍すぺしゃる2つなだぞと。」
「和辰、最近乗ってないよな。店いそがしいの?」
あとから聞いた話だけど風樹と千夜はちょっとしたバイク乗り仲間らしい。
「まぁな…。」
「そうか。まぁ、気をつけてな、最近火事が多いから。」
千夜はやっぱり一言だけで返事をした。
その日も夜まで粘ったが空振りだった。
しかも、携帯の電源をきっているのか一切かからないし。
「ったく、悠はほんとになにしてんだ。」
繋がらない携帯とにらめっこしているとつかさが声をかけてきた。
「ともきくん帰らない?」
「あ…ごめん。これからバイトなんだ。」
今回の件で一番つらいのはつかさとの時間がさかれることだった。
「ともき、あんまりバイトばっかりに力入れてると、つかさに愛想つかされるぞ。」
亮がケラケラと笑いながら俺の肩を叩く。
手の甲を軽くつねってやろうか。
「確かにそうじゃな。ともき、女心はかわりやすいものじゃぞ。」
どっから出てきたのかかえでがうなずきながら話しに参加する。
「つばさ、かえでを構ってやれよ。寂しいからって人に絡んでくるんだから。」
俺はこなたと談笑してるつばさにいうとかえではワー!ワー!と騒いで遮断した。
「っと、ヤバ時間に送れる。俺もういくな。みんなまた。」
俺はみんなに手を振って和龍軒に向かった。
ー和龍軒ー
昨日と同様着替えてちょこちょこと作業をする。
今の時間たいの客層はやや学生が多かった。
「いらっしゃいませ。こちらの席にどうぞ。」
あずみが引き連れてきた団体に俺は気がついた。
カウンター席に並んだ顔は亮、こなた、かがみ、つかさ、つばさ、かえで…どうやらあの後ゲーセンにでもいったんだろう。
UFOキャッチャーの景品らしきぬいぐるみをもっている。
「千夜。和龍すぺしゃる6つ頼む。」
亮が注文すると、千夜は特に何も言わずいつもの調子であぁとだけ小さく返事をした。
「前、失礼します。」
俺が皆の前にお冷やを置いてくと驚いた顔で見てくる。
説明するのは面倒だったのでバイトだとだけいった。
「へぇ~ともき、ここでバイトしてたんだ。」
こなたがラーメンをすすりながら俺を見る。
俺はテキパキと空いたテーブルの上を片付けながらいった。
「あぁ、ちょっとな…。黙ってるつもりはなかったけど短期のバイトだし。」
集めた食器をあずみに渡して客を呼び込みに扉を開けるとこれまた見知った顔が入ってきた。
「よっす。千夜、やってるかだぞと」
「ちわっ。あれ、ともき。ここでバイトしてるんだ。」
鼻の頭とこめかみにバンソーコーをつけた戌塚君と屋上で話した風樹だ。
カウンター席に二人を通すと千夜はいった。
「微妙だ。なんか用事か。」
「もちろんラーメン食いにきたんだぞと。和龍すぺしゃる2つなだぞと。」
「和辰、最近乗ってないよな。店いそがしいの?」
あとから聞いた話だけど風樹と千夜はちょっとしたバイク乗り仲間らしい。
「まぁな…。」
「そうか。まぁ、気をつけてな、最近火事が多いから。」
千夜はやっぱり一言だけで返事をした。
その日も夜まで粘ったが空振りだった。