ー特別編ーWORLD・THE・Link【前】
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「私は今日はまだ見てないよ。こなちゃんは?」
「んーん。見てないよ。どっかでサボってるんじゃない。」
朝からサボってるってそれはもう休みなんじゃないか。
「また、悠君休みなの?」
今度は後ろから声が聞こえた。
俺は座ったままクルリと振り返った。
「みんな、おはよ。」
隣のクラスの柊かがみ。
今挨拶してきた眠そうな目をした勇城翼。
それとセミロングの赤髪にカチューシャした緋乃村楓がいた。
「かがみ、つばさ、かえで。おはよう。朝から何か用事か。」
「決まっているじゃろ。決着をつけにきたのじゃ!なのに…悠がおらぬとは…む~」
かえではぷく~っと頬を膨らませて悠の席を睨んでいる。
「こんな言い方してるけど、今朝コイツ、悠と早く会いたいとかいってたんだぜ。笑らっちまうだろ。」
「おー、ツンデレだねー。かがみんもいるからツンツンデレデレだ。」
こなたが何に自信満々なのかわからないが顎に手をそえてうなずいている。
「そんなこといっとらんじゃろ!!」
「誰がツンデレだ。あとかがみんいうな。」
かえではつばさに、かがみはこなたに食って掛かる。
あー、ちなみに言っとくがかえでは悠とオタクライバルなだけで恋愛なかじゃないから。
「みんな、朝から元気だなー。」
「そうだねー。」
俺とつかさはのんびり朝のやりとりを見ているとみゆきに呼ばれた。
「おはようございます。つかささん。ともきさん。」
俺とつかさが挨拶を返すと、教室の外で誰かが呼んでると言伝てを聞いて俺は首を傾げて廊下に出た。
「中山先輩おはよう。」
一年の星崎将也がいて、挨拶をしてきた。
「将也かおはよう。何かようじか。」
聞いてみると将也はグレーの小さな小袋を俺に差し出した。
受け取って中を見て見ると厚さが一センチくらいのデジタルカメラがはいっている。
「稲葉さんから預かった。渡してくれって。」
「稲葉から?」
「一応説明しときますね。画素数は二百万と並のスペックだけど、かなり改良してあります。フィルムカメラの様にすぐにシャッターは切れるし、反応速度はコンマ01。シャッター音は消してあるし、マイクをつなげば音声レコーダーにもなります。」
コンマ01。俺の反射神経を軽く凌駕している。
俺は改造デジカメをポケットにしまって礼をいった。
「どうも、ありがとう。将也は稲葉と知り合いなのか?」
「稲葉さんとも禅さんとも知り合いだな。ハッカー仲間っていえば分かりやすいかな。」
「へぇ、じゃぁ別に稲葉に頼まなくても将也に頼めばよかったかな。」
「どうですかね…。ものによれば俺でもいいけど。あの二人に任したら24時間しっかり見てるから間違いはないと思うよ。」
俺は興味本意で聞いてみた。
「やっぱり凄いのかあの二人って。」
「凄いのは凄いな。どっちも一流だし。個人で解析ツールを作ったりするんだから。まぁ…プロテクトの解除やハッキングなら禅さん。バグ(ウィルス)や暗号化のワーム(罠)を仕込む技術なら稲葉さんかな。ちなみにそのデジカメは俺が改造したやつ。」
「将也も十分凄いよ。」
俺にはなんのことかちんぷんかんぷんだった。
「んーん。見てないよ。どっかでサボってるんじゃない。」
朝からサボってるってそれはもう休みなんじゃないか。
「また、悠君休みなの?」
今度は後ろから声が聞こえた。
俺は座ったままクルリと振り返った。
「みんな、おはよ。」
隣のクラスの柊かがみ。
今挨拶してきた眠そうな目をした勇城翼。
それとセミロングの赤髪にカチューシャした緋乃村楓がいた。
「かがみ、つばさ、かえで。おはよう。朝から何か用事か。」
「決まっているじゃろ。決着をつけにきたのじゃ!なのに…悠がおらぬとは…む~」
かえではぷく~っと頬を膨らませて悠の席を睨んでいる。
「こんな言い方してるけど、今朝コイツ、悠と早く会いたいとかいってたんだぜ。笑らっちまうだろ。」
「おー、ツンデレだねー。かがみんもいるからツンツンデレデレだ。」
こなたが何に自信満々なのかわからないが顎に手をそえてうなずいている。
「そんなこといっとらんじゃろ!!」
「誰がツンデレだ。あとかがみんいうな。」
かえではつばさに、かがみはこなたに食って掛かる。
あー、ちなみに言っとくがかえでは悠とオタクライバルなだけで恋愛なかじゃないから。
「みんな、朝から元気だなー。」
「そうだねー。」
俺とつかさはのんびり朝のやりとりを見ているとみゆきに呼ばれた。
「おはようございます。つかささん。ともきさん。」
俺とつかさが挨拶を返すと、教室の外で誰かが呼んでると言伝てを聞いて俺は首を傾げて廊下に出た。
「中山先輩おはよう。」
一年の星崎将也がいて、挨拶をしてきた。
「将也かおはよう。何かようじか。」
聞いてみると将也はグレーの小さな小袋を俺に差し出した。
受け取って中を見て見ると厚さが一センチくらいのデジタルカメラがはいっている。
「稲葉さんから預かった。渡してくれって。」
「稲葉から?」
「一応説明しときますね。画素数は二百万と並のスペックだけど、かなり改良してあります。フィルムカメラの様にすぐにシャッターは切れるし、反応速度はコンマ01。シャッター音は消してあるし、マイクをつなげば音声レコーダーにもなります。」
コンマ01。俺の反射神経を軽く凌駕している。
俺は改造デジカメをポケットにしまって礼をいった。
「どうも、ありがとう。将也は稲葉と知り合いなのか?」
「稲葉さんとも禅さんとも知り合いだな。ハッカー仲間っていえば分かりやすいかな。」
「へぇ、じゃぁ別に稲葉に頼まなくても将也に頼めばよかったかな。」
「どうですかね…。ものによれば俺でもいいけど。あの二人に任したら24時間しっかり見てるから間違いはないと思うよ。」
俺は興味本意で聞いてみた。
「やっぱり凄いのかあの二人って。」
「凄いのは凄いな。どっちも一流だし。個人で解析ツールを作ったりするんだから。まぁ…プロテクトの解除やハッキングなら禅さん。バグ(ウィルス)や暗号化のワーム(罠)を仕込む技術なら稲葉さんかな。ちなみにそのデジカメは俺が改造したやつ。」
「将也も十分凄いよ。」
俺にはなんのことかちんぷんかんぷんだった。