ー特別編ーVS不死鳥プロジェクト
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
昼休みになり、教室内は生徒がちらほらになってるなか、おれはまだ席に座って考えていた。
「悠…おーい、悠、昼飯食べないのか?」
声をかけられて、おれは顔をあげた。
ともきが弁当箱を抱えて立っている。
「あ…昼休みか。」
「今気づいたのかよ。」
「てゆーか、悠今日は朝からズッーとボッーとしてるよね。」
隣の席からチョココロネ片手にこなたが首だけを倒しておれを見てきた。
髪がダラーッとなって怖い。
あと、デコに思いっきりデコピンしたい。
「モグラをどうやって、叩くかを考えてんだよ。」
ともきとこなたは何の事といいたげな顔をした。
まぁ、面倒だから説明はしないけど。
「それより、こなた。最近アキバはどうだ。」
「どうってなにが?」
「なんでもいい。おまえのバイト先の客足とか」
こなたの顔がむーって感じになる。
わかりやすいやつだ。
「不死鳥プロジェクトだっけ。あれ以降客足も遠退いてるよ。」
どうやら火の鳥の襲来は徐々に範囲を広げているみたいだ。
最終的には東京中を焼け野原にでもするつもりなのだろうか。
おれは煮詰まる頭をクールダウンさせようと教室をでて屋上にあがった。
昼下がり、あたたかな日差しを浴びながら携帯を抜いた。
できれば話したくは無いやつだが、おれの知り合いで唯一警察関係に顔の効くあいつだ。
まぁ、何度か手柄を立てさせてもいる。
従兄弟の小鳥遊柏。
『っち……なんか用か。悠。』
第一声が舌打ち。
最初からクライマックスにイラついたら声だった。
「ちょっと今、いいか」
『三分やる』
こいつはムスカか…
おれは早速本題に入った。
「おまえの方には組対部の摘発情報って、はいってくるのか」
悪徳刑事はまた悪意最大の舌打ちをした。
『テメェもそんなこといってるのか。うちの署でも、どいつもこいつもカリカリきてんだ。組対部は本庁直属だ。こっちには摘発がおこなわれる直前に知らされるだけだ。人使いは荒いくせに、なんの情報は寄越さねぇ。所轄はただの手足だとでも思いやがってんだろうな。』
「それって池袋署の署長とかも同じか」
『アホか。おれを誰と思ってる。キャリアは無くとも、もし、何かしらの情報が入るなら誰より先におれの方にくるし。署長とはよく話すがおれと同じだ。』
世の中はやっぱりわからなかった。
柏は現場専門のしたっぱのくせに署長にも顔が効くんだからな。
「ふーん、でもおかしな噂が飛んでる」
柏はフンッと小馬鹿にしたように鼻をならした。
いちいち人をイライラさせるのがうまいやつだ。
『不死鳥プロジェクトが始まってからこのかた、噂なら毎日何十となく飛んでる』
「そんないいかげんなやつじゃねぇよ。これは一ノ瀬組の幹部からの情報だぞ。」
一瞬の間が空いた。
池袋署キャリアの無いキャリア刑事が真剣になったのがわかる。
「悠…おーい、悠、昼飯食べないのか?」
声をかけられて、おれは顔をあげた。
ともきが弁当箱を抱えて立っている。
「あ…昼休みか。」
「今気づいたのかよ。」
「てゆーか、悠今日は朝からズッーとボッーとしてるよね。」
隣の席からチョココロネ片手にこなたが首だけを倒しておれを見てきた。
髪がダラーッとなって怖い。
あと、デコに思いっきりデコピンしたい。
「モグラをどうやって、叩くかを考えてんだよ。」
ともきとこなたは何の事といいたげな顔をした。
まぁ、面倒だから説明はしないけど。
「それより、こなた。最近アキバはどうだ。」
「どうってなにが?」
「なんでもいい。おまえのバイト先の客足とか」
こなたの顔がむーって感じになる。
わかりやすいやつだ。
「不死鳥プロジェクトだっけ。あれ以降客足も遠退いてるよ。」
どうやら火の鳥の襲来は徐々に範囲を広げているみたいだ。
最終的には東京中を焼け野原にでもするつもりなのだろうか。
おれは煮詰まる頭をクールダウンさせようと教室をでて屋上にあがった。
昼下がり、あたたかな日差しを浴びながら携帯を抜いた。
できれば話したくは無いやつだが、おれの知り合いで唯一警察関係に顔の効くあいつだ。
まぁ、何度か手柄を立てさせてもいる。
従兄弟の小鳥遊柏。
『っち……なんか用か。悠。』
第一声が舌打ち。
最初からクライマックスにイラついたら声だった。
「ちょっと今、いいか」
『三分やる』
こいつはムスカか…
おれは早速本題に入った。
「おまえの方には組対部の摘発情報って、はいってくるのか」
悪徳刑事はまた悪意最大の舌打ちをした。
『テメェもそんなこといってるのか。うちの署でも、どいつもこいつもカリカリきてんだ。組対部は本庁直属だ。こっちには摘発がおこなわれる直前に知らされるだけだ。人使いは荒いくせに、なんの情報は寄越さねぇ。所轄はただの手足だとでも思いやがってんだろうな。』
「それって池袋署の署長とかも同じか」
『アホか。おれを誰と思ってる。キャリアは無くとも、もし、何かしらの情報が入るなら誰より先におれの方にくるし。署長とはよく話すがおれと同じだ。』
世の中はやっぱりわからなかった。
柏は現場専門のしたっぱのくせに署長にも顔が効くんだからな。
「ふーん、でもおかしな噂が飛んでる」
柏はフンッと小馬鹿にしたように鼻をならした。
いちいち人をイライラさせるのがうまいやつだ。
『不死鳥プロジェクトが始まってからこのかた、噂なら毎日何十となく飛んでる』
「そんないいかげんなやつじゃねぇよ。これは一ノ瀬組の幹部からの情報だぞ。」
一瞬の間が空いた。
池袋署キャリアの無いキャリア刑事が真剣になったのがわかる。