ー特別編ー出会い系クリスマスラプソディー
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その日の放課後だった。
「悠帰ろうぜ。」
ともきが寝てる俺を起こしてくれた。
「ん、ちょっと待ってくれ。」
「久々に何処かに遊びにいかないか?」
「お、ともきが誘ってくれるとは珍しいな。」
帰り仕度をしていると、俺の携帯が鳴った。
「はい?もしもし?」
『すいません!悠さん助けてください!』
悲鳴の様なエリの声がする。
『お願い、すぐにきて。大変なんです。』
救急隊員のきもちがわかった。これでは何処にも出発出来ない。
「今どこにいるんだ?」
おれは静かに声をかけた。
『東池袋です。』
「なにがあった?」
『ローンズ・テスタロッサに話をしにいって、それで、それで、忠則さんが…』
俺は手で顔を覆った。
「いきなりヤミ金に話をつけにいったのか!!」
クラスに残ってた生徒が俺の叫びにビクッとなる。
けど、気にしてる暇は無い。
『ええ。悠さんにそう言われたから。』
「っ~~」
エリは社会的な常識と言うのがかけているようだった。
どうせいくなら、弁護士と一緒にいくとか身を守る方法があるだろうに。
「っ…それで、なんで忠則がそこにいるんだ?」
『昨日の夜。電話で相談したら、一緒にいってあげるといってくれて……それでこんなことになってしまって、わたし、なんてお詫びをしたら』
がさがさと段ボールをこするような音がして声が変わった。
『わたしです。忠則です。いい情報つかみました。その代わり、だいぶやられちゃいましたけど。あっ、痛っ』
「どこやられた。」
『脚です。ちょっと歩けそうも無いです。』
「わかった。そこにいてくれ。迎えにいく。東池袋のどのあたりだ?」
『アーバンネットビルの前にいます。すいません。悠さん。』
俺は電話を切って、すぐに短縮ボタンを押した。
プルル…がちゃ。
『はい、虎琥狗さんの携帯です。』
ワンコールで取り次ぎが出る。
「悠だ。今すぐ崇に変わってくれ。」
『…少しお待ちください。』
俺の態度が気に入らなかったのか取り次ぎは不服そうに電話を崇に代わる。
『何だ。』
外の空気より数倍冷たい声。
「悪い、今すぐ車貸してくれ。場所は高校でそっからアーバンネットビルまで。」
『出会い部屋関係か?』
「お前らは本当に耳が早いな。そうだ、ちょっと厄介なことになった。」
『ふっ、お前は運がいいな。』
「なに?」
『今すぐで出てこい。』
崇はそれだけ言うと電話は切れた。
「今すぐって…?!」
窓の外を見ると校門の外に崇のRVが見える。
「彼奴は…いったい全体、何者なんだか…」
俺はともきに謝って、教室から飛び出した。
「悠帰ろうぜ。」
ともきが寝てる俺を起こしてくれた。
「ん、ちょっと待ってくれ。」
「久々に何処かに遊びにいかないか?」
「お、ともきが誘ってくれるとは珍しいな。」
帰り仕度をしていると、俺の携帯が鳴った。
「はい?もしもし?」
『すいません!悠さん助けてください!』
悲鳴の様なエリの声がする。
『お願い、すぐにきて。大変なんです。』
救急隊員のきもちがわかった。これでは何処にも出発出来ない。
「今どこにいるんだ?」
おれは静かに声をかけた。
『東池袋です。』
「なにがあった?」
『ローンズ・テスタロッサに話をしにいって、それで、それで、忠則さんが…』
俺は手で顔を覆った。
「いきなりヤミ金に話をつけにいったのか!!」
クラスに残ってた生徒が俺の叫びにビクッとなる。
けど、気にしてる暇は無い。
『ええ。悠さんにそう言われたから。』
「っ~~」
エリは社会的な常識と言うのがかけているようだった。
どうせいくなら、弁護士と一緒にいくとか身を守る方法があるだろうに。
「っ…それで、なんで忠則がそこにいるんだ?」
『昨日の夜。電話で相談したら、一緒にいってあげるといってくれて……それでこんなことになってしまって、わたし、なんてお詫びをしたら』
がさがさと段ボールをこするような音がして声が変わった。
『わたしです。忠則です。いい情報つかみました。その代わり、だいぶやられちゃいましたけど。あっ、痛っ』
「どこやられた。」
『脚です。ちょっと歩けそうも無いです。』
「わかった。そこにいてくれ。迎えにいく。東池袋のどのあたりだ?」
『アーバンネットビルの前にいます。すいません。悠さん。』
俺は電話を切って、すぐに短縮ボタンを押した。
プルル…がちゃ。
『はい、虎琥狗さんの携帯です。』
ワンコールで取り次ぎが出る。
「悠だ。今すぐ崇に変わってくれ。」
『…少しお待ちください。』
俺の態度が気に入らなかったのか取り次ぎは不服そうに電話を崇に代わる。
『何だ。』
外の空気より数倍冷たい声。
「悪い、今すぐ車貸してくれ。場所は高校でそっからアーバンネットビルまで。」
『出会い部屋関係か?』
「お前らは本当に耳が早いな。そうだ、ちょっと厄介なことになった。」
『ふっ、お前は運がいいな。』
「なに?」
『今すぐで出てこい。』
崇はそれだけ言うと電話は切れた。
「今すぐって…?!」
窓の外を見ると校門の外に崇のRVが見える。
「彼奴は…いったい全体、何者なんだか…」
俺はともきに謝って、教室から飛び出した。