ー特別編ー出会い系クリスマスラプソディー
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「さっき、お金はいらないと言ったじゃないですか」
「言ったが「カプル」にいって、エリに話を聞かないと始まらないだろ。とりあえず大二枚お願いします。」
忠則は顔をくしゃくしゃにする。
「……」
「手持ちが無いなら、ATMいきますか?」
なんだか、俺がヤミ金業者になったみたい。
けど、たまにはこういうのも楽しい。
………
しぶしぶと二万円を出した、太っちょ会社員と別れた。
「ふぅ…さて、禅どうおもう?」
「…そう…ですね…エリさんの出勤状況は…昼間は働いてる様なので…多分、午後、7時からですね…」
禅はキチッと調べてくれた情報を伝えてくれる。
「閉店じかんは?」
「11時です……」
「じゃぁ1日のバイト代は八千円か?」
ともきも話しに加わる。
「ふむ、そりゃ、返済は無理だな。」
俺は手帳に出勤状況を書き加えながら首を捻った。
「そんな、バカな。本来の仕事と混合してたら、時間は掛かっても十分返せるはずだろ?」
「…普通…でしたら…十分ですが…裏の世界の金利では……元本は…減らず…借金の…山が…増える…だけです。」
禅はこの世界には関わってはいけない金融機関があるという。
「…怖いな、けどそれ以上に許せない話だな。」
ともきの声に力がこもっている。
「うん、そうだと言いたいが、まだ忠則からの話しか聞いてないからな……ともきはどうおもう?全部事実だと思うか?」
「……あの人は嘘をついてないと思う。」
「そか、なら多分全部事実かな。」
俺は席から立ってともきの頭をグリグリと撫でる。
「何でだ?」
「決まってるだろ。お前の勘の良さはチート級だからだよ。」
「なんだそりゃ…」
ともきはあきれた様な顔で笑う。
やっぱ、男で見るならこんな笑顔のがいいな。
「それで…どう…します?俺も…手伝い…ますか?」
「いや、二万であの顔だ。今回は極力経費を押さえるため自力でいくわ。」
「わかりました……ただ…今回「も」…です…けどね。」
「はは、そうだな。じゃぁな。」
禅とはここで別れた。
ー西一番街ー
「悠、本当にどうするんだ?」
「うーん。」
カラータイルの上を歩きながら俺は顎に手を当てる。
「この街の風俗のことならやっぱりプロに聞くのがいいかな。」
「プロ?」
俺は携帯を開いて短縮ボタンを押した。
プルル…プルル…ガチャ
『ああ、悠か?なんだよ。』
電話の相手は先輩(?)の拳二っていうオッサン。
コイツの詳しい紹介は今回は省かせてもらう。
けど、どんな人間かは言っておこう。
池袋に多数存在する暴力団のトップスリーから落ちたことの無い、一ノ瀬組の本部長代行。
見た目はムキムキのオッサンで崇の組とは友好関係を築いてる。
まぁ、化け者の1人だ。
「言ったが「カプル」にいって、エリに話を聞かないと始まらないだろ。とりあえず大二枚お願いします。」
忠則は顔をくしゃくしゃにする。
「……」
「手持ちが無いなら、ATMいきますか?」
なんだか、俺がヤミ金業者になったみたい。
けど、たまにはこういうのも楽しい。
………
しぶしぶと二万円を出した、太っちょ会社員と別れた。
「ふぅ…さて、禅どうおもう?」
「…そう…ですね…エリさんの出勤状況は…昼間は働いてる様なので…多分、午後、7時からですね…」
禅はキチッと調べてくれた情報を伝えてくれる。
「閉店じかんは?」
「11時です……」
「じゃぁ1日のバイト代は八千円か?」
ともきも話しに加わる。
「ふむ、そりゃ、返済は無理だな。」
俺は手帳に出勤状況を書き加えながら首を捻った。
「そんな、バカな。本来の仕事と混合してたら、時間は掛かっても十分返せるはずだろ?」
「…普通…でしたら…十分ですが…裏の世界の金利では……元本は…減らず…借金の…山が…増える…だけです。」
禅はこの世界には関わってはいけない金融機関があるという。
「…怖いな、けどそれ以上に許せない話だな。」
ともきの声に力がこもっている。
「うん、そうだと言いたいが、まだ忠則からの話しか聞いてないからな……ともきはどうおもう?全部事実だと思うか?」
「……あの人は嘘をついてないと思う。」
「そか、なら多分全部事実かな。」
俺は席から立ってともきの頭をグリグリと撫でる。
「何でだ?」
「決まってるだろ。お前の勘の良さはチート級だからだよ。」
「なんだそりゃ…」
ともきはあきれた様な顔で笑う。
やっぱ、男で見るならこんな笑顔のがいいな。
「それで…どう…します?俺も…手伝い…ますか?」
「いや、二万であの顔だ。今回は極力経費を押さえるため自力でいくわ。」
「わかりました……ただ…今回「も」…です…けどね。」
「はは、そうだな。じゃぁな。」
禅とはここで別れた。
ー西一番街ー
「悠、本当にどうするんだ?」
「うーん。」
カラータイルの上を歩きながら俺は顎に手を当てる。
「この街の風俗のことならやっぱりプロに聞くのがいいかな。」
「プロ?」
俺は携帯を開いて短縮ボタンを押した。
プルル…プルル…ガチャ
『ああ、悠か?なんだよ。』
電話の相手は先輩(?)の拳二っていうオッサン。
コイツの詳しい紹介は今回は省かせてもらう。
けど、どんな人間かは言っておこう。
池袋に多数存在する暴力団のトップスリーから落ちたことの無い、一ノ瀬組の本部長代行。
見た目はムキムキのオッサンで崇の組とは友好関係を築いてる。
まぁ、化け者の1人だ。