ー特別編ー出会い系クリスマスラプソディー
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『なにか…凄い…音がしました…けど?』
受話器からボソボソと乾いた声がした。
「大丈夫だ。問題無い。それより…その声は禅か?」
『はい……突然…すいません…』
「いや、良いよ。何か用事か?」
禅からの電話なんかは大体予想がついたが一応聞いてみた。
『悠…さんを…紹介して…欲しいと…言われ…まして。ご連絡…しました。』
「…崇(ヤクザ)がらみ?それともガキがらみ?」
『いえ…一般の人…です。』
「女?野郎?」
『野郎…ですね…あまり…お金にも…ならないかと…どうします?』
「……困ってるみたいか?」
『えぇ…それは…勿論…』
「はぁ…いいよ。まず、会うだけあってみる。場所と時間は?」
俺の悪い癖、何にでも首を突っ込む処。
それで引き返せなくなる。
『ふ、ふふ…悠…さんなら…そう言うと…思って…ました…今から一時間後、ファミレスで…』
落ち葉が擦れた様な笑い声がした。
「了解。じゃ。」
『はい…』
ぷっ…ツーツー…
電話がきれた。
「ふぅ…ともき、いつまで寝てるんだ?」
電話を終えて、まだ倒れたままのともきを見る。
「ってて…危うく悠にマインドコントロールされるところだった……」
「【イマジネーション】魅惑の囁き【ボイス】LV99だぜ。」
「恐ろしい奴め…」
ともきは右耳を擦る。
「にひひ。さて、じゃましたな。」
机の上に広げた筆記具や本をバックに押し込める。
「何処か行くのか?」
「ん、ちょっと仕事。」
「仕事……って例の探偵か?」
「そんな、大層なモンじゃないって。とりあえず話聞きに行くだけだし。」
「ふぅん…。」
「…なんなら一緒にくるか?」
俺は首を傾げて聞いてみた。
「良いのか?」
「別にいいよ。(今回はヤバそうじゃないし。)」
「じゃあ…行く。」
「OK。場所はファミレスだ今から行けばちょうど良いだろ。」
俺はともきを連れて行くことにした。
…………
ーファミレス(池袋)ー
ここは休日、平日関係無しに人が入ってる場所。
だが、それ以上に毎日、下手したら24時間いる男がいる。
「よっ、相変わらずワークフリーカーだな。」
俺は池袋いちの働き物に声をかけた。
「はい…趣味…が…これ(仕事)…ですから……そちらは?」
右目が髪で隠れていて、真っ赤に充血した左目で烏哭禅はチラリとともきを見る。
「中山ともき、クラスメートで親友だ。それでこっちは烏哭禅、西口いちの情報屋。」
俺は二人の紹介をする。
「どうも、中山ともきです。」
「こちら…こそ…禅…です…噂は…かねがね…。」
「噂?」
「えぇ…悠…さんが…勘の良さは…学園1だとか…」
「悠…ちょっといいかな?」
ワシリ…
ともきが俺の肩を掴んでくる。
中々のパワー…
「あー…えーと、依頼人は?」
俺は禅を見る。
「前の席で…待ち合わせて…います。…まだ来てませんが…」
「そか。じゃ、ともきは此方に居てくれ。俺は向こうでいるから。」
「わかった。」
一応。
ドリンクバーを注文して、たまには珈琲を入れて待っていたら、丸々と太った声がした。
声にもやせた声と太った声があるようだ。
受話器からボソボソと乾いた声がした。
「大丈夫だ。問題無い。それより…その声は禅か?」
『はい……突然…すいません…』
「いや、良いよ。何か用事か?」
禅からの電話なんかは大体予想がついたが一応聞いてみた。
『悠…さんを…紹介して…欲しいと…言われ…まして。ご連絡…しました。』
「…崇(ヤクザ)がらみ?それともガキがらみ?」
『いえ…一般の人…です。』
「女?野郎?」
『野郎…ですね…あまり…お金にも…ならないかと…どうします?』
「……困ってるみたいか?」
『えぇ…それは…勿論…』
「はぁ…いいよ。まず、会うだけあってみる。場所と時間は?」
俺の悪い癖、何にでも首を突っ込む処。
それで引き返せなくなる。
『ふ、ふふ…悠…さんなら…そう言うと…思って…ました…今から一時間後、ファミレスで…』
落ち葉が擦れた様な笑い声がした。
「了解。じゃ。」
『はい…』
ぷっ…ツーツー…
電話がきれた。
「ふぅ…ともき、いつまで寝てるんだ?」
電話を終えて、まだ倒れたままのともきを見る。
「ってて…危うく悠にマインドコントロールされるところだった……」
「【イマジネーション】魅惑の囁き【ボイス】LV99だぜ。」
「恐ろしい奴め…」
ともきは右耳を擦る。
「にひひ。さて、じゃましたな。」
机の上に広げた筆記具や本をバックに押し込める。
「何処か行くのか?」
「ん、ちょっと仕事。」
「仕事……って例の探偵か?」
「そんな、大層なモンじゃないって。とりあえず話聞きに行くだけだし。」
「ふぅん…。」
「…なんなら一緒にくるか?」
俺は首を傾げて聞いてみた。
「良いのか?」
「別にいいよ。(今回はヤバそうじゃないし。)」
「じゃあ…行く。」
「OK。場所はファミレスだ今から行けばちょうど良いだろ。」
俺はともきを連れて行くことにした。
…………
ーファミレス(池袋)ー
ここは休日、平日関係無しに人が入ってる場所。
だが、それ以上に毎日、下手したら24時間いる男がいる。
「よっ、相変わらずワークフリーカーだな。」
俺は池袋いちの働き物に声をかけた。
「はい…趣味…が…これ(仕事)…ですから……そちらは?」
右目が髪で隠れていて、真っ赤に充血した左目で烏哭禅はチラリとともきを見る。
「中山ともき、クラスメートで親友だ。それでこっちは烏哭禅、西口いちの情報屋。」
俺は二人の紹介をする。
「どうも、中山ともきです。」
「こちら…こそ…禅…です…噂は…かねがね…。」
「噂?」
「えぇ…悠…さんが…勘の良さは…学園1だとか…」
「悠…ちょっといいかな?」
ワシリ…
ともきが俺の肩を掴んでくる。
中々のパワー…
「あー…えーと、依頼人は?」
俺は禅を見る。
「前の席で…待ち合わせて…います。…まだ来てませんが…」
「そか。じゃ、ともきは此方に居てくれ。俺は向こうでいるから。」
「わかった。」
一応。
ドリンクバーを注文して、たまには珈琲を入れて待っていたら、丸々と太った声がした。
声にもやせた声と太った声があるようだ。