－教室(放課後)－

「いや～言って無かったっけ？あはは」

「やっぱり、当たってわね」

かがみはやれやれな顔をする

「でしたら悠さんは、プレゼントを用意できなかったのでは？」

みゆきが聞いてくる

「まぁ・・・用意はできたんたが・・・」

「おぉ！悠はやっぱり、わかってるね！高感度アップイベントを逃がさないとは、もうフラグ総立ちだよ～」

「わかった、わかった、今日ぐらいはそう言う事にしといてやるよ」

「素直になりたまへよ～」
こなたが俺の背中を叩いていると

「よっす！お待たせ～」

「ごめんね、みさちゃんなかなか起きなくて」

みさおとあやのも集まり。
「じゃあ、行くか」

・・・
・・
・

－大広間－

「じゃ早速だけど、はい、こなた。おめでとう」

「おめでとう！こなちゃん」

「おめでとうございますね」
「おめでとぅ、ちびっこ」
「泉さんおめでとう」

皆はお祝いの言葉と同時にプレゼントを渡し

「いや～みんな、ありがとうね」

こなたは笑顔でお礼を伝える。

「さて、俺からはこれだ・・・」

俺は手の平サイズの箱をこなたに渡そうとすると

バタバタバタ！

「ちわー！」

「「千草(さん)！」」

来れないと言ったはずの千草が荷物と花束を持ってバタバタと入って来る。

「こなっち、おめでとう。はいこれ」

千草はこなたに花束を渡して

「悠まだ渡して無いでしょうね？」

「ああ、まだだけど、お前何し・・・」

「なら、ちょっとこっち来て！」

「お、おい！」

「こなっち、ちょ～っと待っててね！」

俺は千草に奥の部屋に連れていかれる


－こなた視点－

「何する・・・」

「いいから脱いで・・・」

「待て何処からそんな・・」

「さっさとする！後・・・」

「や、やめ・・」

「うるさい！ほら後ろ・・・」

奥から会話がとぎれとぎれに聞こえて来る。

「いったいナニしてるんだろ？」

私は花束を潰さないように横に置く。

「今、脱いでとか言ってたよなぁ・・柊」

「し、知らないわよ///」

かがみがみさきちの質問に顔を赤くしていると

「お待たせ～！はい、こなっち悠からのプレゼント開けてみて。」

千草ちゃんがさっき悠が渡そうとした箱を渡してくる。

「今、開けていいの？」

「うん！今じゃ無いとダメだし！」

そう言われて私は箱を開けると・・

「これは・・・団長の腕章！けど１日？」

箱の中には1日団長と書かれた腕章が入っていて

「1日団長の腕章、今日1日悠が何でも命令聞くから。」

千草ちゃんが説明するがなぜか悠は一向に顔を出して来ない。

「たく！団長、悠に出てくるように命令して！」

私はＯＫサインをして！

「悠出てきなさい！」

すると

「・・・よす」

「「えぇえ！」」