三位一体と俺
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夏のある日…。
残り少ない夏休みを俺は満喫していた。
冷房の風が苦手なので窓を全開にして、ベッドに横たわる。
ノートパソコンのスピーカーから流れているBGMは水上の音楽。
ピアノの旋律がやわらかく涼やかに響いてる。
しっとりとした音に身を任せるだけで冷房なんかいらなくなるよな。
まあ、起きてる間は普通に冷房ガンガンに利かせるんだけどな。
そうやって意識を落としたり、繋げたりと微睡(まどろ)みを楽しむ。
なにもしない事が気持ちいいときってのが人間一番リラックスしてるらしいぜ。
もうあと何秒も持たないで泥のように眠れると最後の思考をしているとドアをノックする音がした。
かなり遠慮したようにコンコン…コンコン…っと、二回叩いて一拍空けている。
俺は返事をしなかった。
何か用事があるならもっと盛大にノックしてるだろうし、正直起きるのが面倒だった。
コンコン…コンコン…コンコン…ノックは続いた。
諦めて返事をしようとしたらガチャとドアノブが下がった音がした。
足音を殺して誰かがベッドの方にゆっくりと近づいてくる。
「起きてないの?」
俺はタヌキ寝入りを続けた。毛布の中から手が伸びてくるのを確認して、俺はその白い手首を掴んでひきづり込んだ。
「きゃあ!?」
バタバタと暴れるコイツを押さえつけて、首筋の辺りに舌を這わせた。
「ひゃうぅっ…」
「ん?」
駒狸さんにしては感度が良すぎる。
っか、こう…部分的にお肉が足りない。
俺は毛布をはね除けて、押さえつけてる人物を見た。
「っ…ばかぁ…」
黒いショートワンピースに黒いニーソックスでちょっと大人へ背伸びした格好の少女が頬を紅色に染めて潤んだ瞳で俺を見つめていた。
「あれ、カゲコ?駒狸さんじゃない?」
俺が首を傾げてると、再びノックの音がした。
ドアが開くと、駒狸が入ってきていった。
「悠くん、朝御飯が……!?も、もう、お召し上がり中でしたか!失礼しました!」
駒狸は慌てて出ていった。盛大な誤解を生じたまま。
「ちょっと待って!誤解!誤解だから!これ間違いだから!駒狸さんと間違えただけだから!」
「いいから、あたいの上からどけよ!この、ばかばかばか!!」
朝から最悪の目覚めだ。
いや、まぁカゲコはカゲコでありっちゃありだな。
「な、なによ。」
俺は半馬乗りのままカゲコにいった。
「いや、お前ってさぁ加虐心をくすぐるよな…」
「な、なにいってんだよ。どけよ!ちょ、手をわきわきすんな!や、やめっ……にゃああーー!」
そこから約五分間、俺の部屋にはあえぎごえとは程遠いが笑い声にしてはエロすぎる声がこだましていた。
朝食前の軽い運動にはなかなかもってこいかもしれない。
残り少ない夏休みを俺は満喫していた。
冷房の風が苦手なので窓を全開にして、ベッドに横たわる。
ノートパソコンのスピーカーから流れているBGMは水上の音楽。
ピアノの旋律がやわらかく涼やかに響いてる。
しっとりとした音に身を任せるだけで冷房なんかいらなくなるよな。
まあ、起きてる間は普通に冷房ガンガンに利かせるんだけどな。
そうやって意識を落としたり、繋げたりと微睡(まどろ)みを楽しむ。
なにもしない事が気持ちいいときってのが人間一番リラックスしてるらしいぜ。
もうあと何秒も持たないで泥のように眠れると最後の思考をしているとドアをノックする音がした。
かなり遠慮したようにコンコン…コンコン…っと、二回叩いて一拍空けている。
俺は返事をしなかった。
何か用事があるならもっと盛大にノックしてるだろうし、正直起きるのが面倒だった。
コンコン…コンコン…コンコン…ノックは続いた。
諦めて返事をしようとしたらガチャとドアノブが下がった音がした。
足音を殺して誰かがベッドの方にゆっくりと近づいてくる。
「起きてないの?」
俺はタヌキ寝入りを続けた。毛布の中から手が伸びてくるのを確認して、俺はその白い手首を掴んでひきづり込んだ。
「きゃあ!?」
バタバタと暴れるコイツを押さえつけて、首筋の辺りに舌を這わせた。
「ひゃうぅっ…」
「ん?」
駒狸さんにしては感度が良すぎる。
っか、こう…部分的にお肉が足りない。
俺は毛布をはね除けて、押さえつけてる人物を見た。
「っ…ばかぁ…」
黒いショートワンピースに黒いニーソックスでちょっと大人へ背伸びした格好の少女が頬を紅色に染めて潤んだ瞳で俺を見つめていた。
「あれ、カゲコ?駒狸さんじゃない?」
俺が首を傾げてると、再びノックの音がした。
ドアが開くと、駒狸が入ってきていった。
「悠くん、朝御飯が……!?も、もう、お召し上がり中でしたか!失礼しました!」
駒狸は慌てて出ていった。盛大な誤解を生じたまま。
「ちょっと待って!誤解!誤解だから!これ間違いだから!駒狸さんと間違えただけだから!」
「いいから、あたいの上からどけよ!この、ばかばかばか!!」
朝から最悪の目覚めだ。
いや、まぁカゲコはカゲコでありっちゃありだな。
「な、なによ。」
俺は半馬乗りのままカゲコにいった。
「いや、お前ってさぁ加虐心をくすぐるよな…」
「な、なにいってんだよ。どけよ!ちょ、手をわきわきすんな!や、やめっ……にゃああーー!」
そこから約五分間、俺の部屋にはあえぎごえとは程遠いが笑い声にしてはエロすぎる声がこだましていた。
朝食前の軽い運動にはなかなかもってこいかもしれない。