悪=正≒義=魔
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悪魔(あくま)とは、宗教用語。仏教では「煩悩」や「悪」、「邪心」などを象徴する超自然的な存在のことである。
宗教によっては神に敵対するものを指し、異教の神々への蔑称でもある。
神(かみ)は、神話や伝説や経典に登場する憧れや尊敬や信仰の対象となる存在、人知を超えた絶対的存在(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教など)、アニミズム的発想で自然界の万物を擬人化(神格化)した存在である。
その人の噂を聞いたのはのは私の配属が決まって、やっと仕事にも慣れがでてきた頃だった。
その人は「今は」生活安全課で居るらしい。
階級は「一応」巡査長。
出身は京都、大学卒業後「ある特別な部」に配属し、その後しばらくは「外国」で「ある仕事」をしていて現在は帰国してこの池袋警察署に居るという…。
この話を聞かされながら幾度か質問をしていた。
「一応」とか「ある仕事」とかはどう言う意味なのか?
そして、なぜ「巡査長」と呼ばれる人間に「署長」が敬語を使い、呼び出すのではなく自ら赴(おもむ)いて行くのかを…
だが、署長はあごに蓄えたおはぎみたいなヒゲを撫でて「詳しいことは本人に聞いてくれたまえ」…っと適当に誤魔化すばかりだった。
まえを歩く署長の一歩後ろについて歩いていくと他の人間は左右に道を開けて必ず一礼していく。
ほんの少しだけ愉快だった。
生活安全課に到着し、中へ入ると部署の人間はザッと音を揃えて立ち上がる。
署長は構わない職務を続けたまえといいながら、その男の方を見た。
全員が総立ちのなか、着席している男。
それだけでは無い、靴のまま足をデスクの上に投げ出してくわえタバコ。
遠目から見てもはっきりと解るくらい眉間にシワを深く刻んでいた。
不機嫌に何かの書類を睨んでいる。
署長はその不躾な男に声をかけた。
「柏くん、少しいいかね?」
「…あ゛っ?」
手にしていた書類の束をデスクの上に伏せてこっちを睨み付けてきた。
タレ目なのに三白眼で獲物を狙う猛禽類のようだ。
生活安全課の人間にはおよそ見えない、むしろヤクザみたい。
「柏くん、少しの間彼の面倒をみてくれないかね」
「断る。」
返答は明快にひと言。
天井に向けてフウッー…っと煙を吐き出した。
タバコだが、独特の煙たさがなくフルーティな甘い匂いがする。
「か、柏くんそういわずに……ほら、君の評価にも関わる事だし、立場も解るが、ここはどうかひとつ私の顔を立てていただけないかな。」
初老に差し掛かる警察署長が二十代前半(見た目)の巡査長に手を合わせて懇願している姿に訳がわからなくなる。
他の職員もなにも言わないし見向きもしない。
あの人の周りだけここには無く、切り離されているみたいだった。
署長と話がついたのか柏と呼ばれた巡査長はくわえていたタバコを床に捨てて踏み潰して立ち上がった。
改めて見て、かなりの長身で足も男性モデルみたいに長い。
宗教によっては神に敵対するものを指し、異教の神々への蔑称でもある。
神(かみ)は、神話や伝説や経典に登場する憧れや尊敬や信仰の対象となる存在、人知を超えた絶対的存在(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教など)、アニミズム的発想で自然界の万物を擬人化(神格化)した存在である。
その人の噂を聞いたのはのは私の配属が決まって、やっと仕事にも慣れがでてきた頃だった。
その人は「今は」生活安全課で居るらしい。
階級は「一応」巡査長。
出身は京都、大学卒業後「ある特別な部」に配属し、その後しばらくは「外国」で「ある仕事」をしていて現在は帰国してこの池袋警察署に居るという…。
この話を聞かされながら幾度か質問をしていた。
「一応」とか「ある仕事」とかはどう言う意味なのか?
そして、なぜ「巡査長」と呼ばれる人間に「署長」が敬語を使い、呼び出すのではなく自ら赴(おもむ)いて行くのかを…
だが、署長はあごに蓄えたおはぎみたいなヒゲを撫でて「詳しいことは本人に聞いてくれたまえ」…っと適当に誤魔化すばかりだった。
まえを歩く署長の一歩後ろについて歩いていくと他の人間は左右に道を開けて必ず一礼していく。
ほんの少しだけ愉快だった。
生活安全課に到着し、中へ入ると部署の人間はザッと音を揃えて立ち上がる。
署長は構わない職務を続けたまえといいながら、その男の方を見た。
全員が総立ちのなか、着席している男。
それだけでは無い、靴のまま足をデスクの上に投げ出してくわえタバコ。
遠目から見てもはっきりと解るくらい眉間にシワを深く刻んでいた。
不機嫌に何かの書類を睨んでいる。
署長はその不躾な男に声をかけた。
「柏くん、少しいいかね?」
「…あ゛っ?」
手にしていた書類の束をデスクの上に伏せてこっちを睨み付けてきた。
タレ目なのに三白眼で獲物を狙う猛禽類のようだ。
生活安全課の人間にはおよそ見えない、むしろヤクザみたい。
「柏くん、少しの間彼の面倒をみてくれないかね」
「断る。」
返答は明快にひと言。
天井に向けてフウッー…っと煙を吐き出した。
タバコだが、独特の煙たさがなくフルーティな甘い匂いがする。
「か、柏くんそういわずに……ほら、君の評価にも関わる事だし、立場も解るが、ここはどうかひとつ私の顔を立てていただけないかな。」
初老に差し掛かる警察署長が二十代前半(見た目)の巡査長に手を合わせて懇願している姿に訳がわからなくなる。
他の職員もなにも言わないし見向きもしない。
あの人の周りだけここには無く、切り離されているみたいだった。
署長と話がついたのか柏と呼ばれた巡査長はくわえていたタバコを床に捨てて踏み潰して立ち上がった。
改めて見て、かなりの長身で足も男性モデルみたいに長い。