最凶の相手・続
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紅が来てから数十分で俺の部屋は文字通り「集会場」と化した。
休みで暇をもて余した奴らはなぜか、樹液に群がるカナブンのようにうちに集まって来るのだ。
もちろん、事前連絡なんか有りはしない。
理由を聞いたら『だって、悠の携帯繋がらないし』との事なので残念ながら反論はできなかった。
ベッドに仰向けに寝転んでいた紅が俺の肩に手を置いていった。
「誰か二人、ウラガンとイビルいこうぜー」
「ちょっと待て俺は強制かい」
ちなみに部屋に居るのは、ベッドの上に紅。
それに持たれて座ってる俺、右隣にはこなた。左には優日。
真向かいに座ってる稲葉とテレビ前のミニテーブルを囲って戌塚、亮、千草だ。
あと千夜がいるけど、知識の蛇(本棚の迷宮のこと。こなたに勝手に名付けられた。)のどこかで読書中。
まさか冗談で進めた「活版印刷の父グーテンベルクの生涯」を読んでからヴィンテージ本にハマるとは思わなかった。
ボーッとしてると、隣のこなたが俺の肩にもたれ掛かっていった。
「ガンギンとイビジョって決戦の火山だよね~。私は暴砂剣シムンシアルでいこうかな~紅くん武器は?」
紅は俺の頭に顎をのせていった。
「デブリテイトグレイブ。毒にするぜ。悠は?」
耳元と頭の上からの問、俺は結局強制参加らしい。
どうでもいいけど暑苦しいから離れてほしい…。
二人を無視して俺はクスクス笑ってるやつにいった。
「……稲葉はなに使う?」
「そうね。覇弓レラカムトルムでいこうかしら。悠は笛でお願いできる?」
煌黒堅鎚アルメタ(ハンマー)でいこうと思っていたが、稲葉に頼まれたなら仕方ない。
「了解。マギアチャームとアヴニルオルゲールどっちがいい?」
「私は高耳ついてるからアヴニルでいいわよ。攻撃強化と効果延長だけで」
「うい。わかった。」
俺はさっそく笛装備に変更してると、こなたが口を尖らせていった。
「ぶ~、なんで稲葉ちゃんには聞いて私には聞いてくれないの?」
「はっ、決まってる。稲葉は俺の嫁だからな。」
どうどうと嫁宣言してやった。
だが、周りの反応は授業中に教師がいまいちなギャグをいったような感じ。非常に冷めてる。
紅がいった。
「悠は女キャラで稲葉の嬢ちゃんは男キャラだもんな。」
「いや、リアルに嫁って意味だから。」
はいはい、っと流されて集会場もう入ってるといわれた。
どうして信じてもらえないのだろう。
今日だけでも既に五回は付き合ってる宣言してるし、そもそも家に泊まりに来ている時点でなにかしらの関係ができてると思ってくれないものだろうか。
微妙に腹が立っていると、優日が小さくいった。
「ドンマイ。」
「……ありがと」
優日だけは俺と稲葉の関係を解ってくれている。
マジいいやつだ。
休みで暇をもて余した奴らはなぜか、樹液に群がるカナブンのようにうちに集まって来るのだ。
もちろん、事前連絡なんか有りはしない。
理由を聞いたら『だって、悠の携帯繋がらないし』との事なので残念ながら反論はできなかった。
ベッドに仰向けに寝転んでいた紅が俺の肩に手を置いていった。
「誰か二人、ウラガンとイビルいこうぜー」
「ちょっと待て俺は強制かい」
ちなみに部屋に居るのは、ベッドの上に紅。
それに持たれて座ってる俺、右隣にはこなた。左には優日。
真向かいに座ってる稲葉とテレビ前のミニテーブルを囲って戌塚、亮、千草だ。
あと千夜がいるけど、知識の蛇(本棚の迷宮のこと。こなたに勝手に名付けられた。)のどこかで読書中。
まさか冗談で進めた「活版印刷の父グーテンベルクの生涯」を読んでからヴィンテージ本にハマるとは思わなかった。
ボーッとしてると、隣のこなたが俺の肩にもたれ掛かっていった。
「ガンギンとイビジョって決戦の火山だよね~。私は暴砂剣シムンシアルでいこうかな~紅くん武器は?」
紅は俺の頭に顎をのせていった。
「デブリテイトグレイブ。毒にするぜ。悠は?」
耳元と頭の上からの問、俺は結局強制参加らしい。
どうでもいいけど暑苦しいから離れてほしい…。
二人を無視して俺はクスクス笑ってるやつにいった。
「……稲葉はなに使う?」
「そうね。覇弓レラカムトルムでいこうかしら。悠は笛でお願いできる?」
煌黒堅鎚アルメタ(ハンマー)でいこうと思っていたが、稲葉に頼まれたなら仕方ない。
「了解。マギアチャームとアヴニルオルゲールどっちがいい?」
「私は高耳ついてるからアヴニルでいいわよ。攻撃強化と効果延長だけで」
「うい。わかった。」
俺はさっそく笛装備に変更してると、こなたが口を尖らせていった。
「ぶ~、なんで稲葉ちゃんには聞いて私には聞いてくれないの?」
「はっ、決まってる。稲葉は俺の嫁だからな。」
どうどうと嫁宣言してやった。
だが、周りの反応は授業中に教師がいまいちなギャグをいったような感じ。非常に冷めてる。
紅がいった。
「悠は女キャラで稲葉の嬢ちゃんは男キャラだもんな。」
「いや、リアルに嫁って意味だから。」
はいはい、っと流されて集会場もう入ってるといわれた。
どうして信じてもらえないのだろう。
今日だけでも既に五回は付き合ってる宣言してるし、そもそも家に泊まりに来ている時点でなにかしらの関係ができてると思ってくれないものだろうか。
微妙に腹が立っていると、優日が小さくいった。
「ドンマイ。」
「……ありがと」
優日だけは俺と稲葉の関係を解ってくれている。
マジいいやつだ。