最凶の相手・続
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
時間は…たぶん早朝、稲葉は完全に熟睡中、俺は半覚醒状態……結論、も少し寝よう。
春眠暁をなんたらと、春の朝の布団は時にどんなリビドー(欲望)をも凌駕するほど幸せなものなのだ。
稲葉に毛布をかけなおして、俺は背を向けるように左側へ寝返った。
だが、それは俺の意識を完全に覚醒させた。
「すー…すー…」
定期的な寝息が俺の口元にかかる…目の前にあるのは真桜の安らかな寝顔。
俺は叫びそうになった。
数センチずれていたら寝返りキッスという世にも珍しい行為が起きていただろう。
「なんでコイツまで…」
右には稲葉、左には真桜、少女と幼女に挟まれた俺はゆっくりと元の位置に寝返りで戻った。
仰向けで二度目の見慣れた天井を見上げる。
「……完全に目が覚めた」
朝が弱い俺でも、女の寝顔二連発は十分目覚ましになる。
覚醒して、俺は自分の置かれている状況を再確認した。
まず、起こさない様に寝返って右側に熟睡中の彼女を見る。
「すぅ…すぅ…」
白いTシャツは少し大きめで俺の位置からだと呼吸をするたびに二つのマシュマロが確認できた。
決して大きくは無いが小ぶりで白い胸。
トップは見えないが、どうやらブラはつけていないらしい…。
そして左側の熟睡中の居候(?)幼女は紙みたいにうっすいワンピースを一枚だけ正直下着と変わらない。
そして真ん中にいる俺は上半身マッパで下はパンツ一丁。これは普段俺の寝巻きなんだから文句はいわないでくれよ…。
「んんっ…」
「(うおっ!)」
稲葉は俺の腕を抱き締めてきた。ふにゃりと薄いTシャツ一枚越しに柔らかい感触。
「っ…んっ…」
「(こっちもか?!)」
どんな偶然かまおまで抱きついてくる、しかもコイツはナリが小さい分コアラのように両手足でしっかりと俺の腕をホールドしてくる。
女性の柔らかさと子供のホコホコした体温の高さが二つ同時に俺を包み込んでいる。
今なら誰になんていわれても構わない。
俺はとても幸せです。
「ねぇ、鼻の下伸びきっているところ悪いけどそろそろ起きない?」
「まったくなの。」
俺はステレオで聞こえる声にハッとなり、首を振った。
さっきまで熟睡してたはずの稲葉も真桜もバッチリと目が開いている。
しかも、明らかに寝起きな様子はない。
俺はどちらにないしいった。
「えーと…いつから起きてたの?」
「「最初から(なの)」」
二人は朝食が冷めるから早く降りてこいとだけいうと、なにもなかったようにベッドから起きて、本棚とガラスケースの迷路を抜けて部屋から出ていってしまった。
ひとり取り残された俺は脱ぎ捨ててある軍パンに足を通して俺はひとつ誓った。
今日からドアに鍵を掛けよう。南京錠のゴツいのを……泣きそうになんかなってにいし…。
春眠暁をなんたらと、春の朝の布団は時にどんなリビドー(欲望)をも凌駕するほど幸せなものなのだ。
稲葉に毛布をかけなおして、俺は背を向けるように左側へ寝返った。
だが、それは俺の意識を完全に覚醒させた。
「すー…すー…」
定期的な寝息が俺の口元にかかる…目の前にあるのは真桜の安らかな寝顔。
俺は叫びそうになった。
数センチずれていたら寝返りキッスという世にも珍しい行為が起きていただろう。
「なんでコイツまで…」
右には稲葉、左には真桜、少女と幼女に挟まれた俺はゆっくりと元の位置に寝返りで戻った。
仰向けで二度目の見慣れた天井を見上げる。
「……完全に目が覚めた」
朝が弱い俺でも、女の寝顔二連発は十分目覚ましになる。
覚醒して、俺は自分の置かれている状況を再確認した。
まず、起こさない様に寝返って右側に熟睡中の彼女を見る。
「すぅ…すぅ…」
白いTシャツは少し大きめで俺の位置からだと呼吸をするたびに二つのマシュマロが確認できた。
決して大きくは無いが小ぶりで白い胸。
トップは見えないが、どうやらブラはつけていないらしい…。
そして左側の熟睡中の居候(?)幼女は紙みたいにうっすいワンピースを一枚だけ正直下着と変わらない。
そして真ん中にいる俺は上半身マッパで下はパンツ一丁。これは普段俺の寝巻きなんだから文句はいわないでくれよ…。
「んんっ…」
「(うおっ!)」
稲葉は俺の腕を抱き締めてきた。ふにゃりと薄いTシャツ一枚越しに柔らかい感触。
「っ…んっ…」
「(こっちもか?!)」
どんな偶然かまおまで抱きついてくる、しかもコイツはナリが小さい分コアラのように両手足でしっかりと俺の腕をホールドしてくる。
女性の柔らかさと子供のホコホコした体温の高さが二つ同時に俺を包み込んでいる。
今なら誰になんていわれても構わない。
俺はとても幸せです。
「ねぇ、鼻の下伸びきっているところ悪いけどそろそろ起きない?」
「まったくなの。」
俺はステレオで聞こえる声にハッとなり、首を振った。
さっきまで熟睡してたはずの稲葉も真桜もバッチリと目が開いている。
しかも、明らかに寝起きな様子はない。
俺はどちらにないしいった。
「えーと…いつから起きてたの?」
「「最初から(なの)」」
二人は朝食が冷めるから早く降りてこいとだけいうと、なにもなかったようにベッドから起きて、本棚とガラスケースの迷路を抜けて部屋から出ていってしまった。
ひとり取り残された俺は脱ぎ捨ててある軍パンに足を通して俺はひとつ誓った。
今日からドアに鍵を掛けよう。南京錠のゴツいのを……泣きそうになんかなってにいし…。